行成薫のレビュー一覧
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一流の料理人では無い人々が、いろいろな事情で職に関わる仕事をするお話。
ラーメン、カレー、の描写が美味しそうで美味しそうで、読んでると食べたくなります。
話の大筋はもちろん面白いのですが、脇役や支えになる人、アシスト上手な周りの人々の良さに気づける本でした。Posted by ブクログ -
とある商店街での、食にまつわるお話を集めた短編連作。意図したわけではなかったのだけれど、「人間みたいに生きている」の後にこれを読んだの、妙な感じだったな。お話はほっこりするものが多く、まどかな手触りの読後感でした。Posted by ブクログ
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忙しかったりすると、昔から睡眠を優先して食を手抜きにしがちな私
でも別に、ご飯がなんでもいいわけじゃない
美味しいものを食べたいし、できれば誰かと一緒に食べたいし、身体に良いものを食べていたい
誰もが安心して美味しく食べられるご飯を
飲食業にかかわったことはないけれど
自分が作ったご飯を美味しい...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きだった「本日のメニューは」の続編♬
読み返してから読めば良かったのだけど、手元になくそのまま読んでしまった。
前作の登場人物が結構出てきてるみたいだけど、うろ覚えだったのでしまった〜〜という感じ。
今作も良かったけど、そこがちゃんと分かってたらもっと楽しめただろうな(--;)
料理を提供す...続きを読むPosted by ブクログ -
タイムラインをバラバラに並べ替えて物語は進みます。もっともテクニック的には簡単で、最初に時系列で(少なくともラフには)書いておいて、それを細切れにして順番を入れ替え、繋いで行けばできる。原因を最後に置くことでミステリアスにはなったけど、振り返れば変なのです。
あらすじを時系列で書けば(思いっきりネタ...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
命の選択はファンタジーではない。美しく描かれる残酷なテーマ。だが残酷ではないのかもしれない。世界は有限だから生きられない命も存在する。Posted by ブクログ -
文庫本の裏表紙にあった史上最大の「プロポーズ大作戦」にいい意味で裏切られた。
ポップで明るい話かと思いきや哀しいお話。
作戦に至るまでの過去の出来事、費やした長い時間。
すべてはこのためだったのか。
結末を知り、読み返したくなる。Posted by ブクログ -
映画を見て、
「彩なき世界のノスタルジア」を読んで
からの、この本なので
先が分かりすぎていて…
私の順番がおかしいのよね
でも、まぁ楽しく読みました。
実写映画のリサ役 中村アン
とてもしっくりきた
それ以外のキャストは微妙
主役2人の顔がカッコよすぎるんよね
↑映画の感想かよ…
Posted by ブクログ -
でもまあ、飯食って、ウマい、って思えたら、そんなに悪い状況じゃないんじゃないかなって思うんだよね。
光がちょっとあるだけで、希望があるように見えますよ。Posted by ブクログ -
生と死のはざまの世界で、二人の世界でどちらを生かすか、今までの人生の意味を問いながら、カードを選ぶ。生の選択(トリアージ)の重さ。生きているという意味を問い直す作品。レールの上を生きていただけかどうか。Posted by ブクログ
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無性にナポリタンが食べたくなる‼︎
粉チーズとタバスコをたっぷりかけて。
リサが出てきたところでなんとなく話が読めてしまったので、どんでん返し的な楽しみはできなかったけど、3人の学生時代の青春はなんかいいなーと思った。私でもマコトを選ぶかなー!
小説だから仕方ないけど、復讐はちょっと遠まりすぎな...続きを読むPosted by ブクログ -
ささやか!
本当にささやかな超能力を持つ人たちの話。
超能力者の物語はもっと、それこそ超人的な活躍をする、「増山超能力師事務所」や「七瀬ふたたび」のようなイメージを持っていたけど、こんなささやかなショボイ超能力の物語は初めてだ。
それでも話は面白かった。それぞれの超能力者の苦悩が語られて、それで...続きを読むPosted by ブクログ