吉越浩一郎のレビュー一覧
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この人の本は、どれもヤル気や勇気を与えてくれる。ぬるま湯の中でダラダラしていた自分を反省した。
ただ、内容自体は今までの本と似た内容が多い。まあ、復習かな。
•努力や仕事はプラグマティックに(実利的、実用的、実質的)。体裁にこだわり過ぎ。
•効率を高めようとせず、安易に残業しようとしてしまう
•まず会社のワクにはまれ!非効率な組織だとしても、それを体で経験することが大事。
•仕事ができないといい人になろうとしてしまう
•現場や会議で自分のスキルを磨き上げる。とにかく会社を徹底的に利用しろ。
•ビジネスはゲーム感覚でやれ!逆にゲームだからこそのめり込み過ぎてはいけない。
•自分で考えて決定す -
Posted by ブクログ
・ロジック
欧米人はなによりロジックを大切にする
日本人の義理・人情は通用しない
「今日の晩御飯は何がいい?」
「鍋がいい」「なぜ?」という具合
フランスではまず基本となる知識を徹底的に暗記する
その上で知識を使ったロジックを訓練する
日本人相手にビジネスをするなら、基本のロジックを構築して
残りを義理人情で埋めるイメージ
・ディベート
ディベートとは、両者が最初にすべての情報を開示してロジックを競うもの
日本のテレビ討論のように、後から相手の知らない情報を開示するのはルール違反
結局お互いの立場を譲らず並行線に終わってしまう
・強調的な話し合いを
ロジックを重視するため、段階的に情 -
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○会議というのは、報告や発表をする場ではなく、物事を決める場なのです。では、何を決めるのかといえば、顕在化した会社の課題や問題についての解決策について、「誰が、何を、いつまでに」というデッドラインを決めるのです。(44p)
○大隊長は何をしているか。ある小隊長を指名し、「あのエリアを消火せよ」とトップダウンで命令を下し、その上で権限を委譲するのです。これが終われば、あとは俯瞰して消火活動全般を見ていなければなりません。(124p)
○最初は「VS.」の対立構図は仕方がないこと。しかし問題を解決処理していけば、部下は少しずつ共鳴してくれるようになります。(253p)
★担当者はつい緊急度の -
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吉越さんがこれまで述べてきた仕事術(特に会議、残業)についての解説が多く、初めて吉越本を読む人には良いが、何冊か読んだ人には目新しいものが少なく、ちょっと残念に思うかもしれません。
しかし、そんな中でも海外で働くことの意義については、すごく納得いく見解が得られました。
きっとどんな業種、職場でも非常にドライにロジカルに仕事が行われているであろうから、特にホワイトカラーの職種においては、日本に取り入れるべきことが多々あるのではないかと感じました。
ホワイトカラーにおける日本人の生産性が低いと言われているのが、非常に納得できるものではないかと思います。 -
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「残業ゼロの仕事術」でおなじみの吉越氏が書かれた英語についての書籍。といっても、英語の参考書でもないし、英語の勉強法が書かれている本(私は最初、そうかと思った)でもない。英語を学ぶことで見えてくる世界観や仕事への可能性、外国人と日本人のものの考え方について書かれている本といえると思います。外国人のロジック思考、日本人のあいまい文化、それぞれのよいところ、イマイチなところに触れながら、物事の捉え方や生き方について触れているところがいい。リーマンショック以後、日本企業はこれから待ったなしでグローバルなビジネスを考えないと生き残れないということが如実になってきた昨今。英語は嫌いとか、英語は苦手とか思