行成薫のレビュー一覧

  • スパイの妻

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    第二次世界大戦下、神戸で商社を営む夫・優作と、その妻・聡子の物語です。
    商談のため満州に赴いた優作が、ある国家機密事項を知ってしまったことをきっかけに、夫婦は軍関係者から目を付けられる存在になります。
    優作が「スパイ」と呼ばれようとも、夫の考えを否定せず、ただひたすら側にいて支えようとする聡子の姿が印象的でした。

    贅沢が禁じられ、国に背く思想を持つものは容赦なく弾圧されていた時代。
    そのような状況下でも、「自由」でいることを諦めず行動を起こした人がいたから、今の私たちの生活が成り立っているのだと思います。
    食べたいものを食べ、着たい服を着て、好きな場所に遊びに行けることがどれほど幸せなことな

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    2021年02月18日
  • スパイの妻

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    ドラマを見ていないので、イメージは白州次郎、正子夫妻(^^)でもお二人より、この主人公は大人しく、可愛らしい感じ(*^^*)夫は最初からスパイではなく、成り行き任せ(?)のスパイ( ゜o゜)なのでスパイ小説というよりも恋愛小説?(*´ー`*)

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    2021年02月12日
  • 怪盗インビジブル

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    ネタバレ

    北中の七不思議の一つ、怪盗院ビジブル。北中の生徒の一番大事なものを盗む。その謎と、取り巻く生徒や先生のお話。
    生徒の悩みが、割と身近なものから、なかなかヘビーなものまであり。窃盗証の話については、ちょっと重かったけど、部活の事とか、スマホの事とか、また教師側(大人側)の悩みなど、興味深く、面白く読めた。
    最後に「怪盗インビジブル」とは何か?の謎ときが語られており、それもまたスッキリして良し。その正体が、教師のお話とリンクしてたり、時間の経過もわかりやすくて面白かった。
    少し、予定調和すぎる部分もあるけど、初代?怪盗インビジブルが亡くなっていたり、偽の怪盗は学校を去ることになったり、ちょっと辛口

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    2020年12月20日
  • KILLTASK

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    ネタバレ

    Fデータをめぐる、裏の殺し屋(エージェント)達のお話。
    ごく普通に生きてきた(と思っている)僕が、殺し屋(狙撃手)になるまでのお話。
    バンバン人を殺していくのが、ちょっと気になったけど、エンターテインメントとして楽しめた。
    「天使」の伊野尾、「悪魔」の辰巳、が、キャラクターとしては、大好物ですね。並んだ姿が映像で見たいよね。多少、説明くさい部分もあったり、黒幕の正体も途中で分かったけど、落とし前のつけ方もスカッとしていたし、面白かった。
    続編が読みたいです。

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    2020年12月03日
  • KILLTASK

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    特殊ルビが多くて少し読みづらかったのと、特徴を揶揄したコードネーム?的なのと現実で呼び合う名前での章が交差するから少し混乱しつつ、どっぷりハマり一気に読み終わった。怖いなー。人間が一番怖いな。。まんまと騙されたよ。愛人の彼女には、まんまと騙されてしまいました。面白かった!もっと流行って欲しい!

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    2020年07月31日
  • バイバイ・バディ

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    表紙やあらすじを見る限り、爽やかな青春小説かと思いきや、ディープすぎる群像劇でした。

    物語の構成は、時系列がバラバラで進行しています。その瞬間での出来事を説明するために事前に過去の出来事を振り返るという形になっています。ジグソーパズルをはめていくように出来事だけでなく、登場人物の正体も段々と明らかになるので、ジワジワと迫ってくる感覚が良かったです。

    文中には友達を「トモダチ」とカタカナ表記しています。脳裏をかすめたのは、浦沢直樹さんの「20世紀少年」。
    この作品では、平仮名表記ですが、近からず遠からず類似しているところがあり、ある意味祀っています。
    友達の定義ってなんだろう?友情の定義って

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    2020年05月18日
  • 怪盗インビジブル

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    中学校のな七不思議、大事な物を盗む怪盗インビジブルに関わる連作短編。本人が大事だと思っていても周りは手放したほうがいいと思っていたり、逆だったり。いい話しばかりじゃなかったけど全部良かった。

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    2019年02月01日
  • 名も無き世界のエンドロール

    購入済み

    切ない……

    話は、過去と現在を行きつ戻りつだったが、とても読みやすかった。
    温かな気持ちにしてくれるけれど、でもとても切ない気持ちが残った。

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    2018年09月03日
  • パパたちの肖像

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    仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。

    女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。

    一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
    こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん

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    2026年04月19日
  • パパたちの肖像

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    どの作品も令和のパパがリアルに描かれていて面白かったけど、中でも「俺の乳首からおっぱいは出ない」は読みながら何度も笑った。

    我が家の夫も子どもが乳児だった頃に、子どもを泣き止ませる事がお手上げになった時に、よくオッパイで解決することを頼まれたな…と懐かしくなる(笑)


    全てパパ目線のストーリーで、子育て中のパパに是非読んでほしい。

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    2026年04月10日
  • おいしい季節がやってくる。

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    オムライスを作る人、海の家の焼きそばを作る人、グルメ番組のAD、豚汁を作り続けた人、そんな食べ物に関わる人々の話。描写がまぁ美味しそうで、合間のおむすび含めて全部食べたい。続編やけどこれ単体でも読めそう、けど前作読んでた方が背景分かって良いかも

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    2026年04月09日
  • ジンが願いをかなえてくれない

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    人情喜劇的な6つの短編集。全部それなりには面白かったが、それなりでしかなかったので満足はできなかった。なんというか、うまくできすぎてるというか、語る言葉が多すぎるというか、うまく説明できないのだけれど、とっても上手なお話を聞かされてるのだけれどちっとも共感できない感覚が続いた感じ。そんな中でも「屋上からは跳ぶしかない」だけは素直に大好きだったのだけれど、巻末の初出一覧を見るとこの作品だけが2014年。他は2022年以降のものばかり。これらの物語の勢いの違いが、この時間の経過のせいではないことを祈るばかりです。

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    2026年04月02日
  • パパたちの肖像

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    パパ作家7人による家族の物語。
    著者たちも、日々こういうことを考えながら家庭と向き合って奮闘しているのかと思うととても興味深かった。

    当たり前だけど「父親」と言っても、いろんなタイプがいる。本作に登場するのも、妻の負担を軽減するためおっぱいを出そうと奮闘する父親から、息子が一人暮らしする家を用意周到に内見する超真面目な父親までさまざまだ。でもどの父親も一生懸命でかっこよかった。

    子育てでは母親の大変さがやはり前に出てきやすいし、それは事実だろうけど、父親も妻との家事育児分担や周りの余計な言葉、自分の仕事など、たくさんのものに追い詰められ追い込まれて、こりゃ大変だなぁと感じた。
    本当に他人の

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    2026年02月19日
  • できたてごはんを君に。

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    食欲は生きる欲になる。寝たきりの父を見ているといつも思う。この小説でも、食べることは生きること、と描かれている。まさにその通り。

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    2026年02月17日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    映画化もされたサスペンス小説。
    小学校時代からの腐れ縁が30才になっても続く二人の男が企む「プロポーズ大作戦」とは?

    エンタメ作品としてシンプルに面白いストーリーだと思います。個人的にはもう少し深みのある作品が好みですが、本作のようにサラッと読める軽いモノもたまにはよいですね。
    回想シーンを挿むタイミングに不自然さを感じてしまい、没入しきれなかったのが残念。

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    2026年02月14日
  • パパたちの肖像

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    子育てに関するパパ(ママも)の苦悩の短編集。
    「俺の乳首からはおっぱいは出ない」がお気に入り。上手く子供をあやす事が出来ない。筋肉を鍛えておっぱいを出すチャレンジ。物凄い馬鹿馬鹿しいけど、妙なリアリティがある。
    他もほぼハッピーエンドだし、面白く読めた。

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    2025年11月20日
  • 本日のメニューは。

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    おにぎりと言うとおむすびと訂正される店は
    正直嫌だが、それ以外はいい感じ。
    三作目から戻って読んだので、
    あ、あの人が。って感じだった。

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    2025年11月04日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ゆるやかにつながってる短編集。
    豚汁が辛かったけど、久々に作りたくなった。
    前二作があるらしく、読みたいな

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    2025年10月29日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「ダディトラック」 外山薫 
    「俺の乳首からおっぱいは出ない」 行成薫 
    「連絡帳の父」 岩井圭也 
    「世界で一番ありふれた消失」 似鳥鶏 
    「息子の進学」 石持浅海 
    「髪を結ぶ」 河邉徹 
    「そういう家族がそこにある」 カツセマサヒコ

    それこそ多様性を認め合うことが大切だと思わされる。自分の意識も更新しないといけない。
    家族の形に正解はない。
    今うまくいっていても将来的に良い関係が続いているとは限らないし、どんなに大切に育てたつもりでも思うとおりに子どもが育つわけではない。
    せめて、今自分ができる最善と思うことを誠実にするしかないのだろう。

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    2025年10月08日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ネタバレ

    「YOLO」
    前作から続くリック、ナンシー、綱木の話。
    綱木が新たなステージに進むと感じの話で
    飲食店の個人営業の大変さなんかも知ったけど
    当の本人たちが仕事が楽しいからと言い切る
    姿がカッコよかったな。

    「夏の鉄板前は地獄」
    地方の海の家って大変そうだけど、
    それでもなんだこの人はと思ってた海の家の
    オーナーの考えにすごく共感?同意?
    たしかにこういう人がいないと地方都市って
    どんどん寂れていくし、お客さんが少なった
    からといって海の家がなくなっていったら
    それもきっかけの一つとしてどんどん
    その地域が寂れていっちゃいますもんね。
    この話を読むまで海の家なんて
    ぼったくりだと信じて疑わなか

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    2025年10月08日