あらすじ
著者はトリンプインターナショナルのトップとして19年連続で増収増益を達成した経営者です。すでに残業ゼロや早朝会議でもおなじみで、独特のノウハウは多くのビジネスマンを魅了してきました。本書は著者によるはじめての営業読本、「売る」というビジネスの永遠のテーマであり、ビジネスマンにとっても会社にとってももっとも大切な活動にスポットを当てます。もちろん常に勝ち続けた著者ですから、その販売ノウハウは多くの人に役立ちます。本書に書かれていることをひとつでも愚直にやってみてください。たとえば「即断、即決、即実行+前倒し」という吉越式仕事術の基本を徹底するだけでもいいのです。必ず成果につながるはずです。一読すれば「売る」ための仕事術とは何も難しいことを要求しているわけではないことがわかるでしょう。とにかく実践! あなたの「売る力」は必ず向上します。
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Posted by ブクログ
日本のホワイトカラーは仕事の密度が低い、デッドラインを決めて追い込めば5倍の密度の仕事が可能
緊急でなく、重要でないものほどさっさと片付けよう
→できるだけ未処理の仕事の残項目を減らす
社内にいる優秀な営業パーソンを定期的に丸裸にして彼の持っている能力やスキルのどこまでがマニュアル化できる形式知か洗いなおす
Posted by ブクログ
ーreading noteー
①営業パーソンは戦略まで食い込め。
お客様を一番理解しているのは営業である。
営業から商品開発につながる「仕組み」がないのが問題。
⇒こちらをMS会議(マーケティング&セールス会議)
にて仕組み化。
*営業に分析力・判断力に富んだ人材配置も重要。
②営業に「報・連・相」は不要。
迷ったら、自分で考えさせて結論を出し報告させる。
迷うたびに「報・連・相」させて判断させるような形式知では
売れない。
営業とは、形式知2割。暗黙知8割である。
まず、形式値は完璧にマスター。
そして、暗黙値は教えられない。
だから、暗黙値を学ぶ機会を与えることが大切である。
営業には「教養」「常識」が必要。
営業力とは「人間力そのもの」である。
③トリンプ19期連続増収増益の秘訣
「即断、即決、即実行」「前倒し」の基本の徹底である。
どんなに好調なビジネスモデルも時間が経てば、市場環境は変わる。だからこそ、スピードは大切である。
問題には緊急対策⇒再発防止⇒横展開の順番で行う。
くれぐれも順序は間違えてはいけない。
③4つの仕事
社員は、重要度が高く、緊急度が高いものと低いものを行う。
アルバイトは重要度が低く、緊急度が高いものと低いものを行う。
ルーチンワークはアルバイトに任せる。
④夢と現実の間に、目標という橋をかけるのがリーダー
ダメなリーダーは、夢と目標の関係が語れない者です。
⑤仕事は任せる。チェックは怠らない。そして、デッドラインを引く。
「教え魔」がコーチで名選手は育たない。
また、上司に教えてもらって社長になった社長もいない。
自ら学び、上司を超え、社長になったのである。
⑥結果がでない原因
努力の絶対量よりも、努力の方向性が間違っていることが多い。
⑦勝てる営業を目指すために、営業のツールを答えられますか?
それは「自分自身」です。
この人から商品を買いたいと思えるように自分を磨くことが
重要である。
Posted by ブクログ
2011/02/05
組織としての営業部の活かし方と個人としての営業スタイルでよく書かれている。
ITシステムに関するところはあまり賛同はしかねるが営業に関しては見習うべき点が多い。
早速取り組みたいことを会社メールに送っておいた。