高山なおみのレビュー一覧
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ネタバレ昨夜、タカシ君をインタビューした時のテープをまた聞いたのだけど、ふたりの会話を聞いていて、(私って、ずれてるかも)というのを確認した。何度も同じ質問をしていたり、盛り上がっているタイミングにずれたことを言って、話の腰を折ったりもしている。本人はツッコミのつもりなんだけど、ぜんぜんそうなってない。相手の話がいちどに頭に入らないみたいで、自分の納得がいくまで、しつこく聞き返したりもしている。マイペースはいいのだけど、脳みその容量が少ないのと、思いこみが激しいのと、感覚的なのが合わさってそうなるのだろうか。とくに、酔っぱらうとその傾向が強くなるみたい。最近、スイセイに怒られていた事をやっと自覚した。
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ネタバレさくさく読んでます◎
日々ごはん5。
今回の巻は、インドアな日が多かったように思います。
おまけレシピでいくつか作りたいながあったなぁ。
くたびれたり、新しい仕事のことで不安になったりすることをスイセイに相談すると、いつも辛抱強く聞いてくれる。聞いてくれるだけで、「そうじゃのう」とひとこと言われるだけで、息を詰めてこり固まっていたことに自分で気づくことができる。私がどんどん悪い方の暗い気分にはまって、客観的に見たら愚かなことを考えていたとしても、その話を聞いてくれただけで、すーっと気持ちが平らになるのだ。こういうパートナーが家の中にいて、いつも一緒にいられることを、とてもありがたく思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ一気に読む、、というよりは、空いた時間につらつらっと読むのが合う本、という感じでした◎
日々ごはんよりも、コラムよりな文章のようで、みずみずしい文体からにおいや風景が立ち上がってくるような。
章によってさまざまでしたが、とても好きだなあ。と思えるものがいくつかありました◎料理も、作ってみたいもの、多しです。
「下町のドンペリ」
ミルクが泡立ったちょっと苦めのカフェオレは、厚手のごっついカップで現れた。若いころ、夏になると住み込みでアルバイトをしていた山小屋のコーヒーみたい。女主人は、こちらから声をかけない限り、いつまでも放っておいてくれる。聞いたことはないけれど、好きな感じのする音楽がずっと -
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ネタバレ高山なおみの日記エッセイ第3弾
このシリーズ、日常を丁寧に過ごす系のエッセイだと思って読み続けていたのだけど、なんだかちょっと違うような気がしてきた。確かにご飯は丁寧に作らはるし(料理研究家だということもあるが)、洗濯や買い物・読書・旅行へのこだわりも、丁寧な日常生活の匂いはさせてはいるのだが。
この人結構ザツい。特に酒が入った時の行動がどうもザツい?酒呑んで、やたらと大騒ぎしまくり無駄に記憶を飛ばし、翌日二日酔いで宅配便配達員が鳴らすチャイムで目を覚ます。こんな日がやたらと多いのだ。しかも「こういう日があるから私は元気になれる」と確信的にそういう酒にまみれる日を作る。
まるで悪い展開には -
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ネタバレ呑みすぎて感情的になってこけたり、二日酔いで動きが緩慢になったり…、それはアカンやろと思いつつ、でもそういうところに共感できる
新鮮な食材を手に入れたら、できるだけ素材を生かすシンプルな方法で食べようとし、料理研究家であるがゆえの宿命「工夫をこらして奇抜な料理を」ってご飯を食べさせる家族にちょっとだけ申し訳なさを感じているところに共感できる
感情がほとばしった文章が出てくると「それはちょっといきすぎじゃないか?」とか、徹夜呑みしてバカバカタバコ吸って「これが健康の秘訣」と書いてるあたりは「それはちゃうやろ!」とか、今の俺に相容れない部分も散見されるが、それも含めて読まされてしまう。
前に -
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震災を挟んだ日々の日記。前作(今日もいち日、ぶじ日記)と同タイトルの上下巻だとばかり思い込んでいて、"今日"が"明日"に変わっていることにずっと気付かず。
書籍化され、webでも続く「日々ごはん」を読んでいるから、なんだかもう長いことずっと著者を知っている気がしてくる。料理人として勤めていたKuuKuuを辞めてからすでに10年以上。高山さんが本を作ったりTVや映画の仕事をする一方、娘さんが家を出て結婚し2人の子供を産み、周囲の友人たちも結婚したり子供を産んだり、そしてご自身とご主人は山の家を手に入れてそちらへも通う日々。そうした人生が「日々ごはん」と「ぶ -
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1巻~3巻を本棚から引っ張り出した。改めて読むと、最初の日記はもう10年以上前で著者の行動言動ともに若く、何より当時はまだクウクウで働いており、ちょうどシェフを辞めて料理家一本で立とうとしているところ。この10年余りは著者にとって大きく新しいものだったんだろうなと感じる。家族も、1巻当時は同居していた娘さんが結婚し娘2人の親となり、著者はおばあちゃんの立場となったわけだし。吉祥寺近辺で夜な夜な飲み歩いていた(り、酔っ払って吐いたり自転車で転んだり、しょっちゅう二日酔いだったりしていた)のが、今は仕事の合間に"ジープ"で"山の家"に通い古い家を手入れしたり