上原裕美子のレビュー一覧

  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    ネタバレ

    「行動嗜癖」という観点から、インターネットやそれを活用したデジタルデバイス、デジタル商品に対する現代人の「依存症」について警鐘を鳴らす本書。現在のデジタルデバイスやサービスは顧客に「依存」させる仕掛けを巧妙に用意しているというのは事実だし、具体例として紹介される内容も「自分にも身に覚えがある」と思えるものばかりで、その内容自体は非常に興味深い。

    ただその一方で、「どこまでこの主張を信用していいのか」という根本的な疑問が解消できない。

    例えば第一章p.37では、「オンラインでの交流は(中略)ある種の害をもたらす。人間は、自分の行動が他人に影響を与える様子を観察することで、他人への共感や理解と

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    2025年04月26日
  • RCT大全――ランダム化比較試験は世界をどう変えたのか

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    開発途上国におけるRCTの一般化には重要な地域的差異を見逃しかねない

    マイクロクレジットは必ずしも良い結果を出していない。
    RCTによると、マイクロクレジットは世帯収入の増加やスモールビジネスの増加にインパクトをもたらさないものが多かった。
    なぜなら比較的少額の資金を高金利で貸し付けていた。

    生徒の学業成績向上が認められない取り組み。
    ・無料でノートパソコンを配る
    ・少人数教育を行う
    ・フリップチャートを導入する

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    2025年02月26日
  • 自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス

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    友人から勧められたので読んでみた。

    皆さん、日々たくさんの選択をしていると思うが、その選択は果たして本当に自分で選んだ選択なのでしょうか?
    選択をする際に、どんな心理が働くのか、人に選択させるためにはどんなテクニックが必要なのか、それがまとめられた1冊。
    この本を読めば、広告に踊らされることもなくなるし、ビジネスマンであれば、値決めや営業に使える、そんな1冊。

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    2025年01月11日
  • 自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス

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    読書会課題本。著者の本業は経営コンサルティング会社の社長のようだ。元著者が英国人なので、英米の事例ばかり出てくるが、日本でも応用されている理論が多いので「あの広告がああいう表現なのはこれか」というのが、色々浮かんで面白かった。

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    2025年01月06日
  • 自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス

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    無意識のバイアスを知ることは、洗脳から解かれること。まっさらなニュートラルな状態で、本当に必要な選択をしたいと思いました。

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    2024年12月13日
  • 科学的に証明された 自分を動かす方法―なぜか目標を達成できてしまう、とてつもなく強力なモチベーションサイエンス

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    科学的に裏付けられた方法で、自分のモチベーションをコントロールし、効果的に目標を達成するための指標になる。

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    2024年11月30日
  • ネットワークパワー日本の台頭 「失われた30年」論を超えて

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    日本国内のことは自分でも解るが、安全保障や貿易・外交などについては、外国人研究者による外からの見方に教えられることが多いように思う。

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    2024年11月29日
  • 自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス

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    特に買い物するときに、自分で選んでいるようで選ばされてること、いろいろなバイアスがあることを学びました。

    応用方法もあり、想像しやすかったです。

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    2024年07月28日
  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    研究まとめ感がすごいし、スマホ依存と他の依存症とどっちを語りたいのか迷子になった
    デジタルデトックスは大事みたいだね

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    2024年05月11日
  • なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える

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     本書は、脱成長の基本ビジョンが分かりやすく説明されるとともに、世界各地における実践例が紹介されており、入門書として適当な一冊だと思います。

     ただ、「脱成長」について思うこと。
     どうにかしなければならないことは理解できる。無駄なもの、ここまで必要ないだろうと思うモノやコトも多い。しかし、経済成長が良いことだ、パイを大きくしないと豊かになれないという考えが沁み込んでしまっている人間(自分だってその一人だ)が大勢の中で、政治を変え、脱成長の経済にしていくことを現実化していくのはとても難しいだろうと思う。
     特に国際社会において対立の度が深まっている現在、これまで不平等を強いてきたから先進国が

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    2024年04月26日
  • 安倍晋三と日本の大戦略 21世紀の「利益線」構想

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    米国人研究者による、故安倍元総理の下、日本が選んだ「大戦略」評。

    やっぱり、インド太平洋とか、クアッド、日本が主体となってアジアの外交再構築を「アメリカを含んで」行ったことが評価されている。
    日本の構想が、アメリカに影響を与えたことが稀有なのだ。

    あくまで、米国目線の評。

    アジアの歴史とか、日本を取り巻く「特亜」との関係とかの認識が薄っぺら過ぎて辛い。
    これって、和訳されてはいるけども、英語で書かれた、英語圏向けの本でしょ。

    虚しさが残る。

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    2024年01月19日
  • 統計で騙されない10の方法

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    「統計でウソをつく法」ダレル・ハフ著

    という、ちょっと有名な一般向け統計的発想の啓蒙書があって、その本のことは名著として褒めてはいるが、この本に対し、いや、統計ってのはちゃんと扱えば強力なツールになるのだ、ただ、誤謬が入ることもあるし、わざと誤誘導しにくることもあるから騙されないようにこういうところに気をつけよう!

    的な本。

    「この本に対し」も何も、同じことを違う言い方してるような気もするんだが。

    本としては、散文的で事例がむやみに多く、同じことの繰り返しで、だれる。
    結局のところ、落ち着け、冷静に分析しようと、最後にまとめてくれてはいる。

    だが、心構え的なところはなかなか身につくも

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    2023年09月30日
  • 科学的に証明された 自分を動かす方法―なぜか目標を達成できてしまう、とてつもなく強力なモチベーションサイエンス

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    目標を共有することで、人間関係の絆を形成、強化していく。という考え方は成程と腑に落ちた。
    内容は興味深かったけど、文章が頭に入ってこなかった。翻訳の仕方のせいかな。

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    2023年09月01日
  • 僕らはそれに抵抗できない―――「依存症ビジネス」のつくられかた

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    本書冒頭で語られる、行動も、麻薬や、アルコール、タバコと同様、依存をもたらすというのはその通りと思える。
    今や、多数の人々がスマホを片時も手放せず、デートの最中や、友達との食事中までスマホをチラチラ見ているのはよくあること。
    スマホは現代の生活において必要不可欠であるが、過度にそれに依存する/のめりこむ/集中することが、弊害をもたらす。
    人を依存させる要因として、目標、フィードバック、進歩の実感、難易度が上がっていくこと、クリフハンガーの感覚、他者との交流があるということも概ね納得。
    本書後半、どうやって依存から抜け出すか、依存にならないためにはどうするか、というあたりになると、途端に歯切れが

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    2023年05月05日
  • スタンフォード大学の共感の授業―――人生を変える「思いやる力」の研究

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    「共感」は、意識的に伸ばすことのできる能力だ。分断や不寛容が広がる時代に不可欠なこの「思いやる力」について、心理学者が解説する書籍。

    人は「共感(エンパシー)」という感覚を通じて、相手の気持ちや痛みを推測し、理解する。
    この共感の最も重要な役割は、「やさしい行動」を引き出すことだ。共感すると、人は自分を犠牲にしてでも、他人を助けようという気になる。

    共感の本能は、周りにいる人のほとんどが「身内」である時代に進化し、確立した。その後、時代とともに都市化が進むと、知らない人が増え、やさしさの行使は難しくなった。その結果、現代に入って共感力は大きく減少している。

    科学者や哲学者はかつて、共感力

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    2023年01月25日
  • The World(ザ・ワールド) 世界のしくみ

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    世界の状況について、歴史も踏まえて地域ごとに簡単に説明してくれている。
    世界全体の記載なので、個々の内容は簡易なものであり、入門的位置付けの本。

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    2022年12月02日
  • なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える

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    「脱成長」、英語ではdegrowthと言う。
    私のような左翼を自任している人間でも、資本主義のなかで生まれ、その価値観に深く影響されていることがあるのだろう。まさしくマルクスが言ったように「存在が意識を規定」している。私自身も、経済成長をストップしたり、減速させようという意見を聞くと、抵抗を感じる。しかし、なんでも疑問を突き付け、「正しさ」の上にあぐらをかいている価値観に揺さぶりをかけるのは、ともかくも「良い」ことだ。
    著者たちは次のように主張する。経済成長を重視する資本主義経済は惑星地球の限界に到達しつつある。化石燃料はいずれ枯渇する。原子力発電もウランなどの特殊な鉱物資源に依存しており有限

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    2022年10月08日
  • 統計で騙されない10の方法

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    ネタバレ

    1,感情の反応によって騙される
    気に入らないエビデンスは無視しやすい=オーストリッチ効果。相場が下がっているときは株価のチェックをしない。議論の両論のエビデンスがたくさん出るほど、中立から離れてムキになりやすい
    2,統計的な見地の鳥の目と、個人的な体験の虫の目を組み合わせる。
    3,データの意味がほんとうにわかるか。
    何を数えたデータか各印する。ニュースは前週のものだけ読む。
    4,全体像のなかで眺める
    5、統計の背景にも目を向ける
    キックスターターで巨額を集めるプロジェクトがあって話題になるが、40%は一円も集められない。
    選択肢が多いと購買意欲がそがれる、という論文は出版バイアスで出版されるが

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    2022年10月04日
  • 統計で騙されない10の方法

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    Yet Another統計でだまされない本。歴史やエピソード満載で読み物としておもしろいが、一般読者にはトゥーマッチだろう。インテリ向け。

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    2022年07月31日
  • The World(ザ・ワールド) 世界のしくみ

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    アジアやヨーロッパなど、世界各地の歴史を17世紀から振り返る事で現在の世界情勢を説明し、さらに現代の主だった論点がまとまった良書。

    がっつり読み込むというよりか、どんか事が記載されているかざっくり掴み、辞書的な参考資料として使うのが良いような気がする。

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    2022年06月18日