【感想・ネタバレ】ロシア日記―シベリア鉄道に乗って―のレビュー

あらすじ

武田百合子の名著『犬が星見た――ロシア旅行』。この本を愛してやまない高山さんは画家の友だち・川原さんと、航路で6月のロシアへ。シベリア鉄道の寝台、サモワールのお茶、バイカル湖畔の昼食。ツェントラリナヤホテルの226号、百合子さんの泊まった部屋の扉が高山さんを招く……。心ゆさぶられる夏の旅の記録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

料理家の高山なおみさんが画家の川原真由美さんと武田百合子の「犬が星見た」で報告したソ連旅行を運10年あとにたどるという本。続編にウズベキスタン日記がある。
 特に何か事件があるわけでなく、淡々と描写が続く。流石に料理に関しては見る目があり、描写も細かい。旅先でであう韓国人やロシア人の風貌や印象、街の印象やちょっとした気づきなどが面白い。軽い読み物としてすぐ読めてしまいました。
 そもそも本作を読む前に「犬が星見た」を先に読んだ方がよかったかな。
 やたらディルがでてきて1980年代にシベリアへ行った時と料理があまり変わっていないことが印象的でした。80年代はもちろん武田泰淳ではなくcookingresearchです。

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2021年07月28日

Posted by ブクログ

こんな旅がしたい。自分の普段の暮らしと違うところ、同じところ、そのにおいをちゃんと嗅ぎとれるような、そんな旅がしたい。

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2017年09月24日

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みせるためのエッセイではなく、
自分のための日記というかんじ。読みやすい

連載から本におこすにあたって、読みやすくしてくれてもよかったんじゃないかなーと思う

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2016年10月02日

Posted by ブクログ

境港から船でウラジオストックへ。鉄道でハバロフスク、ウラン・ウデを経て、イルクーツクへと向かうる旅行記。武田百合子の旅行記『犬が星見た』の行程をたどっているらしい。食べ物の記述がくわしく、おいしそう。シベリア鉄道の旅もおもしろそうだ。『犬が星見た』も読みたくなった。

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2018年06月28日

Posted by ブクログ

久しぶりの高山節。素直でのびのびとした文章に心を洗われるようです。大好きな料理家ですが、文筆家としても素晴らしい。今回は高山さんが憧れて止まない武田百合子さんの『犬が星見た』で描かれた旅の道程を辿る旅エッセイ。同作を読んでいないのが残念ですが、高山さんの文章だけでもロシアの素朴な美しさに圧倒されます。ああ、私も旅に出たい…。

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2016年10月11日

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