吉越浩一郎のレビュー一覧
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題名の通り、志気の上がらない軍艦に任命された艦長が、No1の艦にするまでの経験を紹介、仕事においてのチーム作りに役立つ。
内容はベタであっと驚く内容でもないが、読むと「そうだよな」と納得できる当たり前のことを、当たり前に続ける事の大切さ再認識。
リーダーとは「勇気を持って、チームが最大限に力を発揮できる環境を作り上げていく」事かな。
【心に残る】
部下の身になって、何がいちばん大事かを考える
上司のやり方によって部下のモチベーションがいかに左右されるか。上司が部下と真剣に向き合い、彼らが全力で任務に打ち込める環境を整えるだけで、どのくらい成果が上がることだろう
上司が自分を強く必要としているときに手を貸すというのは、大きな投資である
前向きで、直接的な励ましこそが効果的なリーダーシップの本質だ
オープンでフェアな環境づくり
上司が必要としている事を、本人が気づく以前に察する努力をする
これほどやりがいのある仕事はたとえ報酬が無くともやっていただろう -
Posted by ブクログ
著者のアブラショフは全米一の落ちこぼれ軍艦「ベンフォルド」を如何に建て直したか。答えは極めてシンプル。部下を徹底的に信じ良いアイデアは実践し評価をする。しかしこれが極めて難しい。
本書に描かれるエピソードは大げさでもあり映画的でもある。ゆえにドラマチックな印象を受ける。しかし船員たちの行為は高度に独創的でも複雑なものでもない。艦長が風通しの良い意見が言いやすい組織を作りしっかりと評価をしフィードバックをする仕組みが機能したことで螺旋の相乗効果を生み出し最強の軍艦に仕立てあげたといえよう。
全てがすべて描かれているような劇的な効果をもたらすものではないが日頃の行いを反省させられ色々と示唆に富むマネジメント本である。 -
ネタバレ 購入済み
情報整理とタスク管理に
メリタ式と呼ぶタスク管理は参考になりました。また、紙だけでなく電子データも併用すべきとのいずれか一辺倒ではないスケジュールなどの情報整理は取り入れられそうです。
後半は整理術だけでなくリーダーシップについて論が展開され有用な情報が多いです。ただし、中間管理職向けではなく、より上位の社員向けかなと感じました。 -
Posted by ブクログ
06年にトリンプの社長を退任した吉越氏の仕事観に関する一冊。
仕事に対する姿勢やリーダー論に関することが多く書かれている印象を受けました。時おり時事ネタを挟みながら説明されておられる箇所もあり読んでいてなるほどと思う箇所もありました。
TPPのこんにゃくの話やサッカーの日本代表の話から仕事観に展開していたり、あとつるはしとショベルカーの仕事論や性弱説の話などは例えとして分かりやすいと感じました。
やはり、トリンプ社のことを書いた本を読んだときにも感じたスピード感に関しては非常に重要視されているなと思いました。
本書を読んで、幾多の偉大な経営者に通じるところでもあるのですが、人として大事なことをいかに信念をもって曲げずにおこなえるかができる社員とできない社員の分かれ目なのではないかと感じました。 -
Posted by ブクログ
元トリンプ社長の吉越浩一郎氏は、在職時に、社員の残業ゼロを実現した。
吉越氏の唱える「残業ゼロ」は、単に「残業をなくして、プライベートを充実させましょう!」という生易しいものではない。
「仕事は時間内に終わらせろ。そして、結果を出せ。以上、おわり」
吉越氏の主張を一言でまとめると、このようになるのではないか。
残業した者には、反省文を書かせたり、所属部署に罰金を払わせたりする。
当然、会社の業績を落とすわけにはいかない。
吉越氏の「残業ゼロ」は、かなり厳しく、ストイックなものだ。
しかし、考えてみれば、これは当然のことである。
大抵の会社員は、一日8時間労働の契約を結んでいる。
残業はあくまで、労働時間内にできなかった業務を片付けるものだったり、
イレギュラーな事態に対応するためのもの。恒常的に行うものではない。
また、労働基準法でも労働時間はきっちりと定められている。
また、「日本人は時間をきっちり守る」とよく言われるが、
定時で帰らない会社員の多さを見るに、これは間違いだと分かる。
実のところ、かなり時間にはルーズなのだ。
契約を守る。
法律を守る。
時間を守る。
吉越氏は、当たり前のことを当たり前にやろうと言っているだけなのだ。
かと言って、全ての企業で今すぐ残業をなくすのは、至難の業である。
吉越氏にしても、1991年に週1回の「ノー残業デー」を導入してから
2003年に毎日をノー残業デーにするまで、10年以上の歳月を要したのである。
では、吉越氏はどうやって残業ゼロを実現したのか・・・
それが本書の主題である。
私の勤務している会社では、幸いにも残業を指示されることはほとんどないが、
仕事はいくらでもあるので、ついつい今日のうちにもっとやっておこうと思って進んで残業しまう。
吉越氏は、残業ゼロを実施するにあたって「最大の敵は、『残業は正しいことである』という、社員一人ひとりに刷り込まれた固定観念」(p.121)であったと述べている。
私自身がこの固定観念に囚われないよう、意識改革をしていかないといけないと思った。