吉越浩一郎のレビュー一覧
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9章 あなたはまだ、部下を褒め足りない!
・些細に思えるような意思表示を見逃さずコミュニケーションを重ねることで、親密で協力的な雰囲気が生まれる。
・前向きで直接的な励ましこそが効果的なリーダーシップの本質
・人手が足りない時にどう手を打ちどう成果を出すか→重要な仕事を部下に任せることによって、才能を引き出し予期せぬレベルまで達することができる。
・評価が正しく行われたかどうかを見極めるカギは、自分の部下に点数を与えた時に驚くかどうかにある。求められたら親身になって助言を与え、感情のムラなく誠実であること。
10章 「頭を使って遊べる」人材を育てよ!
・生産性を上げる充電プログラム→同僚や友人 -
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リーダーは自分自身で経験を積みながら育っていくもので、研修などで育てることはできない。しかし、リーダーシップを手に入れたいと考えている人に道標やヒントを示すことはできるという著者のリーダーとはかくあるべき論。
著者の実体験を元に書かれている部分が多く説得力がある一方、トップでなければそこまでできないというものも少なくない。著者の主張の本質を掴んで、自分の立場に置き換えて適用することが求められる。そこがまさに著者のいうリーダーシップは教えられないということなのだろう。
プロセスでなく結果がすべて、プロセスが正しければ結果も出るはずと、世の中のリーダーシップ論に苦言を呈してしるところもある。そ -
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アメリカ海軍のダメ軍艦の艦長となり、わずか2年間で海軍最強にしたリーダー論。
軍隊も会社組織も同じ考え方ができるのではないかと感じさせる本である。
大変読みやすい内容で、どの会社も抱える課題提起とその課題解決に繋がる参考にできのではないかと感じた。
■It's your ship!(君が艦長だ)
■ベンフォルド元艦長の倫理観判定方法
「もし、このことがワシントンの一面に載って全米中に知られることとなったら、それを誇り思うだろうか?それとも、恥ずべきことだとおもうだろうか?」
■軍艦を離れていく理由TOP5(ビジネス世界でも共通)
1.上司から大切に扱ってもらえないこと
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紙と図解に重点をおいた著作。メリタ式整理術は、一度他の本で見て実践しようとしてみたが、メールを印刷するのが面倒で挫折したことあり。メールを印刷して気づいたことを書いていくことで、仕事のスピードは確かに上がる。しかし、少し時間がたってから、そのメモを探し出そうとしたときに、探すのが難しいことがあり、挫折。ここをなんとかする工夫を考えて、再度実践してみたい。
[private]
P.24 情報整理バブル
・自分に最適な情報整理の方法を見つけられず、情報ツールが増えるばかり。
P.50 A4の紙をどう使うか
・デッドライン管理のツール
部下から届いたメールで、追いかけなければいけないとか、チェ -
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「アメリカ海軍に学ぶ」とタイトルにあるが、正確には、著者が艦長をしていた艦で、これまでアメリカ海軍にできていなかったことをやって成功した話。
こうしたらこうなったという実体験を説明しており、イメージしやすくわかりやすかった。
劇的に組織が変わる秘策が書いてあるわけではないが、少しづつでも実践できそうな、本来当たり前だが硬直化、官僚化した組織で忘れられた組織の基本を思い出させてくれる感じの本。
大組織、特に軍事組織においては単なる数字や構成単位としてしまいがちなひとりひとりの人間を見て、尊敬しているところに1番の成功の秘訣があるのだと思う。
懸命ではなく賢明に仕事をする、上司は部下に仕事をさせる -
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ネタバレ「区切る」
私にはとても苦手な行為だということを再認識させられました。
同時進行で複数のタスクを進めたり、
中途半端なことをいくつもかかえていたり、
「心ここにあらず」的な作業をしたり
……挙げればキリがありません。
書かれていることは、特に目新しいことではなく、
過去の吉越氏の主張が再掲されているだけですし、
他のビジネスジャンルの書籍で何度も取り上げられていることが多いのですが……
でも、できていない私には
改めてグサッと突き刺さる内容ばかりでした。
「全ての仕事にデッドラインを設ける」
わかっちゃいるけど……
なのですが、改めて、肝に銘じます! -
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気力より体力 一流のコンディションを手に入れる
著:吉越 浩一郎
もっと気力がほしいビジネスパーソンに欠けているものは気力ではない。もっと言えば、仕事の能力でもない。その大前提=土台となるものが欠けている。足りていないのは、実は体力である。
気力がない人は、本人が自覚しているか、していないかにかかわらず、例外なく体力がない。逆に言えば、仕事に必要な気力がわかないときは、とりあえずやる気を出そうなどと言う無謀な試みをするのではなく、仕事に必要な体力を整えればいいだけである。
本書の構成は以下の6章からなる。
①年収の9割は内臓と筋肉が稼いでいる
②仕事ができる人は休み方を知っている
③キー -
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題名の通り、志気の上がらない軍艦に任命された艦長が、No1の艦にするまでの経験を紹介、仕事においてのチーム作りに役立つ。
内容はベタであっと驚く内容でもないが、読むと「そうだよな」と納得できる当たり前のことを、当たり前に続ける事の大切さ再認識。
リーダーとは「勇気を持って、チームが最大限に力を発揮できる環境を作り上げていく」事かな。
【心に残る】
部下の身になって、何がいちばん大事かを考える
上司のやり方によって部下のモチベーションがいかに左右されるか。上司が部下と真剣に向き合い、彼らが全力で任務に打ち込める環境を整えるだけで、どのくらい成果が上がることだろう
上司が自分を強く必要と