行成薫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
どの話も涙腺にくるし、とても美味しそうでお腹が空く。
1番気になるのはロコモコかなぁ、、
50年もののドミグラスを受け継いだロコモコ…美味しくないわけがない。
出てくる人はみんな料理で人を幸せにしたいという思いを強く持っていて、それが伝わってなお美味しそうに感じる。
おむすびのお話で、子どもへの愛情をかけ違えないようにという教訓もあった。
これだけしているのに、と思ってしまったら、思われてしまったら、子どものためにやっているはずが逆効果になってしまうなぁ。
本当に求められていることが何か、考えながら過ごしたい。
"家から握りしめてきたのだろう。無機物であるはずの硬貨がほんのり温か -
Posted by ブクログ
飲食店に関わる人達が登場し、各編で物語が展開していく連作集となっています。
それぞれの物語で出てくる食べ物が美味しそうに描写されており、読んでいてお腹が空く感じがします。
人に食べてもらうものを作るとき、美味しく食べてもらいたいとか喜んでもらえたらいいなと気持ちを込めて作るかと思います。各編でも主人公たちは食べてもらう人が嬉しくなるよう、試行錯誤している時から気持ちが込められています。心がこもった食べ物はいつもより美味しく感じることがあると思いますが、作った人の思いを知りしっかり味わおうとするためなのかなと思いました。主人公たちが作った食べ物はとても美味しいんだろうな…と感じます。
魅力的 -
Posted by ブクログ
ネタバレ以前「名もなき世界のエンドロール」を映画鑑賞した。
その続編とあったので、映画の原作である前作を読んでいなかったけれどなんとなく手に取ってしまった。
映画の内容も細かい内容や登場人物の名前も忘れていたけれど、新鮮な気持ちで面白く読めた。
でも、やっぱり「名もなき世界のエンドロール」を読んでから続編を読めば良かった!と後悔しました。
きっと、登場人物の心情もエピソードの繋がりももっと深く感じられたと思う。ナポリタンも赤信号も。
タイトルの「彩無き世界」がさみしいほどその通りで、切なかったけれど、キダちゃんにこれからの人生は楽しんでいいんだよというラストに安心した。
もっとカラフルな世界で生き -
Posted by ブクログ
短編なので読みやすいし、時々違う話の主人公が登場人物として出てきたり、リンクしているのがおもしろかった。
或る洋食屋の一日がすきだな〜。
好きな言葉は二つ。
「俺より先に死んでくれるなよ」
「十八の頃から続いた長い旅は終わった。でも、これからまた自分の知らない世界に一歩踏み出さなければならない。人生という旅は、死ぬその瞬間まで続くのだ。」
いい夫婦だし、いい人生だなあと思いながら読んだ。
おむすびはたまーにしか作らないが、この本の影響でひさびさに作ってみた。
海苔を多めに巻くと美味しい〜。。また作ろうっと。手作りごはんってやっぱりいいなあ -
Posted by ブクログ
2度読み必須!と言うわけでもないのだけど、時系列が交差するので整理しながらより、ひと通り読んで確認のために2度読みしたほうが点と点の繋がりが鮮明になるのではないかと思う。
私は「プロポーズ大作戦」その全てを理解した時にラストまでを一旦保留して2度読み開始。
そして断片の真実が見えるたび胸が締め付けられる思いを繰り返すことになる。
キダちゃん、マコト、ヨッチ
永遠はないと知っている彼らではあったけれど、誰ひとりとして欠けてはならない存在であった彼ら。
それでも世界は1日あれば変わる。
いつしかマコトは社長令嬢へのプロポーズ大作戦のために車屋を辞め消えた。
指輪を渡すためだけに整備工から社 -
Posted by ブクログ
ネタバレ30年前に開園した「星が丘ハイランドパーク」という遊園地の閉園前の最後の一日。
男女2人ずつの4人で来た中学生のグループ。
久しぶりに息子くんに会った離婚した父親。
遠距離恋愛中のカップル。
以前、星が丘ハイランドパークのヒーローショーに出演していた元俳優。
星が丘ハイランドパークが開園した日に遊びに来ていた老夫婦。
不倫を続けていたカップル。
の短編とその間に星が丘ハイランドパークのスタッフのエピソードを挟んで、ストーリーは進んでいきます。そしてエピローグでつながっていく。
大きな波乱もトリックもどんでん返しもなく、ストーリーは淡々としていました。ただ、これとこれがつながるのか!という