名も無き世界のエンドロール

名も無き世界のエンドロール

649円 (税込)

3pt

【第25回小説すばる新人賞受賞作】ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した――。一日あれば、世界は変わる。男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか? 大いなる「企み」を秘めた衝撃作。

...続きを読む

名も無き世界のエンドロール のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月12日

    企みに溢れたミステリだった。映画化もされているから知る機会がある人もいたであろう。新人の作家が出てきたと喜ぶべきだし物語も驚きに満ちていた。途中まであの彼女はどうした?男二人の関係性は何なんだと混乱もあるけど、ラストの種明かしで解決する様は素敵だ。切なかったなぁ…。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月18日

    過去と現在を行ったり来たりしながら物語は進んでいくので、若干の読みにくさは否めない。しかし、そのおかげもあってか、先が全く読めず、この話がどこへ向かっているのか分からないまま読み進めた。

    「プロポーズ大作戦」といえば、山Pと長澤まさみちゃんの甘酸っぱい青春ラブストーリーが思い浮かんでいたので、ラス...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月03日

    決して「パクリ」とか「二番煎じ」とか言いたいわけではなく、僕が好きな要素が入ってることの説明として、カジュアルな感じで、でもその人の経験に基づいた、若干偏りすぎじゃないかと思えるような信念を持ってる人が出てくるのとか、セリフの効果的な繰り返しは伊坂幸太郎っぽさを感じるし、映画への信頼とか引用には金城...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    一日あれば、世界は変わる。一日の間にどれくらいのことができるか。何を犠牲にして何を自分に与えるか。頭が良くなりければ、勉強するし、人に会いたければ街にでる。自分のための人生で自分のための世界。他人にさほど関心がない自分がいやだけど、お金がない自分がいやだけど、今日もコーヒーがあって本がある。しあわせ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月10日

    最後の短編が…切なすぎて。

    前半は何の話か、なかなか見えず。
    後半は、何となく先が見えるけど、そんな雑念は捨てて読む方が良いだろう、と先読みを我慢。

    伏線をわざとらしくなく、丁寧に回収する展開も良い。
    読書し始めに出会ったら、またこんな本読みたいなぁ、と思える本でした。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月24日

    命がけのプロポーズ大作戦。ものすごい作戦に驚きました。後半は夢中になって読みました。悲しいけど素敵な友情に感動でした。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月13日

    2度読み必須!と言うわけでもないのだけど、時系列が交差するので整理しながらより、ひと通り読んで確認のために2度読みしたほうが点と点の繋がりが鮮明になるのではないかと思う。

    私は「プロポーズ大作戦」その全てを理解した時にラストまでを一旦保留して2度読み開始。
    そして断片の真実が見えるたび胸が締め付け...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    観覧車に乗ってるつもりで楽しんでたらジェットコースターになってびっくり!ってカンジ。
    映画になってるんだ。見なきゃ。
    続編もできてるんだ。読まなきゃ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月13日

    ☆4

    「本日のメニューは。」と「できたてごはんを君に。」がとても面白かったので、行成薫さんの他の作品も読んでみたくなり本作を読み始めました。
    先に読んだ2作とはまた全く違った内容の作品でしたが、読み始めたら続きが気になって一気読みしてしまいました!

    最初は時系列が行ったり来たりして頭の中で整理し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    マコトとキダの2人がまさに命懸けのプロポーズ大作戦を決行する。その理由や背景が思い出話と共に明らかになっていく。

    現在と思い出話が交互に挟まる形で物語が進んでいき、用意されていた伏線が最後綺麗に回収され、スッキリと読み終わりました。

    ハッピーエンドともバッドエンドとも言い難く、考え方によってはど...続きを読む

    0

名も無き世界のエンドロール の詳細情報

  • 映画化

    「名も無き世界のエンドロール」

    2021年1月29日公開
    出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

行成薫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す