鈴木恵のレビュー一覧

  • 夜を生き延びろ

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    『すべてのドアを鎖ざせ』が面白かったので期待して読んだが、前作には及ばず。主人公の脳内映画という特殊体質?がなんだか面倒くさくて、途中から斜め読みになってしまった。とはいえ、最後の方はなかなかスリリングな展開でよかったので、星3つ。

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    2024年08月18日
  • 終わりなき夜に少女は

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    『われら闇より天を見る』が良すぎたのかも。
    群像劇のようなところは良かった。ただ、同じ人物が呼び名で登場するなどして混乱し、序盤は苦戦した。ラストが近づくにつれて面白くなった。
    面白さは『われら天より〜』>『消えた子供』>『終わりなき〜』だと思う。

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    2024年08月11日
  • 終わりなき夜に少女は

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    こっちの方がわれら天より、より先なんですね。納得。荒削りでごちゃごちゃした印象。なんか中途半端な感じ。サマーとレインの描き方はよかったけど、ボビー神父にはぁ?という印象。事件の理由もよくわからず。でも、これが閉塞感あるカントリーサイドのリアルなのかも。前作でも思ったけど、ちょっと相性悪いかもなあ。

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    2024年08月06日
  • 終わりなき夜に少女は

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    ネタバレ

    『われら闇より天を見る』を読んで泣いたりしたので、こっちもまあまあ期待して読んだが、どうにもこうにも。われらは3作目で、こっちは2作目なので、ちょっと荒いというか、物足りなさを感じた。

    ボビー牧師が許されるのマジわからん。
    この話は、グレイスという箱庭で、作者という神があれこれしている構造なんだと思う。正しいことをすれば許され、後悔すれば許され、他人を赦せば許される。逃げ出せば死に、変わらなければ不幸が訪れる。
    でも、ボビー牧師はダメだろ。レインはずっとサムソンがサマーをさらったかなんかしたと思うことになる。全部が全部すっきりしなくても、メタ的にはボビーにも何か無いと思う。息子マイケルを失っ

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    2024年08月04日
  • 宝島

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    ネタバレ

    読むのに時間がかかってしまって、印象に残っている部分が少ないのが残念。
    この本はタイトルと表紙がわからないまま買ったため、わくわくした。
    タイトルは宝島
    そう初めて見た時、子供向けで読みやすいのではないかと思ったが、言い回しだったり、割と直接的な表現で、うわっとなるシーンも少なくなかった。表現で言うと大人向けなのではと思った。
    冒険心がくすぐられるのと、海賊との駆け引きのどきどきは本を閉じた後でも余韻とて残っている。
    死ぬまでにもう一度読むだろう。

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    2024年07月03日
  • ロビンソン・クルーソー(新潮文庫)

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    友達から薦められて読みました。
    冒険小説として、大航海時代の物語という歴史小説として、信仰が如何なるものかを示す読み物としてなどいろんな読み方ができるようのかもしれない。

    災難を免れるより罪から免れることの方がはるかにありがたい、恐れている災いより、恐れそのものの方が重荷になるなど究極の状態にならないと気づけないようなことを読者に気づかせてくれる。

    人間が一人で一から始めるとシンプルなことが実は複雑であり、どれだけの人類の叡智が集められていることなのかと驚くことになるんだろうな。

    私は主人公が未開の人を召使として扱う描写が人種差別につながることをイメージしてしまい、居心地の悪さのようなも

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    2024年03月12日
  • 第八の探偵

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    作中作が七つもあるのに驚いた。作中作に紙幅を割き過ぎでは…?でも、作品全体の構成としては七作品くらいは必要な気もするし、う〜ん…面白くはあったけど、消化不良感は残る。あと、これからミステリ読んだら構成をベン図にしてみたい。楽しそう。

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    2023年07月17日
  • 拳銃使いの娘

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    11歳の少女ポリーは、母と養父と暮らしていた
    ポリーの父ネイトが刑務所から出てきた瞬間からポリーの人生は一変する

    ネイトが獄中でギャング組織を敵に回したことから、自身と家族全員の命を狙われることとなる
    母と養父は殺され、ポリーは助けに来たネイトと逃亡の旅に出る

    逃亡の旅を続ける中でポリーは生き延びる術を身に着けていき、父ネイトへの想いも次第に変わっていく
    そして、何が何でも我が子を守りぬこうとするネイトが熱い!

    犯罪と暴力、そして命をかけた逃亡の旅はいかに!

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    2023年07月10日
  • 盗作小説

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    落ちぶれた作家がある学生のプロット
    を聞き、その内容に成功の鍵を見つける。
    それが後々作家の精神を蝕んでいく事に
    なる。
    題名の通りこれは盗作をした作家の細やかな
    心理描写と前半の過去の栄光に縋り
    スランプに陥って人生を無意味な物として
    過ごしている人生、その後盗作小説で
    有名作家として成功した人生を謳歌する
    主人公。
    愛する人との出会いそして結婚、全てが
    嘘のように順調に進んでいたが
    ある時不穏なメッセージが届く、そこから
    歯車が崩れて行き真実に近づく様は
    全て解決すると思われた。
    色々散りばめられた謎は最後に一つの人物
    に行き付きガラスの様な幸せも
    スープと嘘で固められたプロットに‼︎

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    2023年06月05日
  • 盗作小説

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    作家が主人公なだけに、過去の栄光に縋る気持ちやら目の前の才能溢れる性格の悪い作家志望者にイラつく様などが臨場感を持って描写されているのは面白かった。
    後ろめたいからこそ普通の人が自分への中傷に対して抱く感情が湧かず、疑心暗鬼が先行してしまい、どんどん精神が病んでいく描写も良かった。
    ただミステリーとなると、終盤まあまあな捻りはある物の、捻りが入るのが本当に最後の方だし、ある程度数読んでる人だと筋が読めてしまって物足りないかなと思いました。ジェフリー・ディーヴァーならもう一捻りは入っただろうし、この作品の様なオチにはしなかったろうなぁと。(好き好きと言えばその通りですが)

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    2023年05月24日
  • 盗作小説

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    SL 2023.5.15-2023.5.18
    書けなくなった作家が他人のプロットを盗んで作品を書き大ヒット。それを暴くようなメールが届いて、という、よくあるプロット。
    どういった着地になるのか気になって読み進める。

    こんな終わり方とは。なかなかに意外性が。
    ジェイコブが調査する過程が丁寧に描かれていて、途中もそれなりに楽しめる。でも、この決着の付け方が新鮮でいいかも。

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    2023年05月18日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    25年前にミステリー短篇集『ホワイトの殺人事件集』を発表したっきりの作家グラントと、復刊のために彼の地所を訪れた編集者のジュリアは、かつてのグラントが打ち立てた〈探偵小説の順列〉に従って書かれた収録作をひとつずつ検討していく。ジュリアが見つけた、グラントの小説にちりばめられた違和感の正体とは。作中作が7篇も読めるビブリオ・ミステリー。


    うーん、面白かったけど期待は超えてこなかった。作中作に気になる矛盾点がちりばめられてひとつの大きな謎をかたちづくるという凝った構成は贅沢だったし、ミステリーの”解答”なんてディテールを少しいじるだけで如何様にも変えられるという視点も好み。それだけに、もっと面

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    2023年03月03日
  • 第八の探偵

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    久しぶりの海外小説。
    「登場人物」を見たときの衝撃と期待感。
    なかなか面白いんだけど、邦訳の表現と相性が今一つだったかな。
    デビュー作とのことなので、ちょっと気にかけておこうと思います。

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    2022年11月27日
  • 第八の探偵

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    殺人ミステリーの構造を数学的に分類しその主要な分類の実例として書かれた7つの短編集、この短編集を書籍化するために作者のもとを訪れた編集者はそれぞれの短編に矛盾点があることに気付き始める。

    『カササギ殺人事件』のような作中作が登場するタイプの多重構造のミステリー。

    ミステリーを数学的に分類するというメタ的な視点や作中の仕掛けには興味深い部分はあったけれど、この分類というテーマとその仕掛けのせいで、『カササギ殺人事件』とは違って短編自体があまり面白くないという欠点があった。

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    2022年11月23日
  • 拳銃使いの娘

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    11歳のポリーの前に、刑務所帰りの実の父親ネイトが突然現われた。獄中で凶悪なギャング組織を敵に回したネイトには、妻子ともども処刑命令が出ており、家族を救うため釈放されるや駆けつけたのだった。だが時すでに遅くポリーの母親は殺されてしまった。自らと娘の命を救うため、ネイトはポリーを連れて逃亡の旅に出る。処刑命令を出した組織に損害を与えるため、道々で強盗をくりかえす父子。暴力と犯罪に満ち危険と隣りあわせの旅の中で、ポリーは徐々に生き延びる術を身に着けていく。迫る追っ手と警察をかわして、父子は生き残れるか?

    アクションに次ぐアクションで、読ませます。

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    2022年09月18日
  • 神と罌粟【けし】

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    情報量、登場人物共に多すぎて、しんどかった。メキシコの麻薬カルテルと警察とアメリカの警察とごちゃごちゃした話。ぜーーーったいに麻薬カルテルはなくならない。そのおかげでおいしい思いしている偉いさんたちが多すぎるから。むしろメキシコの警察たちはほんとやってらんないんだろうな。多分ものすごい頑張って捜査したところで、その働きや旨味もアメリカが吸い取るんだろうし。腐敗を前提としたシステムを綺麗にしようなんざ、はなから違うんだよな。やっぱ一回アメリカ解体しないとだめなんかも。(他の国も)

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    2022年06月20日
  • トランプ

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    この本はアメリカで9月に発売されて
    日本では10月に出版されていました。
    凄く早い翻訳ですね。
    だから 翻訳者さんがこのように多いのですね~~

    日本では トランプさんの過激な発言だけが取り上げられているので
    この人はなんで こんなに有名になって
    人気があって 大統領になったのだろうと疑問になったので
    読んでみました。

    破天荒な生き方ですね。
    クイーンズ育ちの放漫で口の悪い少年だったトランプさんは
    そのまま 大きくなっちゃったみたいですね。

    借金や 失敗なども 経験したけど 
    そんな事は 顔に出さず 
    常に強気で 自分をアピールしている。
    ある意味 とても 凄い人だと思う。
    メディアの使い

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    2022年06月16日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    スペインの知人宅に招かれた男女が発見した刺殺死体の犯人はだれ?
    海辺の街で、崖から女を突き落としたとして逮捕された男は本当に犯人なのか。
    テラスハウスのバスタブで溺死したアリスを殺した犯人は。
    百貨店の大火災のすぐ脇のレストランで起きた撲殺事件。
    家から見える島に不審を抱いた夫婦が発見した遺体たち。島で何が起きたのか。
    引退した医師の元に訪れた女性が知りたがった、田舎屋敷の女主人が窒息死した謎。
    一人暮らしの刑事の元に届く不審な品と写真。

    20年前に出版された「ホワイトの殺人事件集」の復刻のため、隠棲生活を送る作家のグラントと編集者のジュリアは、7つの短編を読み返して議論していくが。

    それ

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    2022年05月15日
  • 真夜中の太陽

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    一人娘の命を救う為に罪を犯し、追われる身となった男。だが、男は周りに救われ妻を娶り幸せな道を歩むことに。人生、悪いことは続かない。その時が最悪だと考えれば努力次第で幸運が巡ってくると信じる事が大事だ。
    どん底を知れば、もう上しか道は無いのだ。人生の勝負事も同じ、「勝よりも負けることの方が多い。誰もが連敗を続けてやっと勝てるようになるんだ。大事なのは、自分がたくさん挑戦することのほうが上手くなるって事」

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    2022年02月15日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    作中作1つ1つが面白いのはもちろん、話がどこに向かっていくのか読んでいてもわからず・・・。てっきり作中作にヒントがあると思っていたのですが・・・さすがにこれは全く予想できませんでした。
    最後まで読むともう1度読み返したくなること必須です。

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    2022年02月14日