池村千秋のレビュー一覧

  • エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論

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    『マネジャーの実像』という450ページにもわたる大著を3分の2ほどのボリュームに編集し直し、加筆が入ったのが本書である。

    先日読んだ『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(入山章栄 著)によると、ミンツバーグは経営戦略論の中でもポーターから始まる今主流の"コンテンツ派"ではなく、"プランニング派"に属し、その中でも「考える前にまずはやってみるべき」という学習主義をベースにしている。
    そんなミンツバーグが、29人ものマネジャーの観察を基に、その機能・仕事の仕方などを分類、系統立てた。

    管理をする立場の者にとっては大きくうなずけるであろう内容が多く、

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    2016年03月09日
  • 私たちはどこまで資本主義に従うのか

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    ミンツバーグが説く政府・民間に次ぐ第三の柱、多元セクター。政府と民間の二項対立ではなく、そこに多元セクターであるコミュニティ等が成立することが資本主義・市場経済が活性化すると主張する。経営学者であるミンツバーグから見た経済学という印象を持った。

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    2016年02月01日
  • 年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学

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    ロジックとデータに立脚した科学的アプローチにより、イノベーションと地理的要因の関連に切り込んでいる。イノベーションが雇用を生み出すというのは斬新。もう少々ユニバーサルな観点の分析を期待していた点は残念であったが、そもそもこのような分析が可能なのは、質の異なる広大な豊かな土地によりやり直しの機会をいくらでも提供可能な米国ならではの話であるのだろう。それにしても、日本に関する分析で言及されている「文化的・言語的要因」という表記には苦笑いを禁じ得ない。

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    2017年05月02日
  • 年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学

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    ネタバレ

    ①年収と住所はどう関係しているのか?
    ・イノベーション企業を核にして、良いサイクルとなる

    ②気づき
    ・製造業の雇用が1件減ると最終的に非製造業の雇用も1.6件減る
    ・映画「ウォール街」「カンパニーメン」
    ・製造業の衰退は、グローバル化と技術革新が原因
    ・上位都市の高卒者は、買いと市の大卒者より、年収が高い
    ・ラスベガスの高級レストランのウエイターは年収10万ドル
    ・離婚率が高いのは、経済がよくないところ
    ・イタリアは定住傾向、米国は移住傾向
    ・学歴の低い層ほど、地元にとどまる
    ・大学進学を投資の観点で考えると、利回り15%以上で、低リスク

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    2015年11月26日
  • グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

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    今や巨大企業になったGoogleにこれまで、どんな人がどんなふうに関わりながら、大きくなっていったかというおはなし。まあまあ面白いんだけど、内容に引き込まれるまでがなかなか… 技術的にどれだけ凄いのかというわくわくはこの本にはなかった。残念…

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    2015年11月26日
  • 世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪

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    サブタイトルに「七つの大罪」とあるが、7つがどれなのかを探すのがけっこう難しい。

    各章でひとつずつ検証・反論されているわけでもないし、全7章あるけれど見出しで「コレ!」と書かれているわけでもない。

    ・見えざる手(アダム・スミス)
    ・セイの法則(供給が需要を作り出す)
    ・財政縮小による景気拡大
    ・インフレターゲット
    ・効率的市場仮説
    ・グローバルゼーション
    ・経済学

    おそらく上記が七つの大罪(間違っていたらスマン)だと思われるが、1回読破するだけでは、いくつかのテーマが重なりあっていたり、なかなか理解しづらかった。

    圧倒的なボリューム(文字量)なのだが、余白や改行がほとんどないので、けっ

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    2015年11月15日
  • インサイドボックス 究極の創造的思考法

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    ネタバレ

    ①なぜ、制約の中にイノベーションがあるのか?
    ・背面(高跳び)跳びは、はさみ跳びの延長で生まれた
    ・閉じた世界の中の要素を用いた経穴策の方が創造的(問題に目をそらさない)
    ・ブレストによる多すぎるアイデアはあまり意味がない

    ②引き算
    ・ウォークマンは、録音機能をスピーカーを除いたマーケティング調査の結果は、散々だったが、1カ月54台→2か月5万台→全世界で5億台売れた
    ・Ipadはシンプルさとデザイン性(競合製品はたくさんあった)
    ・ファブリーズは洗剤成分を除いた

    ③分割
    ・レコーディングで1曲を分割して、後でつなぎ合わせる

    ④掛け算
    ・髭剃り刃を2枚に

    ⑤一石二鳥
    ・IPHONEアプ

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    2015年10月22日
  • 赤を身につけるとなぜもてるのか?

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    いろんな五感の感覚が、本来関係のない判断に及ぼす影響いろいろリストアップ。特に意外なものはないが、こうしてリストとして知っておいても悪くない感じがする。一言くくりにするとembodied cognitionとか呼ばれるらしい。

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    2020年06月15日
  • 常識の壁をこえて ――こころのフレームを変えるマーケティング哲学

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    ケネディのマインドの最初歩・切り口を、実例を踏まえて教えてくれる内容。レネゲイド・ミリオネアや他の教材でケネディを学んでいる人にとっては、サクッと流し読みして、補足程度に捉えられる中身。

    2度目からは表紙の目次を読み直すだけでいいでしょう。目次を読んで「ん?」と感じたコンテンツだけ読み直せばいい。

    2015/7/9 通読

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    2015年07月13日
  • 〈新装版〉 「経験知」を伝える技術

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    経験値の必要性、その特性、利用方法、伝達の方法について。適切なフィードバックと改善の繰り返しがポイントとのこと。

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    2015年03月20日
  • インサイドボックス 究極の創造的思考法

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    創造的な発想はどうすればできるのか?
    引き算、かけ算、分割、一鳥二石などの工夫をすることによりできる。
    考えたことを試してみることが必要なようだ。
    ダメもとの精神が大事。

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    2014年12月14日
  • エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論

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    以下の三つを頂点とする「マネジメントの三角形」など、共感しやすい発想を述べている。
    ①アート、ビジョン、創造的発想
    ②クラフト、経験、現実に即した学習
    ③サイエンス、分析、体系的データ

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    2014年11月16日
  • マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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    ネタバレ

     マネジャーについて実際に29人の日常観察を通じてまとめられたマネジャーの実像に関する著書である。分厚い割にはすらすらと読める。ただしまとまっているというより、いろんなことがずらずら書かれているという印象。
     非常に興味深いのはいわゆるマネジメント論(ドラッカー等)のようにきわめてマネジメントを神格化したりするのではなく、実際のマネージャーはコントロールもできていないし、様々なジレンマにも直面しているし、今も昔も変わっていないというようなことが書いてあり、正直ほっとする。ドラッカー等マネジメントとリーダシップを分けるのが一般だが、あくまでリーダシップはマネジメントの一部と言い切る。
     昔も今も

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    2014年11月12日
  • フリーエージェント社会の到来 新装版

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    個人で独立した仕事を持つフリーエージェントという形態について調査した本。
    ダニエル・ピンク氏ということで期待したが、網羅的ではあるが掘り下げが浅いと感じた。
    ただ今後はフリーエージェントという仕事の形態が増え続けることは間違いないと思うので、フリーエージェント達に役立つような業務が伸びていくと感じた。

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    2014年11月12日
  • 常識の壁をこえて ――こころのフレームを変えるマーケティング哲学

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    実に六二%の方が年収三百万円以下なのですね。

    でも平均ってなんでしょうか?

    この平均年収というものこそ、常識の壁に他ならず、自分のもつ能力を壁の中に封じ込んで飼い殺しにするものです。9

    僕は、その時、「この人は、自分で自分の能力を去勢していることに気づいてない」と感じました。
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    専門知識をただで与えてしまえば売り物にできない。66

    「他人のために時間を割いてやったら、金を請求しろ」

    ただで話を聞こうとする人とはランチにもつきあわない。時間を割いた以上は、金を請求す

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    2014年11月07日
  • フリーエージェント社会の到来 新装版

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    10年前の本とは思えないくらい面白い。"ピーダーアウトの法則の時代。出世するにつれて、だんだん仕事が楽しくなくなり、やがて優秀な人材は会社を出ていってしまう"

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    2014年10月14日
  • インサイドボックス 究極の創造的思考法

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    目の前にある問題の解決に役立つというよりは、色々なアイデアを生み出してそれが解決してくれる問題を後付けで探す。

    今までとは逆の順番。

    実生活ではやはり最初に問題ありきの状況の方が多いと思うのだが...

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    2014年10月05日
  • インサイドボックス 究極の創造的思考法

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    形式は機能に従う→機能は形式に従う
    イノベーションは制約の中にこそ潜んでいる

    ①引き算のテクニック
    ②分割のテクニック
    ③かけ算のテクニック
    ④一石二鳥のテクニック
    ⑤関数のテクニック

    矛盾を見出せ

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    2014年06月23日
  • 本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えたトップ企業50

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    ブランドの話というよりマネジメントの本。まぁP&Gではそれほどブランドという言葉の範囲が広いのだろう。
    読んでいて面白いのはやっぱり著者のP&G時代。コンサルになってからの話はなんか薄っぺらいと感じた。守秘義務のせいか、それともあまり真面目にやっていなかったのか…

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    2014年05月24日
  • グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

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    グーグルに密着取材を行い、興味深い内部の様子を知ることができるとともに、グーグルの考え方を知ることができる。

    「大きなインパクトを与える仕事に取り組む人が少なすぎるように思う。」

    「技術的な解決策、とりわけコンピューターにどれだけの力があるか、皆、理解していない。」

    興味深い書籍でした。

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    2014年05月08日