鈴木恵のレビュー一覧

  • すべてのドアを鎖せ

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    ネタバレ

    読みやすく、面白かった。

    読み始めホラー感あったから
    霊か、ヴァンパイアとか???なんて思ったりしてた。

    読後感はいい感じ。
    とりあえずうまい話には裏があるってやつよね

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    2026年10月18日
  • その雪と血を

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    「仕事」以外は不器用な殺し屋オーラヴ・ヨハンセン。

    不器用ながら「仕事」をこなし、

    不器用に恋をし、

    不器用ゆえにしくじり、

    不器用ながら反撃を試みる……。

    血腥い題材なのに血腥さをあまり感じない、読みやすい犯罪小説。分量もちょうどいい。

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    2026年09月07日
  • われら闇より天を見る 下

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    ネタバレ

    あー、読むのが辛かった。個人的に子どもが悲惨な目に合う物語が苦手なのに、この子達どうなるんだろう?と気になってしまって、最後まで読んでしまった。何ていうか、皆んなが皆んな、ボタンのかけ違いで、どれか一つがまともに機能できていれば、と思わずにいられない。ダッチェスとロビンが幸せであって欲しいのに、不器用な大人たちが秘密を抱えて、都合よく真実を塗り潰し、そしてダッチェス自身も、衝動的にみずからチャンスを壊してしまう。
    警察署長のウォークは、遅ればせながら、真実に辿りつくが、全てが終わったあと。そしてダッチェスは気付いていた。事件の真相に。ダッチェスがたった1人で、ヴィンセントに向かっていくくだりは痛々しくて読むのが特にしんどかった。
    最後、ダッチェスとロビンは、別々の道を歩むことになる。分かっていたけど、悲しかった。

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    2026年05月19日
  • その雪と血を

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    自分のルールから降りられない男の不器用さ
    派手などんでん返しがあるわけでもなく、そうなるしかなかったラストが切ない

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    2026年04月20日
  • 真夜中の太陽

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    身を隠すためノルウェー最北の地にやってきた「ウルフ」。そこで出会った親子との心温まるストーリーだ。北欧ミステリーではあるが、残酷な犯罪小説でも躍動感溢れる警察小説でも無い。
    極北の自然や少数民族の暮らしぶりから北欧感は味わえる。ミステリーを読み疲れた時、ミステリーっぽいヒューマンドラマで一休みしたい方にお勧め。

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    2026年03月16日
  • われら闇より天を見る 下

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    過酷、、、あまりにも過酷すぎた。主人公の人生があまりにも辛い。姉弟の別れも切ない。ラストのラスト、ほんの一筋の光は見えたけど、こうも容赦なく試練が訪れるとは。何があってもたくましく生きていかねば、というメッセージか。オリジナルのタイトルは、We begin at the endなんですね。

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    2026年03月06日
  • われら闇より天を見る 上

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    前半は主人公の境遇があまりにも辛く、毒親、ヤングケアラーの要素もあって何度か挫折しかけたけど、なんとか第2部に入って読み進められた。下巻でどう展開していくか

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    2026年03月03日
  • われら闇より天を見る 下

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    立ち直れないような絶望から何度も立ち上がって希望を見出していくそんな物語。
    ビデオテープの行き先にはそんなボタンの掛け違いがあったのかとあんまりな気持ちにもなりつつ。
    切なさを感じる結末だが残された者たちの幸せを祈りたい。

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    2026年01月01日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)最後のトコ。零時を1分過ぎていた。が正解じゃろ!

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ソコは大事!

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    2025年12月17日
  • ロビンソン・クルーソー(新潮文庫)

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    大学の課題で読んだ。読んでいる時は話の内容の面白さがわからなかったが、授業を通して解説を聞く中で、宗教や中産的生産者層との関係を発見でき、魅力の詰まった作品なんだと気づいた。

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    2025年11月27日
  • 拳銃使いの娘

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    ネタバレ

    ハウザーが残忍でなんでもありで最強なんだけど、最後パクに殺されるシーンがスカッとして最高。ハウザーの相棒の豚も気持ち悪い。

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    2025年10月18日
  • 宝島

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    ネタバレ

    大人の童話でした!有名作品に触れられてよかったという気持ち

    ちなみに全然宝探さない!!続きが気になるというか、いつ宝を探すんだろうという興味で読み進めた感じです!
    ちなみに宝はあった!!!これでなかったらどうしようかと思った!

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    2025年10月09日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    短編集。それら全てが最後に繋がるという壮大な仕掛けが施されている。しかし長すぎて最後を読む頃には最初の内容を忘れている。もっとコンパクトにして仕掛けを際立たせることもできたのでは?

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    2025年06月21日
  • 終わりなき夜に少女は

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    ネタバレ

    去年新刊案内で気になった『終わりなき夜に少女は』(クリス・ウィタカー)。

    海外の小説は、登場人物が多すぎて誰が誰だかわからなくなるという理由で避けていたのですが、

    頑張って読んでみる事にした!

    少女達の失踪、なかなか解決しない流れに「まだか……まだか……」と思いながら数日間格闘し、約450ページやっと読み終えた。

    『名探偵コナン』(青山 剛昌)や『金田一少年の事件簿』(樹林伸)のように天才的頭脳を持った主人公がハイスピードで事件を解いていく感覚に慣れてしまっていたせいか、

    結末を急ぐクセがある。

    でも大抵の事件はなかなか解決できずで時が過ぎる事の方が多いでしょう。

    連続する曇天なんて起きる事件は人の心を荒みやすくさせる事を『曇天に笑う』(唐々煙)で読んでイメージが付いていたから、

    文字だけに留まらない緊迫感を感じられて面白かった。

    けど……。

    長かったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

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    2025年06月20日
  • 拳銃使いの娘

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    熊のぬいぐるみを常に持ち歩いている少女ポリーの前に、刑務所から出てきた父親ネイトが現れ、刑務所内でギャングのボスの弟を殺してしまったので一家全員命を狙われていると告げる。すでにネイトの元妻(ポリーの母)はギャングに殺されてしまったので、ネイトとポリー(と熊のぬいぐるみ)は車を盗んで逃避行に出る…というストーリー。
    原文のせいか翻訳のせいか、アクションシーンが淡々と出来事を羅列しているだけのように思えて盛り上がりに欠ける。
    ストーリーは、ひねりやどんでん返しは見当たらない素直なもので、スラスラ読めた。

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    2025年05月02日
  • 失墜の王国

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    ネタバレ

    CL 2025.4.17-2025.4.21
    兄ロイと弟カール、カールの妻シャノン。
    ロイとカールは10代の頃からお互いのために罪を犯し、シャノンが加わった後も、家族のために罪を重ねる。でも、結局はお互いを裏切り最後の悲劇へと突っ走っていく。
    兄弟。何よりも誰よりも分かちがたい兄弟の絆。全く心温まる絆ではないけど。ある意味不健全なくらいに強い絆なんだと思う。
    なかなかに硬質なキッパリしたノワールだった。
    次作はさらに悲惨な出来事が起こるらしい。怖いような楽しみなような。

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    2025年04月21日
  • 真夜中の太陽

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     『その雪と血を』が好き過ぎて、一部の登場人物と組織が共通しているという連作『真夜中の太陽』を読んでみた。

     主人公ウルフが目にする風景に「静かな空漠感というか、寡黙な非常さ」を感じ、夕方に「奇妙なわびしさと無情さが漂っていた」と語る場面があるが、それはそのままジョー・ネスボの世界観だ。

     せつないラストがグッときた前作とは違ったが、ラストに至るまでのウルフの生き方に引きずり込まれるように読んだ。
     この薄さの本に一人の男のこれほどの厚い人生を書きこんで、、、やっぱりネスボは凄いな!!

     私としては前作のやるせないラストの方が好みだが、、、最後の1ページの思わせぶりな終わり方の余韻にも充分、浸り切った。

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    2025年01月24日
  • 失墜の王国

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    ネタバレ

    重厚過ぎるノワール。血みどろでぐちゃぐちゃでどんどん辛くなっていくがなんとか2段組536頁を読み終え、自分なりに決着をつけたと思う間もなく衝撃の報せが。
    なんと、続編があり更に悲惨な出来事が起こるらしい。
    これ以上の悲劇っていったい…
    この暗黒をシリーズ化するとはさすがネスボ。

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    2025年01月08日
  • 宝島

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    老海賊から宝島の地図を手に入れ
    宝探しの旅に、なんですが・・・
    宝島ってこんな物語だったのかと感じました
    とてもシンプルにまとまっている
    とても有名な作品に触れられてよかったと思います

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    2024年12月22日
  • 第八の探偵

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    イギリスの作家アレックス・パヴェージの長篇ミステリ作品『第八の探偵(原題:Eight Detectives、米題:The Eighth Detective)』を読みました。
    イギリスの作家の作品を読むのは、10月に読んだクリス・ウィタカーの『消えた子供 トールオークスの秘密』以来ですね。

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    七つの作中作が織り込まれた破格のミステリ!
    米ニューヨーク・タイムズ年間ベストスリラー選出!

    独自の理論に基づいて、探偵小説黄金時代に一冊の短篇集『ホワイトの殺人事件集』を刊行し、その後、故郷から離れて小島に隠棲する作家グラント・マカリスター。
    彼のもとを訪れた編集者ジュリアは短篇集の復刊を持ちかける。
    ふたりは収録作をひとつひとつ読み返し、議論を交わしていくのだが……フーダニット、不可能犯罪、孤島で発見された十人の死体──七つの短篇推理小説が作中作として織り込まれた、破格のミステリ。
    解説/千街晶之
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    2020年(令和2年)に刊行されたアレックス・パヴェージのデビュー作です。

    探偵小説黄金時代に一冊の短篇集『ホワイトの殺人事件集』を発表して以来、孤島で暮らす作家グラント・マカリスター……編集者のジュリア・ハートは『ホワイトの殺人事件集』の復刊を企画し、著者のグラントのもとを訪れる、、、

    ジュリアは目が悪いというグラントのために収録作を一篇ずつ朗読しながら、その内容について議論を交わしていく……そして、すべての作品を読み終えたとき、思いもしない事態が待ち受けていた……。

    作品に隠された秘密とは? 7篇の作中作が織り込まれた傑作ミステリ!

    作中作の7篇の短篇ミステリが愉しめたうえに、作品全体を通した謎解きも愉しめる……そんなお得な作品でしたね、、、

    作中作は、容疑者が2人でどちらかが加害者、被害者が加害者、探偵役が加害者、複数の容疑者全員が加害者、複数の容疑者の半分が加害者、孤島に呼び出された全員が被害者……等々、それぞれが異なる設定で愉しめるのですが、何だかモヤモヤ感や違和感を覚える展開。

    終盤にそのすべての物語のどんでん返しが用意されていて、全てが繋がることで心地良さが感じられましたね……グラント・マカリスターの短篇集に『ホワイトの殺人事件集』というタイトルが付けられた理由も納得、、、

    全ての謎が解けたときに、全てが一変する展開も面白かったです。

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    2024年12月02日