鈴木恵のレビュー一覧

  • 拳銃使いの娘

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    ネタバレ

    強面のタフガイネイトが勢い余ってしでかした所業のつけを支払わされる事態を何とか乗り切ろうともがくありがちなクライムノベル。

    特徴的なのは命を守るために共に逃避行に連れ出した娘のポリーの存在。
    ”拳銃使いの眼”と評された青い眼を持つ若干11歳のポリーは始めこそ内気でびくびくしていたが、道中目にする父親の振る舞い、父親から教えられる心得を糧にその道の人間に目覚めていく。

    こざっぱりした文章で、TVドラマのプロデューサーが書いた物語だけあって、深みがあるというよりは次の展開をだしにテンポ良く読ませていくスピード感が売りの物語。

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    2020年05月18日
  • 宝島

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    子どもの頃、小学館の少年少女世界名作文学全集で読んだ。内容は最初の方だけ覚えてた。ピーターパンと記憶がごっちゃになってる。2020.5.3

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    2020年05月03日
  • ザ・チェーン 連鎖誘拐 上

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    現代ネット社会の闇を映したミステリー小説の上巻。主人公・レイチェルの娘のカイリーが誘拐され、レイチェルは身代金&他の子供の誘拐を指示される、レイチェルは誘拐した子供の親に身代金&誘拐を指示し、被害者から加害者へと変わり、その後も誘拐はチェーンの様に連鎖していく。登場人物はSNSを使って他人の個人情報を把握し誘拐を企てる等、SNSによりすべての情報が筒抜けになる現代のネット社会を皮肉った側面もありつつ、展開もスピーディーで非常に面白い。絶妙なところで終わり、下巻へ続く。

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    2020年03月28日
  • ザ・チェーン 連鎖誘拐 下

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    下巻ではしょっぱなからギアあげつつ、途中からハリウッドライクな(FPSゲーム的な)アクションありのノンストップ展開でラストまで進行する。銃やらドラッグが日常化しているアメリカならではの展開かつ、アメリカ社会に蔓延するウーバーイーツなどのシェアリングビジネス&Facebookになどのソーシャルネットワークに警鐘を鳴らす作品でもある。あらゆることがネットで出来るようになったので便利な世の中になったが、我々が思っている以上に周囲に情報は筒抜けであると再認識させられた。

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    2020年03月28日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    ところどころで、ちょっと何言ってるか分からない部分があったけどテンポがよかった。

    そんな物語でした。

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    2019年12月10日
  • 拳銃使いの娘

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    ネタバレ

    簡にして要を得たそぎ落とされ方といい人物設定といい映像化向きのストーリーで,結局レオンじゃんという感想やもうちょっと背景を知りたいよという読後感になるように思うけど,ポリーが魅力的すぎて全くそうならない。チャイナな俳優さんも含め魅力的な人を揃えて映像化してもらえる気がする。

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    2019年11月18日
  • アルファベット・ハウス

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    ユッシ・エーズラ・オールスンのデビュー作。
    ナチスの精神病棟を描く前半は、結構しんどかったかな。
    第2部は1970年代になっての話だけど、
    すこーし粗いように思う。
    全体的に、も少し緻密に仕上げればよかったかな~と思う。

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    2019年11月05日
  • 拳銃使いの娘

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    ポリーが学校で自分はユダヤ教徒だと嘘を吐いたと知った時の、ポリーの母の反応が好きだ。いいお母さんだったのにね。ポリーの成長物語。ちょっと先行き恐ろしいが。ポリーこそ「恐ろしい子」by月影千草。大好きな『メンタリスト』の脚本家か。面白くて当然。

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    2019年06月25日
  • 拳銃使いの娘

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    とてもテンポの良いノワール。小学生の女の子が犯罪者の父親と逃亡するうちにどんどんアウトローに育っていくのだけど、落ち着いて考えれば、かなり無茶な話。でも、僕の場合はまあ気にせず軽く楽しめた。
    ハリウッドなら軽めのアクション映画にしてしまうのだろうが、希望はもっとハードが良いなぁ。例えば、ブラッドダイアモンドみたいな。ハッピーエンドじゃないとこちゃんと見せて欲しいかな。

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    2019年04月07日
  • 宝島

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    男心をくすぐるストーリーでした。冒険はいいものですね。
    シルヴァーの世渡り上手さがサラリーマンに必要なスキルだと思った。

    2019/2/9

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    2019年02月10日
  • 宝島

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    海賊の冒険小説の登竜門とも言える本作。
    子どもの時に読んでいたらもっと魅力的な物語になっただろうと思った。もちろん大人になった今でもとても魅力あふれる物語である。
    少年が出会うさまざまな人や、立ち向かう困難は等身大の子ども達に大いなる刺激と興奮を与えてくれるだろう。
    きっと今描かれている映画や漫画の多くがこの宝島の影響を受けていると思う。それだけの冒険やロマンが詰まっている。

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    2019年01月22日
  • その雪と血を

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    殺し屋のかっこつけた話なのだが、舞台が1970年代のノルウェーってのが珍しい。ワケありの女とマフィアと不幸な生い立ちをクドクドと説明せずさらっと、でも印象に残る書き方で読みやすい。
    いいエンディングだったと思う。

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    2018年10月12日
  • 真夜中の太陽

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    『その雪と血を』と世界観を同じくする作品であり、一部の登場人物や組織が共通しているが、ストーリーとしては独立しているので、単発として読むことに何ら支障はない。

    舞台はノルウェー。少数民族サーミ人が暮らす北部。夏の間は真夜中でも日が沈まない極北の地。ダークなヴェールの内側で、暴力と愛と信仰が語られ、ストーリーはある種の緊張感を持ちながら意表をついた展開を見せる。

    『その雪と血を』にも通じる若干の緩さだったり抜け感はそのままに、見えない緊迫感の上でバランスを取ろうとする主人公の立ち位置が印象に残ったかな。さくっと読める死と再生と、そして<覚悟>の物語。

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    2018年09月08日
  • その雪と血を

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    ネタバレ

    北欧ノアールでオモロ作品とどこかで紹介されていたので手に取ってみた。
    想像してたのと全然ちゃう。まずそのボリューム、中編1作くらいしかないんじゃないかな?それくらい薄い本である。しかもポケミスなのに2段組みじゃなく1段組み。

    解説まで読んで納得。なるほど70年代のパルプノアールを意識して描いたならこの分量でも雰囲気出るわな。活字量は少なくても、非常に徹しきれない三流殺し屋のぎこちない生き様が見事に描かれている。これは小説の体を装った詩やな。エルロイや馳星周やウィンズロウが描こうとした世界と同じ冷たくて痛くて美しい世界。

    ミステリー要素もドンデン返しもあるんだが、この作品はそこを云々しても野

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    2018年05月30日
  • アルファベット・ハウス

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    11月-7。3.0点。
    第二次大戦、イギリス人兵士が、ドイツで撃墜され逃亡。
    ドイツ兵になりすまし、精神病院へ。
    ふたりは親友だが、ひとりは脱出、ひとりは置き去りに。

    第一部は戦争から精神病院。非常に重苦しい。
    第二部は戦後、脱走後。第二部から進みがはやく、一気読み。

    重かったな。

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    2017年11月20日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    エンタメは進化していくものだと思う。
    過去の傑作は、次々と現れる新しい才能により下敷きにされ、踏み台にされ、より新しい傑作に取って代わられる運命にあると思う。
    しかし、中には圧倒的に輝き、後進の追随をはねつけるほどの作品がある。
    この本はその希少な一冊じゃないだろうか。
    古臭いのは仕方ない、それでも息をつかせぬほどに面白い。
    エンタメ好きに多大な影響を与えていると思う。
    ルパン三世が世に出て人気が出たとき、ああ、ノリが軽すぎるけど深夜プラスワンだあ、と思った記憶がある。

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    2017年07月29日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    ネタバレ

    15年ぶりに再会した元恋人ジネットに逆プロポーズ的なことを言われたルイスのモノローグ

    『いきなりそんな。』

    一貫してハードボイルド調の一人称翻訳文で急にテンションがおかしくなるキャントン萌え。

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    2017年06月07日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    カーアクションやバトルの中にもある頭脳戦。
    それがかっこよかった。が、頭が付いて行かなかった。
    敵と味方が入りまじり、敵か味方か分からない展開の戦いがスリルがあった。
    呑んだくれのガンマンと腕利きドライバーが立ちはだかる警察や謎の敵を切り抜けながらリヒテンシュタインまで実業家を運ぶ展開が男らしくかっこよかった。
    めまぐるしい展開に頭が付いて行かなかったので、味わえる魅力が半減してしまったかもしれない。
    再読して今度こそ魅力を存分に味わいたい。

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    2017年03月15日
  • アルファベット・ハウス

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    人気シリーズを抱える著者のデビュー作と云う事と、
    面白そうなあらすじにまんまと乗せられてしまいました…
    そう、フィクションのエンタメ小説と云うのを
    楽しめば良かったんですよね…
    ちょっと期待しすぎてしまいました。
    自分の好みから云うと星2.5位なんですが…すみません。

    読み進めつつ「それちょっとどうなの」とか
    冷めてしまう点多々ありまして。
    後半も、女性の愛情&友情と云えば綺麗なのでしょうが…
    うーん(苦笑)

    病院に偽患者として潜り込む辺りまでは
    すんなり楽しめました。
    終わり方も印象的で良かったです。

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    2017年01月11日
  • その雪と血を

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    あらすじを読むと殺し屋の禁断の恋のようにイメージしてしまうが、れっきとしたノワールです。そして拍子抜けするほど短い。

    主人公の一人称でストーリーは進む。この主人公、殺しの腕はいいが欠点も多々あるという人物。そのひとつである惚れっぽさから始まって途中でボタンを掛け違えたことから、一気に転げ落ちていく。緊迫の中の緩さだったり、壮絶な過去を背負った不器用さだったり、暴力一色なのだがどことなく抜け感があるという不思議な世界観。

    ラストは印象的。詩的で美しい。その時間、彼が脳裏に浮かべていた光景を思うと何も言えなくなる。短い頁数なのでその余白を活かして読後の余韻に浸るのがお勧め。終盤駆け足で読んだせ

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    2016年10月20日