鈴木恵のレビュー一覧

  • アルファベット・ハウス

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    書き出しから緊迫感に満ちた筆致で、テンポよく作中にどんどん惹き込まれていく。
    我々が知り得ない、戦争という異常な状況の中で、とにかく自らの命を守るという本能に突き従って決死の努力を続ける2人の主人公に同調、没頭する序盤。
    物語はそこからさらに展開を見せ、30年近い時を経た第二部で繰り広げられるドラマに至るまで、飽きずに読者を掴み続ける。
    とても2時間では描き切れないだろうが、アクション性にも富んだこの壮大な流れはいかにも映像化向きのようでもあり、つまり視覚的なヴィジョンも明確に頭に浮かんでくる類の小説だ。
    個人的には、終盤の活劇がほんの少しだけ好みでない部分があるかな、という感じもしたが、文句

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    2016年05月03日
  • アルファベット・ハウス

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    ネタバレ

    割と関係にもえつつも、
    もし友人を置いてくることがあったら、至急且つ速やかに助けにいくべし、と思いました。
    深夜プラスワンを読みたくなる雰囲気。

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    2016年05月23日
  • アルファベット・ハウス

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    ヨーロッパの作家にとってナチスドイツものは一度は取り組まなければいけないテーマなのかも知れない。どれだけのナチス党員が戦後前身を隠して安穏と暮らしていたのだろうか。

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    2016年01月27日
  • アルファベット・ハウス

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    ネタバレ

    第1部は汚いし残酷だし、読むのが辛かった。裏表紙のあらすじがなかったら、読み切れなかったかも。
    第2部からも、ひどい暴力でどうなるのか先が気になるから、読み続けたけど苦痛だった。
    恐怖にさらされて生きていくことが、心に いかに悪く作用するのか分かった。
    ジェイムズとペトラが今後幸せになればいいけど。

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    2015年10月28日
  • われら闇より天を見る 下

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    立ち直れないような絶望から何度も立ち上がって希望を見出していくそんな物語。
    ビデオテープの行き先にはそんなボタンの掛け違いがあったのかとあんまりな気持ちにもなりつつ。
    切なさを感じる結末だが残された者たちの幸せを祈りたい。

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    2026年01月01日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)最後のトコ。零時を1分過ぎていた。が正解じゃろ!

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ソコは大事!

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    2025年12月17日
  • ロビンソン・クルーソー(新潮文庫)

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    大学の課題で読んだ。読んでいる時は話の内容の面白さがわからなかったが、授業を通して解説を聞く中で、宗教や中産的生産者層との関係を発見でき、魅力の詰まった作品なんだと気づいた。

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    2025年11月27日
  • 拳銃使いの娘

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    ネタバレ

    ハウザーが残忍でなんでもありで最強なんだけど、最後パクに殺されるシーンがスカッとして最高。ハウザーの相棒の豚も気持ち悪い。

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    2025年10月18日
  • 宝島

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    ネタバレ

    大人の童話でした!有名作品に触れられてよかったという気持ち

    ちなみに全然宝探さない!!続きが気になるというか、いつ宝を探すんだろうという興味で読み進めた感じです!
    ちなみに宝はあった!!!これでなかったらどうしようかと思った!

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    2025年10月09日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    短編集。それら全てが最後に繋がるという壮大な仕掛けが施されている。しかし長すぎて最後を読む頃には最初の内容を忘れている。もっとコンパクトにして仕掛けを際立たせることもできたのでは?

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    2025年06月21日
  • 終わりなき夜に少女は

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    ネタバレ

    去年新刊案内で気になった『終わりなき夜に少女は』(クリス・ウィタカー)。

    海外の小説は、登場人物が多すぎて誰が誰だかわからなくなるという理由で避けていたのですが、

    頑張って読んでみる事にした!

    少女達の失踪、なかなか解決しない流れに「まだか……まだか……」と思いながら数日間格闘し、約450ページやっと読み終えた。

    『名探偵コナン』(青山 剛昌)や『金田一少年の事件簿』(樹林伸)のように天才的頭脳を持った主人公がハイスピードで事件を解いていく感覚に慣れてしまっていたせいか、

    結末を急ぐクセがある。

    でも大抵の事件はなかなか解決できずで時が過ぎる事の方が多いでしょう。

    連続する曇天な

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    2025年06月20日
  • 拳銃使いの娘

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    熊のぬいぐるみを常に持ち歩いている少女ポリーの前に、刑務所から出てきた父親ネイトが現れ、刑務所内でギャングのボスの弟を殺してしまったので一家全員命を狙われていると告げる。すでにネイトの元妻(ポリーの母)はギャングに殺されてしまったので、ネイトとポリー(と熊のぬいぐるみ)は車を盗んで逃避行に出る…というストーリー。
    原文のせいか翻訳のせいか、アクションシーンが淡々と出来事を羅列しているだけのように思えて盛り上がりに欠ける。
    ストーリーは、ひねりやどんでん返しは見当たらない素直なもので、スラスラ読めた。

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    2025年05月02日
  • 失墜の王国

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    ネタバレ

    CL 2025.4.17-2025.4.21
    兄ロイと弟カール、カールの妻シャノン。
    ロイとカールは10代の頃からお互いのために罪を犯し、シャノンが加わった後も、家族のために罪を重ねる。でも、結局はお互いを裏切り最後の悲劇へと突っ走っていく。
    兄弟。何よりも誰よりも分かちがたい兄弟の絆。全く心温まる絆ではないけど。ある意味不健全なくらいに強い絆なんだと思う。
    なかなかに硬質なキッパリしたノワールだった。
    次作はさらに悲惨な出来事が起こるらしい。怖いような楽しみなような。

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    2025年04月21日
  • 真夜中の太陽

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     『その雪と血を』が好き過ぎて、一部の登場人物と組織が共通しているという連作『真夜中の太陽』を読んでみた。

     主人公ウルフが目にする風景に「静かな空漠感というか、寡黙な非常さ」を感じ、夕方に「奇妙なわびしさと無情さが漂っていた」と語る場面があるが、それはそのままジョー・ネスボの世界観だ。

     せつないラストがグッときた前作とは違ったが、ラストに至るまでのウルフの生き方に引きずり込まれるように読んだ。
     この薄さの本に一人の男のこれほどの厚い人生を書きこんで、、、やっぱりネスボは凄いな!!

     私としては前作のやるせないラストの方が好みだが、、、最後の1ページの思わせぶりな終わり方の余韻にも充

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    2025年01月24日
  • 失墜の王国

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    ネタバレ

    重厚過ぎるノワール。血みどろでぐちゃぐちゃでどんどん辛くなっていくがなんとか2段組536頁を読み終え、自分なりに決着をつけたと思う間もなく衝撃の報せが。
    なんと、続編があり更に悲惨な出来事が起こるらしい。
    これ以上の悲劇っていったい…
    この暗黒をシリーズ化するとはさすがネスボ。

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    2025年01月08日
  • 宝島

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    老海賊から宝島の地図を手に入れ
    宝探しの旅に、なんですが・・・
    宝島ってこんな物語だったのかと感じました
    とてもシンプルにまとまっている
    とても有名な作品に触れられてよかったと思います

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    2024年12月22日
  • 第八の探偵

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    イギリスの作家アレックス・パヴェージの長篇ミステリ作品『第八の探偵(原題:Eight Detectives、米題:The Eighth Detective)』を読みました。
    イギリスの作家の作品を読むのは、10月に読んだクリス・ウィタカーの『消えた子供 トールオークスの秘密』以来ですね。

    -----story-------------
    七つの作中作が織り込まれた破格のミステリ!
    米ニューヨーク・タイムズ年間ベストスリラー選出!

    独自の理論に基づいて、探偵小説黄金時代に一冊の短篇集『ホワイトの殺人事件集』を刊行し、その後、故郷から離れて小島に隠棲する作家グラント・マカリスター。
    彼のもとを訪

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    2024年12月02日
  • 終わりなき夜に少女は

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     登場人物が多いことに加え情報が小出しなので、結構、難解だった。メモ必須。
     ミステリーではあるけれど、閉鎖的な街ならではの慣習があって、その中でどう生きてゆくのかという方が大きかったように感じた。
     いろんな要素が盛り込みすぎで、もう少しすっきりすると、良い作品になると思った。

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    2024年10月20日
  • 終わりなき夜に少女は

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    CL 2024.9.11-2024.9.15
    アラバマ州の狭い街で起こった少女失踪事件。
    過去の連続少女誘拐事件、失踪した少女の双子の妹レインや父親、叔父。警察署長の過去と苦悩。その他多くの登場人物たちを丁寧に描いて、現在を浮かび上がらせる。

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    2024年09月15日
  • 終わりなき夜に少女は

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    双子の姉妹の姉・サマーが、突然いなくなる。
    妹のレインと違って真面目で大人しく誰からも好かれるような彼女の失踪に、家族は単なる家出だとは思わなかった。
    ただレインは何故なのか原因がわからなくて、ひたすらサマーの行方を探すところから物語は始まる。

    サマーの行方がわからなくなる以前に何人かの少女たちが誘拐されていたこともあり、その彼女たちの家族のことや狭い町の閉塞感などを織り交ぜているのでかなりの長編になっている。
    会話形式で軽妙に進んでいくなかで、姉妹の内に秘めた気持ちを知ることができるのだが、結末は虚しく感じた。

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    2024年09月02日