吉越浩一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ・上司が厳しくチェックするのは、「遅れている仕事」「正しい方向に進んでいない仕事」だけ
・いちいち部下に細かく方向をさせ、その都度上司が介入すれば仕事はそのたびに遅れ、スピードは落ち、担当者が進めたかった方向には進まなくなる。
・問題を抱えた担当者は、「このような問題があります。私はこう対応すべきだと思います。なぜなら〜」という形で、本人なりにたどり着いたベストの仮説を構築した状態で、しかもそのまま議事録に書けるレベルに仕上げて会議に出席する必要があります。
・長期計画作成用ファイル
・週次レビュー
・会社のタスクと自分のタスクを同じレベルで扱う
・ポモドーロテクニック
・人にデッドラインを -
Posted by ブクログ
タイトル通り、良いチームを作るときのコツをアメリカ海軍の元艦長が自身の経験を元に述べていく一冊。
正直そこまで斬新な考え方や戦略が書かれているわけではない。ただチームを作る上で良いとわかっていても出来ていないことはたくさんある。部下との情報の透明性を高める、権限をなるべく委託する、部下に自主的に考える癖をつけさせる……等々。分かってるよ!分かってるんだけど、出来てないチームがほとんど。そういった基本の重要性を改めて教えてくれる内容。
全ての項目の裏付けになってるストーリーが海軍の経験に由来するので、若干共感度が低いエピソードもあるが、大抵は社内で起き得る事象ばかり。
若手リーダーやマネジメント -
Posted by ブクログ
吉越社長による、仕事の効率化のための整理術の本。
仕事を締切日順にクリアファイルに入れて整理するという「メリタ式整理術」をアレンジして、仕事に取り入れています。
が、メリタ式整理術が誰にでも通用する効率化術かというと、合う人・合わない人がいるかも。
メリタ式整理術は「仕事に確実に着手する」きっかけにはなりますが、
「これをやれば必ず仕事が速く終わる」というタイプのしかけではないからです。
メリタ式整理術は、仕事を締切日から割り出した着手する日別に並べておくことで、時が来たら迷わず着手できるようにする仕組みを作る、というようなテクニックです。
着手さえすれば、確実に仕留めにいく術を知っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ*私が経営者として、絶対に手放したくなかった社員とは?
仕事ができる社員、できない社員とはどこがどう違うのか?
たとえば、仕事ができる社員は、「早く失敗に気づく」ことの重要性をわかっています。だから、判断することや、行動することをためらいません。走り始めてみて、もし何かうまくいかないことがあれば、そこで軌道修正すればいいと考えます。もし、何かミスがあったとしても、早い段階でそれに気づけば、すぐに挽回することができます。ミスを小さな芽のうちに摘むことができるわけです。そのほうが、結果として効率の面でも、コストの面でも、また完成度の面でも望ましい結果が出るということを、仕事ができる社員はわかってい -
-
-
Posted by ブクログ
とても読みやすく、
それでいて組織の問題を様々な角度、観点で触れている。
率直な意見として、
(ゴールデンサークル理論でいうところの)
why→how→whatのうち、
特にhow、whatのところは淡白に説明されていて物足りなさを感じることが多かった。
それだけ一つひとつのテーマがそれだけ重要なテーマであり、
なかなか組織で実現できていないテーマだからこそだと考えている。
その物足りないところをもっと読みたかったという気持ちで星は控えめ。
たまにパラパラと読み返してみて、振り返りに使うのが良さそうなほんだと思う。
これをHOW TO本と捉えてしまうと物足りないかもしれないが、
組織や人 -
Posted by ブクログ
読書時間2時間20分(読書日数 7日)
トリンプを19年連続で増収増益した元社長の吉越浩一郎とプロブロガーとして活躍の立花岳志が共著の「タスク管理術と実行術」について書かれた本
今の日本企業は「残業ありき」で物事が進んで行っている家来があるため、どうしてもダラダラとしてしまう傾向にあり、それが元で会社のコストも下がらず、従業員も自分の時間を作ることができないという悪循環に陥ってしまう
「時間の使い方」を徹底することで、より効率良く仕事やプライベートをこなせることで、自分の人生が開けているということを筆者たちは説く。
何か大きなことを成し遂げるためには、何かのログを取り、それを使って計画を -
Posted by ブクログ
残業続きなので、つい手に取ってしまった。
問題は放っておくとどんどん大きくなるから、問題に気づいたらすぐに問題を分解、構造化して、デッドラインを決めてすぐにやれ!
これが、この本のキーメッセージだ。
ところが、優先順位づけはいらないという。優先順位づけをするのは、優先順位をつけるだけの余裕があるからだという。
では、試しに一日だけ、この本に書いてある通りにやってみた。結果的には、業務時間内は目の前の問題解決だけで終わってしまう。当初予定していた仕事をするために残業することになる。
問題を小分けしたら、担当者に割り振れというが、自分が担当者で、せいぜい事務のアルバイトぐらいしかいないと -
Posted by ブクログ
竹中平蔵氏を指示していたり、原発を部分的に支持していたり...日本を立て直すためにサルコジを起用すればいい...という考えにはちょっと賛同できないが...。
しかし、福島第一原発事故の、政府の後処理の仕方を見て、もはや日本は「安全、安心な国」ではなく、日本の政治は国民のためではない、と見ているのには、賛同できるし、日本が女性を活用できない国であり、「仕事」というのは期間限定のゲームに過ぎす(勿論、仕事を軽視しろという意味ではない)、人生の軸足は仕事ではなく、家庭に置くべきである、というのにはうなずけた。
わたしが驚いたのは、わたしが会社勤めをしなくなってもう10数年以上たつのに、いまだ、会