池村千秋のレビュー一覧

  • 世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪

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    社会科学は因果推論の根本問題が存在するため研究が難しい分野であるため、
    本書の表題はその点が考慮されておらず過大に思える
    とはいえ2008年の金融危機で直面した経済学の混乱の歴史を知るには悪くない

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    2023年10月07日
  • 世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪

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    経済学者の提言は役に立たないところか有害だーって内容。どんな考えが有害なのかがわかりやすく書かれている。

    世界を破綻させたとあるが、実際は破綻してるわけじゃないのでまあタイトル詐欺なのは否めない。
    経済学者がいかに間違った提言を自信満々に、臆面もなく、予測どころか実証すらかけらもなく、検証に耐えられない状態であるのにも関わらず垂れ流しているのかはとてもよく書かれているのだが、なぜそうなってるのかというと「間違った考えに固執してるから」としか書いてないのがちょっと残念かな。
    基本的に政策提言は採用されなければただの戯言にしかならないものなので、なぜ採用されるのか、(正しい政策が)なぜ採用されな

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    2020年06月16日
  • 常識の壁をこえて ――こころのフレームを変えるマーケティング哲学

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    ネタバレ

    言われていることはごもっともだけれども
    現在騒がれているある人が出ているのと
    いわゆるトンデモを取り上げているので減点。
    まあ騒がれている人に関してはこの本の罪ではないかな。

    ただ言えることはあまりにも常識の壁をぶち抜きすぎる人は
    やはり上に立つことは向かないわね。
    特にそれが大きなものを動かす場合。
    現実に世界的に一触即発状態でしょ?

    売りたいものを動かす時にそれがあれなものでなければ
    この手法は間違いのないもの。
    だけど昨今のある業界のように常識を破るものを
    負のベクトルに使った場合は言わずもがな。

    諸刃の剣だと思うな。

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    2020年01月08日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    本のタイトルからビビビっときて、読んでみた。

    過去、自分の働いていた経験から、もっとお互いの弱さ・弱みをオープンにして、
    失敗を許容できる文化がないと良い組織にはなれないと漠然と考えていて、
    そういった類の本ではないかと思って読んでみました。
    結果は、自分の想像とは少し方向性が違ったけれど、
    納得のいく個所も多々あり、学びが多かったです。

    ただ、主張がややドラスティック。
    相手の弱みをオープンに指摘し合うのは、
    強固な「安全地帯」(本ではホームと言われている)が必要で、その点は本にも書かれているのだけど、
    その安全地帯の構築方法が本に書かれている内容で十分なのかは自分では少し判断できなかっ

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    2019年01月06日
  • インサイドボックス 究極の創造的思考法

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    アイデア創出のテクニックを与えてくれる本。単にブレストするのではなく、その切り口を色々な方向から実例と合わせて示してくれる。背面跳びの発明、界面活性剤抜きの洗剤、キャプチャ認証が文字の読み取りに貢献していることなど、びっくりするような話もあって、興味深かった。

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    2018年11月12日
  • 赤を身につけるとなぜもてるのか?

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    身体知に関する本。人間は五感からの刺激に以下に心理的に影響されてしまうかを多彩な事例で紹介してくれる。色、温度、空間、匂いなどなど様々なものに影響を受けながら我々は生きているのだとびっくりする。
    各章のまとめに対策が書いてあるので、忙しい人は各章のまとめだけでも読むと役に立つと思う。

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    2018年11月12日
  • 年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学

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    技術を持つ人の雇用が、地域の発展を促進する。言い換えればイノベーションの発信地になれれば、その地域の人の収入は、イノベーションと関係ない、マッサージや床屋さんまでもあがる。万能ではないにしても、地域活性化のヒントがこの本にはある。

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    2018年11月12日
  • フリーエージェント社会の到来 新装版

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    【由来】


    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】
    ・新装版にしたところで、本書の出版は2001年。アメリカのこととは言え、豊かな中産階級が増えているという著者の洞察は楽観が過ぎたと言わざるを得ないでしょう。

    ・ただし、フリーエージェントが増えていく社会という点については同意できるし、それは高齢者も対象に含むという点においても同意できる。
     一億総活躍相って、結局、老若男女を問わず、死ぬまで働けってことですよね?まぁ、そういう捉え方をするとチクショーって思うけど、高齢者になって何の心配もなく、日々、やることもなく退屈にボケていく人生よりも、ずっと現役で働く方が面白そうだと、5

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    2018年10月28日
  • グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

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    【要約】


    【ノート】
    ・阪コミのtweetで面白そうと思った
    ・googleの始まりからgoogle+が始まった現在に至るまで、内部で何が議論され、何が起こっていたのかが分かる。・orkutやwaveの記述まである割にbaseへの記述がなかったような。
    ・まずやってみて後で謝るという哲学こそグーグルにせいこをもたらしてきた要因だった。アイディアは誕生して間もない赤ん坊のようなもの。周囲の厳しい環境を目の当たりにすれば赤ん坊がいきのびることなどとうてい無理に思える。(略)ここに腰が引けて何もしない企業と多くのことを成し遂げたグーグルのちがいがある、新しいことに挑戦しない方が無難だということ

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    2018年10月28日
  • 戦略的思考をどう実践するか エール大学式「ゲーム理論」の活用法

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    以前本書の前作を読んでおり、「実践」に期待して読んでみた。

    理論先行の解説は、なかなか頭に入ってこない。シンプルにものごとを考えることは重要ではあるが、実際のビジネスの実務局面でそのように考えられることは皆無に等しい。(もっとも、複雑な状況を単純化して考えることはビジネスの基本であるし、個人的に苦手ではないと考えているが。)
    ビジネス実務者としては、後講釈でも具体的事例から入って欲しい。そういう意味で、バーチャルストライキの事例は面白かった。(知らないことが恥ずかしいのかもしれないが。)が、それ以外は事例は確かに豊富で、考え方を論理的に解説しているが、「実践」的かというと、怪しい気がする。

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    2021年08月08日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    発達指向型組織の良いと主張する点は理解できた。組織として実行に移せるかどうかは自信が無いが、個人レベルではぜひ取り組みたいテーマ。
    ただし、タイトルにある、「なぜ」への答えがあったのか、わからない。

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    2018年08月01日
  • 本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えたトップ企業50

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    久しぶりに「ブランディング」の本!
    P&Gのグローバルマーケティング、ブランディングはやっぱり参考になるな!

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    2018年04月04日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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     発達型指向組織についての本。
     タイトルとおり、弱さを見せ合い、それを克服することで、個人のみならず、組織全体も強くなる。

     さて。
     私がなぜ本を読むのかと言う理由に「自分の知らない事を知りたい」というものがある。発達型指向組織について、今の私が知ったところで、属する組織が変わることはない。けれども、それを知ることで、変化できる可能性を得ることができる。考えて方の引き出しというか、いざというときのネタとして、というか。引き出しは多い方が人生が楽しい気がする。

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    2018年01月05日
  • 私たちはどこまで資本主義に従うのか

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    原題はrebalancing societyということで、政治と企業の牛耳る社会を、第三セクターNGOなどでバランスのとれた世界に変えていこうとの主張。
    確かに今の社会が資本主義に進み過ぎている感じは受けます。新しい見方を与えるという意味で本書はなかなか有用。
    しかし、第三セクターが本当に有効になることについてイメージが湧かなかった。また、個人としてどうすべきかということもよく分からなかった。
    企業のリーダーシップとして、独善的アプローチよりもコミュニティ重視がうまくいくということについてはなんとなく賛成である。

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    2017年02月05日
  • 通貨の未来 円・ドル・元

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    ミルトン・フリードマン「貨幣の悪戯」

    ドルが基軸通貨であることの恩恵=低利で借り入れができる。すべての地域で自国通貨建てで起債ができる。年間1000億ドルの恩恵。

    欠点=最後の貸し手である必要があること。ドル相場が押し上げられる。

    ジョンソン的伝統=ポピュリズム的な伝統。
    ワシントン・コンセンサス=IMF、世界銀行の伝統的な手法。

    2035年には米国債が不足する。

    ドルは世界の所有物になる。

    民主化なしに高所得国へ移行できた専制国家はない。
    習近平の中国2.0による挑戦。

    ブロックチェーンによるビットコイン。金融機関のコスト削減。
    ブロックを更新すると7500ドル相当(25ビット

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    2016年05月19日
  • 年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学

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     過激なタイトルだったので気になって購入しました。
     今住んでいるこの場所から動けない、ということは、引っ越しをするだけのお金や時間の余裕がない、ということであり、それがひいては貧富の差を如実に表しているのだ、ということが書き連ねてありました。
     上位都市の高卒者は、下位都市の大卒者より、給与が高い、とあって、それは高卒大卒とかじゃなくて仕事の年季とかじゃ……?と思ったけれどそれは違うらしいです。ふうん。就くことのできる職業が増えると生産性が向上し、生産性が向上するから学歴の低い人でも給与が上がるだとか。

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    2016年05月08日
  • フリーエージェント社会の到来 新装版

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    何かフリーエージェントという言葉が、働く人にとって自由で理想的な感じで書かれてあるが、経営者にとって便利な使い捨てとならないか、危惧しながら読んだ。
    だがこの流れは不可避かもしれない。ではどうすればいいのだろうか。どんなスキルを身につけたらいいのか知りたかったが、読み取れなかった。

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    2016年04月28日
  • グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

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    ネタバレ

    "ツェルはペイジがどういう人間なのか初めてわかったような気がした。どうしたら目の前の人間を助けてあげられるかということより、10年後に人類に最大限の社会的インパクトを与えられる大がかりなサービスとは何か、ということで頭がいっぱいになってしまう。そういう人だった。" p384

    "しかし、SNSは基本的に友人からの個人的な推薦やアドバイスのほうが全人類の英知とそれを代表するグーグルの検索エンジンより価値の高い情報を提供するという前提に基づいている。それはグーグルではまったく受け入れられない考え方だった。" p594


    googleの最大の弱点は、技術のみ

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    2016年04月09日
  • 〈新装版〉 「経験知」を伝える技術

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    ネタバレ

    経験知を伝えるということについて記した本。

    <メモ>
    ・経験知が築かれるプロセスには2つある。直接・間接の経験を通じた知識の獲得。自分や他人の経験をもとに迅速な状況分析と決定に役立つ知識を増やす。もう一つは経験知の生成。自分自身の信念のみならず、尊敬する人物や権力を握っている人物の信念や考えにも影響をうける。
    ・ある人が経験知をもっているかどうかは大量の情報の海からパターンを見出す能力があるかどうかでわかる。そのプロセスで中心的な役割を果たすのが経験。
    ・個人も組織も時間が経つにつれて経験のレパートリーが増える。ありふれた経験や珍しい経験を積んで経験の分布図をだんだん埋めていく。
    ・経済環境

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    2016年03月17日
  • エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論

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    『マネジャーの実像』という450ページにもわたる大著を3分の2ほどのボリュームに編集し直し、加筆が入ったのが本書である。

    先日読んだ『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(入山章栄 著)によると、ミンツバーグは経営戦略論の中でもポーターから始まる今主流の"コンテンツ派"ではなく、"プランニング派"に属し、その中でも「考える前にまずはやってみるべき」という学習主義をベースにしている。
    そんなミンツバーグが、29人ものマネジャーの観察を基に、その機能・仕事の仕方などを分類、系統立てた。

    管理をする立場の者にとっては大きくうなずけるであろう内容が多く、

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    2016年03月09日