上原裕美子のレビュー一覧

  • パンデミック後の世界 10の教訓

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    新型コロナウイルスの感染爆発がもたらすものとは? かねてより感染症対策の重要性を訴えてきたワシントン・ポスト紙のコラムニストが、“パンデミック後の世界”を見通す書籍。

    今日、世界の国々は相互依存を強めている。そして情報革命により、財やサービス、文化など、あらゆることが高速で移動する。世界は開かれていて、急速に動いているため、必然的に不安定である。私たちは、そのリスクを意識し、危機に備え、社会にしなやかな回復力を持たせていく必要がある。

    今回の危機にうまく対処した国には、台湾や韓国など小さな政府の国もあれば、ドイツやデンマークなど大きな政府の国もある。政府の大きさは重要ではなく、共通点は「有

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    2021年12月09日
  • なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える

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    <目次>
    第1章  「脱成長」とは何か
    第2章  成長で犠牲になるもの
    第3章  草の根から変革を起こす
    第4章  道を切り拓く5つの改革
    第5章  人々を動かすための戦略
    付録   脱成長に関する23の質問への回答
    日本語版解説  資本主義に亀裂を入れるために(斎藤幸平)

    <内容>
    最近言われている「人新世」。それが地球の自然環境の破壊へとつながる、資本主義の権化であると。それを超えるためには「脱成長」が必要とする書。この本には具体例がたくさん載っている。そして、夢ばかりを語らない。先進資本主義国は、その甘い汁を離さないし(政治家と金持ちが結託しているから)、一般の我々も資本主義の先など考

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    2021年12月07日
  • スタンフォード大学の共感の授業―――人生を変える「思いやる力」の研究

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    「配慮」「思いやり」など現代の社会環境は「利己主義的」(金・見栄え・権力・名誉等)を重要視するばかりで「他人を想う心」が減退していると言う。それは都会に続々集まる「独居生活」(独身・孤独・自律生活者)が自然と創り出す世界と言うことだ。「弱肉強食」のような、まずは自分が満足のいく生活環境を作り上げることが最優先となり、落ちこぼれには目を止めないことにつながると言うことだ。今後身近なソーシャルテクノロジーは使い方次第で人との関係を「繋ぎ・引き裂く・暴走・混乱・破滅」まで創造できるのだ。

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    2021年11月20日
  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    <目次>
    プロローグ 自分の商品でハイになるな~ジョブスと”売人”に共通する教え
    第1部   新しい依存症「行動嗜癖」とは何か
     第1章  物質依存から行動依存へ~新しい依存症の誕生
     第2章  僕らはみんな依存症~何が人を依存させるのか
     第3章  愛と依存症の共通点~「やめたいのにやめられない」の生理学
    第2部   新しい依存症が人を操る6つのテクニック
     第4章  <1>目標~ウエラブル端末が新しいコカインに  
     第5章  <2>フィードバック~「いいね!」というスロットマシンを回しつづけてしまう理由
     第6章  <3>進歩の実感~スマホゲームが心をわしづかみにするのは”デザイン”のせ

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    2021年09月05日
  • みんなにお金を配ったら――ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?

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    ベーシックインカムの考え方は魅力的だし、実現できれば貧困の改善になる事明白だ。
    ただ、やはりそれを支える財政が持つのか、もっと具体的に示して欲しい。それ無くしては、多くの賛同は得られない。
    また、移民差別の問題等の負の側面も見逃せない。議論の更なる深掘りが必要だ。

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    2021年07月08日
  • なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える

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     サブタイトルは、「分断・格差・気候変動を乗り越える」。このためには、GDP至上主義、経済成長至上主義から脱却し、コモンズを取り戻すことが必要だと説き、コモニングの実践を紹介する。著者たちも簡単なことではないは承知しており、しかし個々人の実践からバルセルナのような社会運動、変革につなげていくしか、この人類の危機を乗り超えて行く方法はないという。
     
     経済成長がウェルビーイングを増大させることはないということは、各種調査から明らかになっている。人類全体の、一人も取り残さずウェルビーイングを増大させて行くには、脱成長と、多分「分配」しかないということを主張する。

    最初は「わたしのシェアとシ

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    2021年07月04日
  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    意外なところに行動素癖が潜んでいることがわかった。
    自分もいつくか依存症に近い状態になっているかもしれないという気づきが得られた。

    依存症とは何か深く考察することができ、どう向き合えば良いかも考えるきっかけとなった。

    また期間を置いて読み返してみたい一冊。

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    2021年06月24日
  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    世の中にある依存症の事例が多く挙げられており、またそのテクニックが6つ紹介されている。
    私はスマホ利用時間は少ない方と思いつつ、いくつかのアプリは無意識に頻繁にクリックし更新情報を追い、時間を無駄にしていることに気づいた。
    子どもへの影響も衝撃。スマホに依存している親の姿をあまり見せるべきではないこと、テレビなど依存していないか?と常に意識すること、を学んだ。

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    2021年03月28日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    「先送り」して「待て」ば、かなりのことはうまくいくとの主張であるが、問題はどこまで待てるかだ。計画のグレシャムの法則からもわかるように、目先のことが気になると長期的な視野に立てない。やはり短期と長期のバランス、すなわち「両ぎき」が必要になる。ぎりぎりまで待ったほうがいいのはわかるが、タイミングを逃すと取り返しがつかない。プロのテニスプレーヤーもタイミングを逃して、ミスしてしまう。それならば、少し早め早めに手を打ったほうがよい。目下の禍に対して、待ちすぎたことによる失敗から失うものは多すぎる。

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    2020年12月27日
  • 壊れた世界で“グッドライフ”を探して

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    まさにタイトル"探して"の通り、この本を通して何か答えを出しているわけではなく、個々人にとっての"グッドライフ"を悩みながら模索し続ける家族のストーリーをありのまま伝えることで、自分の暮らしを見つめ直す機会を与えてくれる著書。
    そういう意味では、得られるメッセージとしては数行にまとめられてしまう程度かもしれない。とにかく結論を求める人には少し冗長に感じると思う。そういう人は、書末の鈴木菜央さんによる日本版解説がだいたいうまくまとめてくれているのでそちらを読むことをおすすめする。

    本書にもある通り、人間は生きていること自体で環境を破壊しているというジレン

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    2018年06月19日
  • 世界の一流企業は「ゲーム理論」で決めている―――ビジネスパーソンのための戦略思考の教科書

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    ゲーム理論とは言っても式はなく、ビジネスにどのようにして活かすかを中心に書かれていて読みやすく理解しやすい。ゲーム理論が基礎からわかる、というわけではなく、ビジネスでの応用例をあげて理解を促す、というよりゲーム理論を使ってどのように「手詰まり」の状態から抜け出すかを教えてくれる。
    おすすめ。

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    2018年10月31日
  • いつでもどこでも結果を出せる自己マネジメント術

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    ネタバレ

    生き甲斐が感じられ、充実した生活を送るためのスキルとして、
    『習慣』を柱にする
    『集中力』を高める
    『ツール』に振り回されない
    『クリエイティブ・マインド』を磨く
    の4つについて、20人の投稿やインタビューのブログ記事をまとめた一冊。

    午前中のフレッシュな時間に重要な仕事を充てること。
    瞑想のような、何もしない一人の時間を確保すること。
    90分程度の集中力のリズムで、マインドフルとマインドレスな仕事を交互に入れること。
    言い訳せずに、まず取り組むこと。
    習慣的に取り組むこと。

    再認識させられるが、単発のコラムの寄せ集めのため、体系的な情報としての満足感は得られない。
    16-35

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    2016年02月26日
  • 集合知の力、衆愚の罠 ― 人と組織にとって最もすばらしいことは何か

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    P63の集団ゲーム、面白い

    全体としては寓話やスピリチュアルなエピソードなどが多く入ってきて、途中で退屈になってしまった。

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    2015年07月30日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    人には向き不向きがあって、さきおくりが向いている人とそうでない人がいる、それはわかっている。でも、自分が先送り型なのかそうでないかのものさしとしてこの本を読むべき。自分を俯瞰する材料としては良書。ただ、もうちょっとコンパクトにまとめられたのではないか無駄に長い。

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    2014年03月16日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    「第1感」に代表される、早すぎる判断への警鐘。
    「善は急げ」であり「待てば海路の日和あり」でもあるという、ごく常識的な結論になる。
    どちらか片方だけを、最新の理論でござい、と、自分の都合の良い結論のために使用する輩に注意せよ、ということだ。

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    2013年10月18日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    判断にかけるべき時間の感覚がつかめたら、基本的には最後の最後まで決断の瞬間を遅らすべきだ。

    先送りというと悪いイメージだけど、人間にしかできない、がまんできる力とか、未来予測でもあるわけだ。

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    2013年11月04日
  • 集合知の力、衆愚の罠 ― 人と組織にとって最もすばらしいことは何か

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    アメリカの面白さは、ひとえに政治経済のメインストリームに対してのカウンター・カルチャーであるような気がする。それは親子や男女、人種の問題などにも置き換えられるだろう。
    カール・ロジャーズの思想などもそういう土壌に育ったものではないだろうか。本書をよみながら彼のエンカウンター・グループに思いを致すのは自然ななりゆきだった。
    つまるところ、理想と現実、理想対理想、現実対現実というあらゆる個人、集団、社会がはらむ対立軸にどうむきあってゆくかが問題の根源と捉えることはそうあやまってもいないと思われ、そのためのアメリカは格好のテキストたるのかもしれない。
    自己を捨てよ、そして自己を語れ。

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    2012年02月17日
  • 集合知の力、衆愚の罠 ― 人と組織にとって最もすばらしいことは何か

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    オットー・シャーマーやピーター・センゲの流れを汲んだ本。ニューエイジ、ニューサイエンス、スピリチャルな言説が盛り込まれている。言いたい事の論旨はそれほど間違っているとは思わないが、あまり賛同を得られる言語の組み立てだとも思われない。

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    2011年08月16日