行成薫のレビュー一覧

  • 本日のメニューは。

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    面白かった。
    食をテーマにした5つの短編。

    醤油ラーメン美味しそうだったな。

    料理が好きじゃない人っていっぱいいると思うんだけど、そういう女性とたまたま出会ったことがなかった。自分の母親が料理が嫌いで、、不味いものしか食べられないって、とてつもなくしんどいと思った。

    美味しいご飯を作ってくれたお母さんに改めて感謝を伝えたくなった。

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    2026年10月11日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ネタバレ

    短編4作と、連作掌編1作。
    1,2作目にも出てきた、キッチンカーの綱木の話。1作目の洋食屋のおじいさんの親戚の女性が、オムライスを作れるようになりたいと言い、オムライスを研究する。最終的にオムライスを作れるようになり、キッチンカーを自分のものにする話。
    海の家で一か月泊まり込みでバイトすることになった大学生が、少しずつ焼きそば作りの技術を向上させていく話。ぼったくりに思えた海の家の商品価格にもその価格になるだけの費用がかかっていくことを知っていく。
    山奥のレストランに取材することになったテレビ番組のADの両親がパセリ農家で、そのレストランがそこのパセリを使っていて……という話。
    地震と津波で夫を亡くしてしまった女性が作る豚汁が作る、その後の人生の話。最終的に豚汁が様々な人の心を掴んでいく。
    掌編は1作目のおむすび屋に来る様々な客の話の連作。その客は他の短編で出てきた登場人物で、話に繋がりを発生させている。

    どの話もほかの話と結びつくところがあり、これまでの1,2作目の要素も出てきていて、繋がりが面白い本だった。料理の作り方を丁寧に書いているところが印象に残った。

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    2026年09月07日
  • できたてごはんを君に。

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    ネタバレ

    短編4作と、幕間掌編1作の短編集。
    かつ丼の飲食店を営むえみちゃんの店の、ちょっと変わったオムライスのような見た目のかつ丼。そのかつ丼ができたきっかけはある常連のボクサーだった。
    前作でロコモコ丼のキッチンカーを始めた璃空が、前作の洋食屋の店舗をもらうことになり、飲食店開業にこぎつける。メインメニューをカレーに据え、カレーのレシピを考案する話。
    人気ラーメン店『味好』のオーナーが亡くなり、その店をすみれという女性が継ぐことになり、ラーメン作りに奮闘する話。
    パン屋の息子が、小麦アレルギーの子どもと出会い、米粉パン専門店を出店し、商店街ぐるみでアレルギーフリーの商品を増やしていく話。
    掌編はウーバー的な配達システムのアルバイトをする女の子の話。

    前作で登場した病院に出前するラーメン屋に弟子入りしたクソ足速い池田が登場したり、デカ盛り店の名前が頻繁に出てきたり、おむすび屋によく来ていたひかりが実里の友達だったり、繋がりが多く、しかし前作を読んでなくても差し支えない程度の情報量でよかった

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    2026年09月06日
  • できたてごはんを君に。

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    ネタバレ

    また、やってしまったかも(汗)
    『本日のメニューは。』という兄弟本のような存在があるらしい。

    かつ丼とカレー、ラーメン、米粉のパンの物語。飲食店に関わる人々が登場する連作集。

    カレーのスパイスの種類や配合の話、ラーメンのスープや麺、茹でた麺の湯切りの話、小麦ではない米粉のパンを作ることの難しさ、食べ物にまつわる蘊蓄は、読みごたはあるが今ひとつ胃袋には訴えなかった。

    ラーメンが一番美味しそうで、食べてみたいと思ったが、美味しそうな食べ物の物語が沸き起こさせる夜中であっても抑えきれない食欲を掻き立てるほどではなかった。

    何故だろか?
    少しもたれた理由は、本作が職業小説、家族小説、生き方の物語であることが意図されているからかもしれない。

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    2026年08月11日
  • チャーハン兄弟

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    一番みたいな人っているんだよね〜おもしろそうだからで損得勘定なしに動けて人の懐にうまくはいって誰とでも仲良く出来る人。誰からも愛され許される人。でもその弟を二番って呼ぶのも可哀想な話だけどそれで離婚に踏み切るママはかっこいいな〜。面白かった!

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    2026年06月27日
  • チャーハン兄弟

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    父親が入院し、命も残り少なくなる時、兄たちの店舗が火事になり大変な思いをする。弟は銀行やめ結果「中華1番」を家族ですることになる。とにかくまず兄の作るチャーハンいろいろ考え最後はおいしいチャーハンを作ることができる。今日から始まる兄弟。チャーハンは末永く続いて欲しい。

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    2026年06月11日
  • パパたちの肖像

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    仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。

    女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。

    一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
    こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているんだ」という認識が、もう少し広がっていくといいと思う。

    あえて言うなら、長時間働いて疲れ切っている中で、家庭でも責められ、「自分だって頑張っている」と感じているパパ像が描かれたらもう少し共感が得られるのでは、とも思った。

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    2026年04月19日
  • パパたちの肖像

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    どの作品も令和のパパがリアルに描かれていて面白かったけど、中でも「俺の乳首からおっぱいは出ない」は読みながら何度も笑った。

    我が家の夫も子どもが乳児だった頃に、子どもを泣き止ませる事がお手上げになった時に、よくオッパイで解決することを頼まれたな…と懐かしくなる(笑)


    全てパパ目線のストーリーで、子育て中のパパに是非読んでほしい。

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    2026年04月10日
  • おいしい季節がやってくる。

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    オムライスを作る人、海の家の焼きそばを作る人、グルメ番組のAD、豚汁を作り続けた人、そんな食べ物に関わる人々の話。描写がまぁ美味しそうで、合間のおむすび含めて全部食べたい。続編やけどこれ単体でも読めそう、けど前作読んでた方が背景分かって良いかも

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    2026年04月09日
  • ジンが願いをかなえてくれない

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    人情喜劇的な6つの短編集。全部それなりには面白かったが、それなりでしかなかったので満足はできなかった。なんというか、うまくできすぎてるというか、語る言葉が多すぎるというか、うまく説明できないのだけれど、とっても上手なお話を聞かされてるのだけれどちっとも共感できない感覚が続いた感じ。そんな中でも「屋上からは跳ぶしかない」だけは素直に大好きだったのだけれど、巻末の初出一覧を見るとこの作品だけが2014年。他は2022年以降のものばかり。これらの物語の勢いの違いが、この時間の経過のせいではないことを祈るばかりです。

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    2026年04月02日
  • パパたちの肖像

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    パパ作家7人による家族の物語。
    著者たちも、日々こういうことを考えながら家庭と向き合って奮闘しているのかと思うととても興味深かった。

    当たり前だけど「父親」と言っても、いろんなタイプがいる。本作に登場するのも、妻の負担を軽減するためおっぱいを出そうと奮闘する父親から、息子が一人暮らしする家を用意周到に内見する超真面目な父親までさまざまだ。でもどの父親も一生懸命でかっこよかった。

    子育てでは母親の大変さがやはり前に出てきやすいし、それは事実だろうけど、父親も妻との家事育児分担や周りの余計な言葉、自分の仕事など、たくさんのものに追い詰められ追い込まれて、こりゃ大変だなぁと感じた。
    本当に他人の家庭のことに口出しして自分を正しいと信じて疑わない人っているよね〜!笑

    でもどの父親も、一番矛先が向きやすい妻を悪者にして終わらせずに、むしろ懐の大きい素敵な奥さんだと感じる終わり方でとてもよかった。

    私が特に好きなのは「髪を結ぶ」と「そういう家庭がそこにある」。男女問わず、子どもがいる人もいない人も全員に読んでほしい作品。

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    2026年02月19日
  • できたてごはんを君に。

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    食欲は生きる欲になる。寝たきりの父を見ているといつも思う。この小説でも、食べることは生きること、と描かれている。まさにその通り。

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    2026年02月17日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    映画化もされたサスペンス小説。
    小学校時代からの腐れ縁が30才になっても続く二人の男が企む「プロポーズ大作戦」とは?

    エンタメ作品としてシンプルに面白いストーリーだと思います。個人的にはもう少し深みのある作品が好みですが、本作のようにサラッと読める軽いモノもたまにはよいですね。
    回想シーンを挿むタイミングに不自然さを感じてしまい、没入しきれなかったのが残念。

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    2026年02月14日
  • パパたちの肖像

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    子育てに関するパパ(ママも)の苦悩の短編集。
    「俺の乳首からはおっぱいは出ない」がお気に入り。上手く子供をあやす事が出来ない。筋肉を鍛えておっぱいを出すチャレンジ。物凄い馬鹿馬鹿しいけど、妙なリアリティがある。
    他もほぼハッピーエンドだし、面白く読めた。

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    2025年11月20日
  • 本日のメニューは。

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    おにぎりと言うとおむすびと訂正される店は
    正直嫌だが、それ以外はいい感じ。
    三作目から戻って読んだので、
    あ、あの人が。って感じだった。

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    2025年11月04日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ゆるやかにつながってる短編集。
    豚汁が辛かったけど、久々に作りたくなった。
    前二作があるらしく、読みたいな

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    2025年10月29日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「ダディトラック」 外山薫 
    「俺の乳首からおっぱいは出ない」 行成薫 
    「連絡帳の父」 岩井圭也 
    「世界で一番ありふれた消失」 似鳥鶏 
    「息子の進学」 石持浅海 
    「髪を結ぶ」 河邉徹 
    「そういう家族がそこにある」 カツセマサヒコ

    それこそ多様性を認め合うことが大切だと思わされる。自分の意識も更新しないといけない。
    家族の形に正解はない。
    今うまくいっていても将来的に良い関係が続いているとは限らないし、どんなに大切に育てたつもりでも思うとおりに子どもが育つわけではない。
    せめて、今自分ができる最善と思うことを誠実にするしかないのだろう。

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    2025年10月08日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ネタバレ

    「YOLO」
    前作から続くリック、ナンシー、綱木の話。
    綱木が新たなステージに進むと感じの話で
    飲食店の個人営業の大変さなんかも知ったけど
    当の本人たちが仕事が楽しいからと言い切る
    姿がカッコよかったな。

    「夏の鉄板前は地獄」
    地方の海の家って大変そうだけど、
    それでもなんだこの人はと思ってた海の家の
    オーナーの考えにすごく共感?同意?
    たしかにこういう人がいないと地方都市って
    どんどん寂れていくし、お客さんが少なった
    からといって海の家がなくなっていったら
    それもきっかけの一つとしてどんどん
    その地域が寂れていっちゃいますもんね。
    この話を読むまで海の家なんて
    ぼったくりだと信じて疑わなかった。

    いやいや鉄板の前で死にかけながらも
    無心で焼そばを作る海夏人、何だかんだ
    いっても自分で作ったやきそば一つでもひとに
    美味しいって言ってもらえるだけでもうれしい
    よねって思える話だったし、海夏人の機転で
    出来た海鮮塩焼そば絶対おいしいですよね。

    「サンクス・キビング」
    パセリは飾りじゃない!親子の距離をぐっと
    縮めてくれた素敵なスペシャリテを作る
    パワフルなフランス人シェフと日本人が
    忘れがちな「いただきます」やシェフとの
    つながりでその地域が少しずつみんなが
    いい方向へ向かっていく話でした。。

    「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
    愛する人を亡くし元々だったがただの
    作業と思って作っていた豚汁を
    愛情を受けられない子供にだた美味しく
    食べてほしいとこころこめて豚汁を作る
    ちょっといいシーンだった。そしてその縁が
    まわりまわって冬美のところに届いた時は
    ちょっとジーンときました。
    人生を変えるほどの「豚汁」、そして
    すごく大変だったろうけど素敵な生涯だな。

    各話の間の「おむすび交響曲」が各話を
    絶妙につないでいたり、話のその後を
    ちょろっと覗き見ている感じや
    各話のそこそこキーになる話なんかも
    描かれているので面白かったです。
    何だかんだとここで話がいい方向に
    急展開している気もしましたね。。
    そしてここでも「豚汁」がつなぐ縁、
    おむすびは 人と人とを むすぶもの、
    そしてつながった縁、ほんとに全体を通して
    こころがほっとするいいお話ばかりでした。

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    2025年10月08日
  • 本日のメニューは。

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    今日も町のごはん屋さんで笑って、泣いて、食べよう。
    入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え!マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。(紹介文より)
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    シンプルに読みやすくて面白かった。
    とくにおむすび屋のお話は、自分も子どもがいる分、ただのグルメ小説ではなく
    親子関係が気になる短編だった。

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    2025年09月25日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ドッキリストのマコトに、いつもしてやられるビビリストの俺。楽しい高校時代の描写から一転、やさぐれた三十過ぎの俺が、押しボタン式の横断歩道を横断している。そして物語は、その半年前、十三年前、七年前、十年前、十六年前と前後し、間に断片を挟みながら、マコトと俺、それからヨッチという、小学生のころに転校してきた女の子の物語は全貌を表してゆく。

    構成が素晴らしかった。ネタバレすると、だいぶ早いうちに大人になったヨッチが出てこないので、死んでるんだろうなというのがわかる。が、三人とも、親に恵まれず、親戚の家などに引き取られた子供という共通項があったため、ヨッチの死の原因は、家族関係だと思っていた。そして、マコトが現在交際している社長令嬢かつモデルの女へのプロポーズが文字通りでないことも、読んでいてわかる。どういう結末を迎えるのか、とても期待させられた。そして、かけがえのない仲間だった三人の、たとえばコーラを噴出させて笑ったり、海をながめたり、ナポリタンに山盛りの粉チーズとタバスコをかけたりという、ささいな日常を、この世界に刻んで留めておきたいという思いに、胸が熱くなる。

    これが新人賞受賞のレベル。応募時から変更されたタイトルも、編集者の仕事ということなのか、センス抜群だなあ。

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    2025年09月23日