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「アニー・ローリー」の「みんなにお金を配ったら――ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「アニー・ローリー」の「みんなにお金を配ったら――ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
ここのところ、ベーシック・インカムについての本をいろいろ読んでいまして、その中の1冊です。
ベーシック・インカム賛成派による本、ということもあってか、ベーシック・インカムの利点について、いろいろな面から語っています。
ベーシック・インカムについては、既に、様々な地域で実験がなされていて、どの実験でも、基本的には「ベーシック・インカムはメリットが大きい」という結果が出ています。
個人的には、貧困の解決に大きな可能性を感じているのですが、この本を読んで、それ以外にも、多く人の働き方の改善にもつながる施策だと感じました。
やはり、最低限の生活が保障された上で生きられることは、人間にかなりの安心感を与えるような気がします。
気にしている人が多い「財源」に関しては、自分も日本については簡単にデータを確認しましたが、税金や社会保障の見直しにより、確保できると思われます。
「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」という言葉がありますが、ベーシック・インカムは、このことを社会全体で実現する方法ではないかという気がしています。
Posted by ブクログ
サブタイトルは「ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?」
ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)こそが今後の世界を救う。AIによる仕事の変化あるいは消滅、経済的不平等や貧困、人種差別や性差別、これらを解消し我々をユートピアへ誘う政策、UBI。
ケニアやインド、そしてカナダなどの先進国での実践でエビデンスは揃いつつある。もっとも、人間は複雑で、社会も複雑で、UBIだけで全てが解決するとは著者は言わない。まだ、議論と実践、実験は必要なんだろう。
最終章、「UBIの財源」がちょっと残念。もっと具体的な試算、提言が欲しかった。これまでと違った行政の仕組み、税制が求められるわけで、それあたりが完全にクリアにならないと絵に描いた餅になってしまう。
Posted by ブクログ
みんなにお金を配ったらー
―ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?
毎月1000ドルが生きている限り誰にでも配られたら?
人は堕落して働かなくなるのか?それともより人間らしい活動を行うようになるのか?
UBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)という制度に関して、今までに行われた様々な実験や今後雇用を奪っていくであろうAIの側面からの検証などを行っています。
今の福祉政策は不平等で非効率であることは同意できますが、UBIは本当に貧困を救い人間らしい生活を送ることに寄与するのか?財源はどうすべきなのか?に関してはちょっと物足りない感じでした。
「働かざる者食うべからず」というフレーズが世界各地にあり、とりわけピューリタンの伝統を持つアメリカでは根強い価値観としてUBIを阻むということを知ることが出来ました。
また、人種、信条、ジェンダによる差別により、多くの人が最低限の生活を営むことが難しい一方、富める者は使いきれないほどの富を蓄え続けている。
ビルゲイツ氏が提唱している自動化機器に課税するというアイデアや、資産課税や非効率な福祉予算を原資として、今すぐにでもUBIができる素地は整って来ているのかなと思います。
あとは、政治的なリーダーシップを発揮して大きく舵を切るだけかな・・・
それができればもうやっているかもしれませんが。
竹蔵