行成薫のレビュー一覧

  • チャーハン兄弟

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    チャーハンを通して、色々な絆を見れた。
    とりあえず、チャーハン食べたくなる。
    そこそこ体育会系な小説。私は好きな本でした。

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    2026年10月13日
  • できたてごはんを君に。

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    賛否いろいろあるようだけど、ほっこりするような日常を描いていて、絶妙に1話1話が繋がっていてというこの作品が私は良いなって思いました。

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    2026年10月08日
  • チャーハン兄弟

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    ネタバレ

    "人生つまんねーのは全部自分のせいだからね"

    "あんたさ、なんのために生きてんの、今。"

    そんな言葉を投げかけられて。
    いつも、俺なんか。俺には無理。その思考が先にくる。

    生活のために仕方なく働いている。そう思っていた弟。

    超人的な力と魅力を持ち、たくさんの人を無意識に助けてきた兄の近くにいたおかげで斜に構えるようになってしまったけど、

    兄弟がそれぞれのチャーハンを作り、店を再建するストーリー。

    お仕事小説とも言えるけど、
    兄のいろいろな親切が返ってくる様子も感慨深い。

    そして何より、俺には無理とばかり言っていた弟が立ち上がる様子がワクワクします。

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    2026年09月01日
  • チャーハン兄弟

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    ネタバレ

    本のガチャガチャみたいなのでこの本が出てきたから読んでみたら、チャーハンに本気で向き合う兄弟の姿に泣けた。
    兄の一番はまっすぐなバカで、少年漫画の主人公タイプ。そのまっすぐさに惹かれて人が集まるし、この人のために何かしたいと人に思わせる力がある。
    弟の悠夢はそんな兄と自分を比較してしまい、どことなく自分の人生を俯瞰してみているようだが、兄に影響されつつ、自分自身が本気でやりたいことを見つけていく。一番が悠夢に家族と店をやりたいんだと涙を流すシーンは涙なしではみられません!みんな読んでみて!

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    2026年08月30日
  • おいしい季節がやってくる。

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    今作もどれも美味しそうなメニューばかり。一番食べたくなったのはハンバーグの乗ったオムライスかな。でも一番好きだったのは「サンクス・ギビング」。読みながらぼろぼろ泣いてしまった。誰かの大切なレシピが受け継がれていくところが各話に描かれていたのがよかった。

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    2026年08月29日
  • 本日のメニューは。

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    食べることは当たり前に毎日あること。
    子供のころから大人になり死んでいくまで、誰かに作ってもらい、そのうち自分でも作るようになり、意図せず記憶に残る数々の出来事。
    そんな日々のなかの一コマの物語集。

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    2026年08月02日
  • おいしい季節がやってくる。

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    前作に続き、オムライス、おむすび、焼きそば、豚汁など食慾そそるラインナップ。美味しそうな料理と、それにまつわる人間模様が面白い。

    料理の描写もライブ感があり、匂いもしてきそうなほど。個人的には豚汁の話で美味しい豚汁を振る舞いながらも、料理とは単純作業であるという一言がなんだか良かった。

    誰かを想って作る。それは間違いないのだが、時にそれを忘れてしまうこともある。それでも美味しく出来るのだけど、やはり丁寧さや工程の細部が変わってくるのかな。

    続編があるのであれば、是非読みたい。
    お腹をすかして。

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    2026年07月22日
  • パパたちの肖像

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    『パパたちの肖像』は、父親を主人公にした短編集です。育児の喜びや苦労を描いた作品集ではありますが、読んでいて強く感じたのは、「家族の幸せの形は様々、一般論では語れない」ということでした。ノウハウでは語り尽くせない生々しさに心揺さぶられます。

    特に印象に残ったのは「息子の進学」です。

    父親は、豊かな暮らしや便利な都会での生活に価値を見出してきました。一方で息子は、収入や効率よりも、自分が本当にやりたい研究の道を選ぼうとします。どちらが正しいという話ではありません。むしろ、親子であっても見ている世界が違うこと、そして父親が息子の価値観を理解しようとする姿に心を動かされました。

    「髪を結ぶ」も忘れられません。不器用な父親が子育てに悪戦苦闘し、自分は父親に向いていないのではないかと悩みます。しかし子どもは、完璧な父親ではなく、一生懸命向き合ってくれる父親をちゃんと見ている。長所だけでなく弱さも含めて受け入れていることに心打たれます。

    そして「そういう家族がそこにある」。共働きから専業主婦という選択をした家族が描かれますが、本作が教えてくれるのは「一般論では人の幸せは測れない」ということです。外から見ればリスクに見える選択でも、その家族にはその家族なりの理由と幸せがあります。

    読んでいて何度も感じたのは、家族であっても相手の気持ちは完全にはわからないということです。それでも理解しようとすることはできる。価値観の違いに戸惑いながらも、対話を重ねていく姿がとても温かく描かれています。

    パパの育児小説の目線から、家族という小さな共同体の中で、人がどう成長し、どう相手を受け入れていくかを描いた物語集でした。

    子育て中の人はもちろん、親との関係や夫婦関係について考えるすべての人におすすめしたい一冊です。

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    2026年06月13日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ネタバレ

    ドッキリスト、ビビリスト、プロポーズ大作戦、交際一年のモデルの彼女……。
    単純な恋愛物語だと思い読み進めるが、違和感がずっとまとわりつく。正直に言ってしまうと、その違和感とオチは序盤から予想できてしまう。が、終盤に近付くにつれて鮮明になっていく様が鳥肌ものだった。
    10年以上をかけた長いドッキリは、普通の人間では考えつかないし実行なんかできない。しかし、彼らはどこかが欠け、欠落していたから仕掛けることができた。

    読後、映画を観た。キャストに申し分はなかったが、小説内にある見せ場が大幅カットされていたことが少し残念ではある。彼らはもっと欠けていて、自分勝手な生き方をしている。この文量を100分に収めたのだから当然ではあるのだが。だけど映画ならではの追加要素があり、観て損はない。主題歌の「ゆるる」もぴったりだった。
    映画視聴済の方も、細かな経緯や想いが大量に補完されているため、ぜひ読んでほしい作品でした。

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    2026年06月13日
  • チャーハン兄弟

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    さくさくと読めて面白かった。

    ルフィみたいな存在の兄、井野一番。
    圧倒的なコミュ力と身体能力お化け。

    幼い頃から兄の存在の影に潜みながら、悲観しながら育ってきた弟、遊夢。

    一番の圧倒的なコミュ力で周りを巻き込んでいく姿に惹かれる。その一方で、悲観して行く弟の気持ちも痛いほどわかる。

    そんな兄弟が、父親の店を継ごうと、世界一のチャーハン作りを目指す。

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    2026年05月22日
  • パパたちの肖像

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    一家の大黒柱でもありながら、夜帰ってきてからも子供の面倒を見るパパだって偉い。
    ママが子供の太陽なら、パパはママの太陽。
    子供だけでなくママとのお話も書かれていた、カツセさんと行成さんの話が特に好きだった。
    ケーキでも買って、お茶を飲みながらゆっくり話し合う時間をずっと忘れずにいたいな。

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    2026年05月16日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ネタバレ

    「食べることは生きること」がテーマで、「利己は利他にもなる」が裏テーマかな。
    独立した物語が少しずつ繋がって、最後に大きな感動を呼び込む構成が見事。やっぱり連作短編集が好きだー!
    ただ、文体はあまり好みではなかった。こちらは作家さんの食シリーズ3作目らしいので、1.2作目も読んでみたい。

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    2026年05月15日
  • スパイの妻

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    スパイの夫とその妻の愛と裏切りの駆け引きの話です。
    戦争という環境の中で、日本軍の悪行を訴えるために渡米を試みるが、愛する奥さんを戦争のど真ん中に残して自分だけ行くということに賛否が分かれるかなとは思います。
    ただ、内容も構成も非常によくまとめられて、最初から最後まで面白かったです。

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    2026年05月14日
  • チャーハン兄弟

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    チャーハン兄弟/
    野本英二の話/美馬新太郎の話/三田助清の話/黒須禎司の話/鈴塚意弥の話/井野苑夏の話/高柳銚子の話/沽月南菜の話/井野信三の話/中町華純の話

    〇〇の話 というのは
    ほぼ 〇〇さんと兄弟の関わりの物語になる
    突っ走る兄ちゃんと考えすぎる?弟
    普通の人から少し外れてみえる二人が
    沈んだり浮き上がったりしながら進んでいく

    読みながら 
    呆れたり 励ましたり 手伝いたくなったり
    あ~ぁ 忙しかった ♡♡

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    2026年05月04日
  • チャーハン兄弟

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    ネタバレ

    チャーハン!兄弟!伝説!奇跡!最強!

    チャーハン好きだし、おもしろおかしく、そして楽しく読めるかなって思って手に取った。
    ぶっ飛んだ兄ちゃんに、斜に構えた弟。
    おもしろかったし楽しく読めた。でも、途中泣かされた。

    どポンコツから周りの人達の助けを得て伝説の幕開けまで漕ぎつけたハッピーエンドのフィクションだ。
    ぶっ飛んだ兄ちゃんにも、斜に構えた弟にも、2人を取り巻く人達にも、読者みんなに心当たりがあり、またそうありたいと思うところがあるんだと思う。
    兄ちゃんのようにまっすぐでありたいし、弟のように真面目でありたい。周りの人達のように、力になってあげたいと心から思い、そう動ける瞬間を体験したい。他人にはわからない誰に言い回るでもない積み重ねがあり、想いがある。

    通勤電車の中で涙を堪えることになるとは思わなかった。

    作ってくれる人を目当てに行くお店っていいな。
    チャーハン食べたい。

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    2026年05月01日
  • パパたちの肖像

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    石持さん、外山さん、河邉さん、カツセさんのは涙がでた。特にカツセさんの話が好き。息子の進学は自分の進学を思い出した。親側になったときにまた読んでみたい。

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    2026年04月19日
  • チャーハン兄弟

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    仕事に対する情熱を教えてくれる。

    想像以上に好きな物語でした。
    たまに登場人物の視点の話がチャーハン兄弟の物語の奥行きさを持つおかげでより一層物語が面白くリアル感が出す演出がとてもいいです。

    まっすぐな兄の「一番」、理屈重視の弟の「悠夢」のコンビ。
    また、兄の友人たちの個性ありながら協力して店を盛り上げようとする姿などとても良かったです。

    父と母の心情も心がグッと持っていかれました。

    行成薫さんの小説は、何かしら訴えるものがあり個人的に好きな作家さんです。
    他にも色々と読んでみようと思います。

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    2026年04月18日
  • チャーハン兄弟

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    後半から流れが出て面白くなった。結末も想像通りで目新しくないが、登場人物の会話が小気味よく、チャーハン食べたい病になってしまった。

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    2026年04月12日
  • 稲荷町グルメロード

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    ゾンビロードと称される、寂れた稲荷町商店街の活性化プロジェクト 高額報酬につられプレゼンに参加した大学3年生の幸菜 グルメ特化のリニューアル案は落選するも、その後商店街で偶然再会したプロジェクトの当選者、クリスにアシスタントとしてスカウトされる 利用客層の移動、伝統に固執する経営、ニーズとこだわりの相反など飲食店経営によく見られるピンチ メニュー提案など軽やかに提案しつつ、最終的には改革に携わる人同士のわだかまりを乗り越えていく展開にほっこり まだまだ課題は山積み感はあるけど、続編もあるようなので期待

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    2026年04月01日
  • スパイの妻

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    それぞれが自分の想いや信念を持って、最後まで貫こうとする姿がよかった。その“時を生きている”ことが伝わってきて、なんとも熱い作品だと思った。

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    2026年03月13日