行成薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
二人の殺し屋の元で殺し屋修行をしている主人公。彼が裏の世界で生きることになった、家族が殺された事件と殺し屋たちに届いた殺人案件(キル・タスク)に繋がりが見えて来て…。
ノワールとミステリーの融合のような作品。ただミステリー部分のからくりについては途中で何となく分かってしまう。
殺し屋や情報屋など裏の住人の符丁が飛び交うので、誰かと誰かが同一人物なのだろうかとか入れ替わっているのだろうかとか勘繰ってしまう。その真相はさて。
Fデータなる、とんでもない爆弾になりうるデータを巡る闘いというか駆け引きというか出し抜き合いのような話なのだが、ここまで人が死ななければならないほどのものなのか?という疑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私はドッキリが大嫌いだ。
サプライズも反応に困ってしまう。
どちらも共通しているのは、
楽しんでいるのは仕掛けた側、ということだ。
そういう意味でキダちゃんはすごいと思う。
私だったら、やられたら絶交するか、
良くて「次やったらタダじゃおかないよ」と
最終通告をするだろう。
そして私がヨッチだったなら、
こんなドッキリを土産に自分の元へ来られても、
喜ぶことなど到底できない。
どうしてもその想いが消えないので、
マコトがやってることが独りよがりに思えて仕方なく、
彼が命をかけてまでやるべきだったのかも
最期に別な女性と死を選んだことも
複雑な気持ちになるのではないかと思ってしまう。
女性陣 -
Posted by ブクログ
誰かの1番大事なものをそっと盗んでいく怪盗インビジブル。目印は小さな黄色い付箋に描かれたやや不細工なネコ。今日も学校のどこかでインビジブルが出現する……
卓球部の二人の微笑ましい一話や、友達との関係に悩む少女の二話、結婚か仕事か悩む先生の三話、まではインビジブルの正体にわくわくしたし、小粒ながらも青少年たちの青い空気がとてもよかった。しかし彼女がインビジブル、というのはちょっと納得しかねるな…彼女自身のしんどさ、母との関係のこじれ方の書き方はすごいよかったんだけど、この重さと前話までのちょっとあったかいインビジブルとか結びつかなくてなあ。彼女がそんなに他人の大事なものを見極める目があるように