田中圭一のレビュー一覧
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文字通り、古典の中で艶っぽい記述だけを選んだもの。
艶っぽいと言っても通常のではなく同性愛からひとりエッチ、変態プレーまで何でもありで、明治以降のキリスト教的価値観に支配される前はもっとおおらかなのだと感じた。Posted by ブクログ -
知合いに教えてもらいました。,手塚治虫氏の絵柄(完璧)で、エロパロを書き連ねる田中圭一氏のどうしようもない最低作品集。,ほぼ8割がたが手塚氏のパロディですが、それ以外にも巨匠と呼ばれる漫画家さんのパロディも出てきます。Posted by ブクログ
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まさか「ドクター秩父山」の田中圭一が! 手塚治虫や本宮ひろしタッチをキワキワお下品パロディ漫画に仕立てる田中圭一が!まさかの「うつ」だったなんて!!という所から手にしましたが、これがなかなか実感のこもった解説で、鬱病の理解が深まりました。そして、第三者からは分からないモヤモヤした病気の実態が、さまざ...続きを読む
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懐かしい雰囲気の絵柄で、鬱という難しいテーマも読みやすくなっていると思います。作者の体験談だけでなく、さまざまな人の体験談を読むことができます。多くの話が載っている分あまり掘り下げた話はないのですが、その著名人に興味がある人にはおすすめです。ただ、能力の高い人が挫折する話が多いので、同じように鬱であ...続きを読む
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私自身は鬱に悩まされたことがないため、(鬱というのは)どちらかというと、世間一般で誤解されているように「気合が足りない」みたいな感じで受け止めていました。しかし、うつヌケ読了後にはその考えが間違っていたことに気づかされました。鬱に悩んでいる人の心理が少し理解できましたし、もしかすると何かのきっかけで...続きを読む
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私はうつ病ではないけれど手塚治虫風の絵が気になって読んでみました。
作者がうつを重くしている物の正体について考えている話があったのですが、低気圧などの気温差によってうつが悪化しているのではと予想して行動をとっておられました。これは健常者にも言えることだなと思ったので、気温差がひどい時にTwitte...続きを読む -
うつヌケはすごく難しい事です。
この本を読んで、うつヌケできた展開に対してはすごくよかったという気持ちと、前向きに生きていればうつヌケできるという気持ちを伝えたいのかなといった気持ちもありました。
でも、特別な才能や能力がある人たちばかりではないと思ってしまいました。
そんな人でも、うつヌ...続きを読む -
「2012年5月4日(金) この日はボク田中圭一の命日になる ―― はずでした」という衝撃的な書き出しからはじまる、田中圭一さんのマンガ。40代、男性。働き盛りで鬱病になった作者が、自殺を決めていた50歳を前にし、いかに立ち直ったかが描かれる。また、単行本の後半は折春子、大槻ケンヂ、内田樹など著名人...続きを読む
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まず目につくのは手塚治虫先生のような親しみやすいイラストです。決して明るくはない話題の本ですが、コミックなので気負わず読み進められました。また、たくさんの事例が載っているので鬱と一言で言ってもいろんな原因・症状があり、抜け出し方も十人十色なんだということがわかりました。もし自分が鬱になったとしても、...続きを読む
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鬱とは何なのか、なんとなくしか理解していなかった自分にとって勉強になる漫画でした。
鬱の症状には個人差があり、またどうやって鬱を克服していったのかが様々な事例で描かれています。
内容が内容なので自分は読んだ後に、少し気持ちが沈んでしまいましたが鬱は他人事ではなく明日は我が身かもしれません。一度は...続きを読む -
この作品は何人かのうつの患者さんと、作者自身の例をとって、うつというものに対しての対応など考えていくような作品でした。専門書等で学んだことのある方には内容がかぶっていたり、本当にそうなのか疑問に思う点が出てくるかもしれません。しかし、漫画ですので気軽に知識を身につけたり、考え方が楽になるきっかけにな...続きを読む
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実際にウツに苦しんだ作者が自身の体験を紹介する漫画です。ウツになった原因や当時の心と体の状態、ウツから抜け出すことができた方法などが描かれています。ウツだった有名人もたくさん登場し、ウツを正しく理解することができます。自分や親しい人がウツになったときに役立つ情報が多いので読んでおいて損はないと思いま...続きを読む
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本と違って漫画ですのでうつトンネルがどういうものなのか、とてもわかりやすかったです。うつ病になった時に人それぞれ色んな悩みをかかえるようですが、その解決方法も人によって違うようですね。うつ病で苦しんでいる人の心理をうまく漫画にまとめてるので、うつ病がどういうものか詳しく知りたい人にもおすすめです。
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うつになる過程や、治療の様子、治ったかと思ったら実は悪化していたなど、うつについてリアルな話が読みやすく書かれていたのでためになりました。なかなかうつの渦中にある人がどういうことを考えているのかは聞けないので、とても貴重だと思います。自分や周りの人がうつになったときの参考になりそうです。
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私は友人から勧められて、この漫画を読みました。
自身も鬱を患っているので何かの参考になれば・・・と、軽い気持ちです。
そのくらいで読むのがちょうどいい作品だと思っています。
始めの印象は『某有名な漫画家』にそっくりな絵だなぁということ。
内容としては様々なゲストを招いて、鬱を抜けるには?を探...続きを読む -
うつヌケというタイトルの通り、うつを経験した漫画家さん本人による漫画作品でした。うつの本は専門的なものが多く、読むのが大変です。ですがこの本は本人の体験談やどのように克服したかがマンガでわかりやすく書いてあり勉強になりました。内容は悩んでいる作家さんがメインで楽しいものではありませんでしたが、うつの...続きを読む
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うつヌケは最近ネットで人気になった漫画なのですが、ネタがうつ病ということもあり自分も重なる点がとても大きかったのがありました。会社での仕事や自分が嫌いになったという点はとても共感をしましたし、絵柄は読みやすい昔風なのですが真剣に悩んでいたりする姿が手を取るように分かるので、サクサク読めました。辛い時...続きを読む
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いろいろな人の体験談が書かれていたので、読みやすかったです。
ひとつの話が、長くは無いので、あまり読書をしない私でも読むことができました。
ちょうど、父親が、ウツ状態だったので、この漫画を読んで、どういうふうに対応したらいいかを考えることができました。
いろんなパターンの話があるので、どこ...続きを読む -
手塚治虫先生?と錯覚するほどの絵。作者さんが狙ってパロディしているのですね。その絵のおかげで作風は柔らかく入りやすい。入りやすいというより現実的すぎる。テーマは「鬱病」から抜け出した人たちの話。
一巻だけ読んだのですが、私の知らない世界で興味津々でした。鬱病の恐ろしさを知る一方で、こんな解決策があ...続きを読む