吉越浩一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者はトリンプを19期連続で増収増益に導いた名経営者。著者がこの社員は絶対に手放したく無いと思った社員たちが実践してきたことを紹介しています。仕事ができる社員の実践の基本とは、デッドラインの設定とハングリー精神に満ちていることであるとの話でした。いくつか印象に残った項目を記します。
結果がすべてと考える人
バカになれる人
悲観的に準備して、楽観的に考える人
なぜ、なぜ、なぜと考える人
走りながら考える人
決着をつけるのが早い人
アイデアを形に出来る人
感情をコントロール出来る人
周りの協力を得られる人
人を上手に使える人
自分の頭で考えられる人
仕事を人に任せると同時に権限も与えられる人
経 -
Posted by ブクログ
この本の紹介する整理術の基本は、「案件毎にA4版のクリアファイルで保管」「締切日(デッドライン)毎に仕切られたボックスに整理して、順番に処理」というやり方。
締切日毎に仕切られたボックスというのは若干極端な気がするが、とにかく処理が必要な案件の書類やあとから必要になりそうな書類は同じ規格のフォルダに挟んで同じボックスにまとめておく、という整理の仕方は、有効だと自分も思う。(自分の場合は全てハッサムファイルに挟んで100円ショップで買ったファイル立てに立てて保管することで実践中で、こうするようにしてから、書類を無くすことが格段に減った)
あと、筆者が実践している、手書きで図を書いて考えを -
Posted by ブクログ
いまの働き方を変えたいすべての人へ
「残業ゼロ」でも結果を出す秘訣を伝授。
ワークライフバランスの重要性が叫ばれて久しいが、あいかわえらず日本の会社は残業天国。このままでは社員はますます疲弊し、企業も衰退していくばかり。全ビジネスマン必読。「残業ゼロ」の仕事力を再編集。
デットラインを決めて仕事をすることにより、通常の勤務時間の能率を上げるという内容である。著者は日本人に根強い、残業を良いこととする価値観を否定し、残業は悪だという。
刺激的な内容であるが、仕事の仕方を見直すきっかけとなる。
残念なのは「いまどき定時で帰れるのは公務員だけ」という偏った見方である。比喩として使ってい -
Posted by ブクログ
がんばるタイムが有名なトリンプの社長の仕事論。こんなことを言って申し訳ないけど、最初の上司は、仕事が出来ない社員に悉く当てはまる。とっとと脱出して本当に良かった。 という位、日々の仕事の内容と心の持ち方がすっきりと整理されているので、数時間でさらっと読める。
そして、次の上司が本当にこの人が言うできる人に当てはまる。ばりっばり仕事してるけど、日本にいるときはするっと帰る、出張しているときは5時起きでメール整理してから仕事etc...この方はまずワタシに仕事まず全部やってみて、それで見せろっていう育成の仕方をしてくれます。
気を引き締めて仕事をしよう!と思うにはいい本でした。 -
Posted by ブクログ
英語人材について知りたくて読書。
英語の学び方、勉強の仕方についてではなく、海外(主に欧米圏)での仕事の仕方、人材として成果を出し、生き残っていくための著者の経験と知恵を学ばせてくれる。
最後の語学学習も和魂洋才でやるという点は面白い。
海外で生活して今まで氣づかなった日本の良さを初めて知り、同時に氣づかなかった改善したほうがいい点も知る。それをしっかりと自分の言葉にして相手に伝えること。中身が重要であると述べている。
ロジックを超えようとしてきたところに今の日本の発展があるという話で、フランスの空港でストに巻き込まれた話があるが、ロジックで押し通す。それに対しては誰もそれ以上突っ込ま