あらすじ
シンプルな生き方は簡単じゃない。シンプルですらない。格差を生み出し続ける資本主義と、搾取や地球環境への負荷を生み出す行き過ぎた消費社会から積極的に抜け出し、ローカルやコミュニティの価値を重視する、倫理的で自由な生き方は本当に可能なのか!? 『スエロは洞窟で暮らすことにした』の著者最新作。
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Posted by ブクログ
Twitterで紹介されて読んでみました。本当にどうすれば、まともな、人間が地球の害でない、人間が浅ましく搾取しない世界が作れるのか、自分に何ができるのか、
生きていくのに、人や自然や動物を必要以上に傷つけなくてすむのか、実際に行動している人々の逞しさを感じました。
Posted by ブクログ
まずは、アメリカの文化と歴史について、自分がその場面に居るような錯覚を覚えながら、少しでも知ることができたのが楽しかったです。
3家族が少し混同してしまった場面もありましたが、最後には何とか整理ができました。
特に農業に関する部分の専門的な説明や、取り組みなどが紹介されて、こちらも勉強になりました。
Posted by ブクログ
ポスト資本主義的な本をいろいろ読んでいる。この本では、環境保護、脱資本主義、格差や差別のない生き方、地球に負担を与えない暮らしなどを実践している3つの家族と、その家族が主宰しているコミュニティを訪ね、実際に一緒に暮らし、その良さと、葛藤、矛盾などを飾らずに生々しく描いている。作者自身が、地球に負担をかけ、自分自身をも犠牲にながら働き続けなければならない苦しさから逃れようと、お手本になる活動を探っている。そのことを取材、執筆して生活をしているわけだが、その活動を維持するために、妻や家族を犠牲にしていることに気づき、さらに葛藤を深めるという二重構造。シンプルでスローで自然な生き方をするためには、実は複雑で忙しくて矛盾だらけで政治的で独裁的で一方的になるという皮肉。自分にどこまでできるか自信はないが、ほどほどに、できることを、長く、続けようと思いました。
Posted by ブクログ
まさにタイトル"探して"の通り、この本を通して何か答えを出しているわけではなく、個々人にとっての"グッドライフ"を悩みながら模索し続ける家族のストーリーをありのまま伝えることで、自分の暮らしを見つめ直す機会を与えてくれる著書。
そういう意味では、得られるメッセージとしては数行にまとめられてしまう程度かもしれない。とにかく結論を求める人には少し冗長に感じると思う。そういう人は、書末の鈴木菜央さんによる日本版解説がだいたいうまくまとめてくれているのでそちらを読むことをおすすめする。
本書にもある通り、人間は生きていること自体で環境を破壊しているというジレンマがある。登場する3家族と著者と一緒に悩んで、社会のため、環境のため、自分のためにとって何が大切なのかを探し続けることが重要。