行成薫のレビュー一覧

  • 本日のメニューは。

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    今日も町のごはん屋さんで笑って、泣いて、食べよう。
    入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え!マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。(紹介文より)
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    シンプルに読みやすくて面白かった。
    とくにおむすび屋のお話は、自分も子どもがいる分、ただのグルメ小説ではなく
    親子関係が気になる短編だった

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    2025年09月25日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ドッキリストのマコトに、いつもしてやられるビビリストの俺。楽しい高校時代の描写から一転、やさぐれた三十過ぎの俺が、押しボタン式の横断歩道を横断している。そして物語は、その半年前、十三年前、七年前、十年前、十六年前と前後し、間に断片を挟みながら、マコトと俺、それからヨッチという、小学生のころに転校してきた女の子の物語は全貌を表してゆく。

    構成が素晴らしかった。ネタバレすると、だいぶ早いうちに大人になったヨッチが出てこないので、死んでるんだろうなというのがわかる。が、三人とも、親に恵まれず、親戚の家などに引き取られた子供という共通項があったため、ヨッチの死の原因は、家族関係だと思っていた。そして

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    2025年09月23日
  • パパたちの肖像

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    共働き育児経験者なら昔の自分達夫婦を思い出し、未経験者にはこんなものなのかと思わせる小説。
    物語はかなりデフォルメされているが、子育てにおいて父親は母親には絶対的に敵わないという事は、当然のように再認識させてくれた一冊だった。
    軽く読むにはちょうど良いと思う。

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    2025年09月21日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    2025/08/20予約2
    母親はお腹の赤ちゃんと十月十日一緒に過ごすからこそ、だんだん母になっていく。その姿を見ているだけでは父親になれないんだな。この7人の父親は、その家族にとってのあるべき姿というより、ありたい姿を試行錯誤しながら進んでいく、とても今どきの夫婦だと感じた。
    最後の「そういう家族がそこにある」、これは2人で考え専業主婦を選んだ家族の話で、主人公のパパにいい友人がいて救われる。誰にも外から見えない悩み葛藤があるよね。
    面白い視点の本だった。

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    2025年09月15日
  • おいしい季節がやってくる。

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    四季をテーマに食がメインの短編。
    物語の中間に差し込まれるおむすび屋さんが前半の物語の後日談になっていて楽しめたし、おむすびの具も美味しそう。
    しかもとん汁の話にも繋がっていて、巡り合わせの運命の締めくくりとしてしっかりと決着した終わり方だった。

    個人的には夏の焼きそばの話が好み。ひと夏の恋と情熱があって海に行きたくなってきたな~。ゲレンデ飯とかもそうだけど、ああいう所の食事って割高だけど、疲れてる体に染みる。
    ジビエの話も破天荒なクロエさんに振り回されるスタッフのバタバタした物語だったけど、ジビエのルーツや料理人としての視点を垣間見て少し勉強になった。
    とん汁の話は切ない終わり方。しかしお

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    2025年09月04日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    時系列の組み替えが独特ではあるが、主要な登場人物が少ないため、混乱することはなかった。
    中盤あたりから、物語の核となる部分の輪郭がみえ始め、一気に引き込まれる。
    一方で個人的には、キダの心の声である地の文や、登場人物の発言が(映画のセリフを多く引用しているからか)どこか芝居がかっていて感情移入できる箇所は少なかった。
    ただ、物語終盤でのマコトの「指輪喜んでくれるかどうか気になって…」というセリフは、彼女を愛する等身大の男性の言葉として哀しく胸に響いてきた。

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    2025年07月26日
  • おいしい季節がやってくる。

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    「本日のメニューは」から
    「おいしい季節がやってくる」へ。
    各章が繋がっていて全編通して
    おいしい。嬉しい。幸せ。

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    2025年06月28日
  • おいしい季節がやってくる。

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    美味しいものが題材になっていて、切ないお話が詰まってた。オムライスも豚汁も作りたくなった。おむすびも凝った具材もつくってみたくなる。美味しいご飯で繋ぎ止めたいなぁ

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    2025年06月19日
  • おいしい季節がやってくる。

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    オムライス、焼きそば フレンチ 豚汁、おむすび 食に関することだけど、何をするのも大変だと思った。店を出すのも食を提供する事は本当に楽なようで人一倍苦労がある。体のほうも体調が悪くなると売り上げに響いて、頑張って仕事する事は大事だけど、お客を相手は本当に大変だ

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    2025年06月13日
  • できたてごはんを君に。

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    最初は同じ商店街の個々のお店が取り上げられている短編式で、それを配達業の人やお客さんを通じて話が繋がっていました。

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    2025年05月19日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ビビリのキダと、ドッキリを仕掛けるのが好きなマコト。2人の幼馴染と、そこに加わる女子・ヨッチの物語。
    過去と現在が入り乱れるので、前半は混乱しながら読んだ。後半真実に迫っていくと、そういうことだったのか…という感じ。2回読むと伏線にも気づけそう。3人とも家族の縁に薄いからか、良くも悪くもお互いの絆が強い。文庫にはヨッチ視点の短編も載っていて、切ない気持ちになった。

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    2025年05月13日
  • できたてごはんを君に。

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    優しい人たちが営む飲食店のお話。

    短編集だけど、あちこちにリンクが貼られていて読んでいて楽しくなる。

    優しさいっぱい、お腹もいっぱい。
    味も大切だけど、お店の人が笑顔だったらもっとうれしいよね。
    そんなわけで、とんかつの梅家さんの話が好きかな。
    最後はうるうる、感動しました。

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    2025年04月27日
  • 本日のメニューは。

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    飲食店が舞台の短編集。
    登場するごはんは美味しそうだし描写がしつこくなくてとても好感が持てた。
    そしてどのはなしもいい感じにエンタメしてる。
    特におむすびの話がすごく好きだった。

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    2025年04月19日
  • ジンが願いをかなえてくれない

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    女子高生が呼び出したランプの精が
    なんだかんだ屁理屈を言って
    願いをかなえてくれなかったり。

    独身中年おじさんがひょんなことから
    ダンスゲームバトルに参戦したり。

    派遣女子の没コミュな毎日に
    ブラック企業に勤める若者がすれ違ったり。

    ごくフツーの旦那の姿が自分にだけ
    推しのイケメンに見えるようになった主婦が
    このトキメキどうする!?って悩んだり。

    妻へ手紙を書きたい老人を
    ネットでサポートする男性に
    つらい記憶のふたを開ける時がきたり。

    息子とキャッチボールしてやれない父親が
    その理由を語る気持ちになったり。

    こういうテイストの物語、好き!
    小さな行動によって、未来がちょっとだけ

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    2025年04月17日
  • 本日のメニューは。

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    料理、ご飯に関する短編集で、少しずつ登場人物が重なる所もある。

    美味しい表現が食欲をかき立てられる。

    最後の、ロコ・モーション。
    キッチンカーを始めるのも、成功させるのも大変なのねぇ!
    登場人物達の純粋さに心を打たれて、成功を祈っていました。
    これからは、実際にキッチンカーを目にした際に見る目が変わりそうです。

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    2025年04月07日
  • おいしい季節がやってくる。

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    海の家でひと夏アルバイトをすることになった
    大学生の海夏人。灼熱の太陽のもと、ひたすら
    焼きそばを作る機械と化すが…。「夏の鉄板前は
    地獄」など、巡りくる季節と人と命をつなぐ、
    美味しいごはんの物語を収録。

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    2025年05月31日
  • できたてごはんを君に。

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    本日のメニューは。と装丁の雰囲気が似ているので一緒に借りたら、正解!
    シリーズというか兄弟本のようです
    ある地方都市で飲食業に携わる人たちの短篇集
    とんかつの名店や新規オープン間近のダイニングカフェ、途絶えた味を復活させようとするラーメン店にパン工房とそしてフードデリバリー
    それぞれ前作の登場人物も絡み合いラストは1つのテーマにみんなが力を合わせます
    読んでて楽しくなる作品でした

    人気グルメ番組のタイトルが「本日のメニューは。」ってのも良い

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    2025年04月04日
  • 本日のメニューは。

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    美味しい料理とじんわり沁みる5つの物語
    相手に美味しい料理を届けたい、幸せにしたいという気持ちが溢れている温かい短編集だった
    それぞれに悲しみも悩みも抱えているけれど、食べることで得られる幸せもある

    人と人を結ぶおむすび屋さんと閉店を迎える洋食屋さんのお話がじんわりする
    各編の登場人物が交錯していく様も温かみを感じる
    各編の扉に描かれているイラストもこれまた美味しそう!

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    2025年03月28日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ネタバレ

    映画鑑賞してからこちらの原作へ。
    正直言うと、読みにくいと感じた...
    映画を見て結末を分かっている状態で読むとついていけるけど、初見の人はどうかなぁ
    印象的なセリフが多くて、1日あれば本当に世界は変わるんだなと。

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    2025年03月23日
  • スパイの妻

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    信念を曲げない。
    なかなか出来ないことです。
    それにしても、過酷な戦争を経た
    生き残りなんですよね僕たち。
    もうあまり考えることもないけれど
    そんな僕たちに出来ることはなんなんだろぅ。

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    2025年03月11日