上原裕美子のレビュー一覧
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「脱成長」、英語ではdegrowthと言う。
私のような左翼を自任している人間でも、資本主義のなかで生まれ、その価値観に深く影響されていることがあるのだろう。まさしくマルクスが言ったように「存在が意識を規定」している。私自身も、経済成長をストップしたり、減速させようという意見を聞くと、抵抗を感じる。しかし、なんでも疑問を突き付け、「正しさ」の上にあぐらをかいている価値観に揺さぶりをかけるのは、ともかくも「良い」ことだ。
著者たちは次のように主張する。経済成長を重視する資本主義経済は惑星地球の限界に到達しつつある。化石燃料はいずれ枯渇する。原子力発電もウランなどの特殊な鉱物資源に依存しており有限 -
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ネタバレ1,感情の反応によって騙される
気に入らないエビデンスは無視しやすい=オーストリッチ効果。相場が下がっているときは株価のチェックをしない。議論の両論のエビデンスがたくさん出るほど、中立から離れてムキになりやすい
2,統計的な見地の鳥の目と、個人的な体験の虫の目を組み合わせる。
3,データの意味がほんとうにわかるか。
何を数えたデータか各印する。ニュースは前週のものだけ読む。
4,全体像のなかで眺める
5、統計の背景にも目を向ける
キックスターターで巨額を集めるプロジェクトがあって話題になるが、40%は一円も集められない。
選択肢が多いと購買意欲がそがれる、という論文は出版バイアスで出版されるが -
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武田先生推薦
☆3.5くらい
行動嗜癖の6つの要素
①ちょっと手を伸ばせば届きそうな魅力的な目標があること
②抵抗しづらく、また予想できないランダムな頻度で、報われる感覚(正のフィードバック)があること
③段階的に進歩、向上していく感覚があること
④徐々に難易度を増していくタスクがあること
⑤解消したいが解消されていない緊張感があること
⑥強い社会的な結びつきがあること
こうした要素を必ず1つは備えている
①好きと欲しいは似ているようで違う。
通常ならば、
好きなものを欲しがり、
欲しいものを好きだと思う。
ところが、
依存症の場合、
愛してはいけない相手に恋 -
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新型コロナウイルスの感染爆発がもたらすものとは? かねてより感染症対策の重要性を訴えてきたワシントン・ポスト紙のコラムニストが、“パンデミック後の世界”を見通す書籍。
今日、世界の国々は相互依存を強めている。そして情報革命により、財やサービス、文化など、あらゆることが高速で移動する。世界は開かれていて、急速に動いているため、必然的に不安定である。私たちは、そのリスクを意識し、危機に備え、社会にしなやかな回復力を持たせていく必要がある。
今回の危機にうまく対処した国には、台湾や韓国など小さな政府の国もあれば、ドイツやデンマークなど大きな政府の国もある。政府の大きさは重要ではなく、共通点は「有 -
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<目次>
第1章 「脱成長」とは何か
第2章 成長で犠牲になるもの
第3章 草の根から変革を起こす
第4章 道を切り拓く5つの改革
第5章 人々を動かすための戦略
付録 脱成長に関する23の質問への回答
日本語版解説 資本主義に亀裂を入れるために(斎藤幸平)
<内容>
最近言われている「人新世」。それが地球の自然環境の破壊へとつながる、資本主義の権化であると。それを超えるためには「脱成長」が必要とする書。この本には具体例がたくさん載っている。そして、夢ばかりを語らない。先進資本主義国は、その甘い汁を離さないし(政治家と金持ちが結託しているから)、一般の我々も資本主義の先など考 -
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<目次>
プロローグ 自分の商品でハイになるな~ジョブスと”売人”に共通する教え
第1部 新しい依存症「行動嗜癖」とは何か
第1章 物質依存から行動依存へ~新しい依存症の誕生
第2章 僕らはみんな依存症~何が人を依存させるのか
第3章 愛と依存症の共通点~「やめたいのにやめられない」の生理学
第2部 新しい依存症が人を操る6つのテクニック
第4章 <1>目標~ウエラブル端末が新しいコカインに
第5章 <2>フィードバック~「いいね!」というスロットマシンを回しつづけてしまう理由
第6章 <3>進歩の実感~スマホゲームが心をわしづかみにするのは”デザイン”のせ -
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サブタイトルは、「分断・格差・気候変動を乗り越える」。このためには、GDP至上主義、経済成長至上主義から脱却し、コモンズを取り戻すことが必要だと説き、コモニングの実践を紹介する。著者たちも簡単なことではないは承知しており、しかし個々人の実践からバルセルナのような社会運動、変革につなげていくしか、この人類の危機を乗り超えて行く方法はないという。
経済成長がウェルビーイングを増大させることはないということは、各種調査から明らかになっている。人類全体の、一人も取り残さずウェルビーイングを増大させて行くには、脱成長と、多分「分配」しかないということを主張する。
最初は「わたしのシェアとシ