KILLTASK

KILLTASK

1,980円 (税込)

9pt

3.9

殺し屋(エージェント)見習いとして生きることになった主人公。平凡な人生を送っていた彼は、自身の家族を皆殺しにした容疑を掛けられ、逃亡していたところを二人のエージェント「天使」と「悪魔」に拾われたのだ。何者かにはめられ、罪を背負わされた彼は、裏社会で生きていくためにある特殊技能を磨いていく。彼の祖父は名うてのマタギで、祖父に連れられてたびたび猟について行っていた彼は、ひそかに狩猟者としての技術を祖父から受け継いでいたのだ。「スナイパー」としてのエージェントの手伝いにようやく慣れてきたころ、主人公はある事実を知る。殺された彼の家族に残された、犯人の「刻印」。それは彼を拾ったエージェントの一人、「天使」がターゲットに遺すものと全く同じものだった――。

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KILLTASK のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月27日

    ノワールミステリー単行本。
    罠に嵌められ、データとして存在しない裏の世界で助けられて「狙撃手」として生きることになった主人公。
    戸惑い、悩み、裏切られ、支えられ成長してゆく物語。
    生きる為に嘘と偽りで覆い尽くされた社会に対し、心の在り方、真実を見定めるよう迫る良作品。
    気づいていないだけで本当にあり...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月27日

    2023長浦京のハードボイルドに近い虚無感と主人公の少しの人間臭い感情が上手く交じり合って一気に読ませる。社会的に許されない非日常が乾いた文体に良く合ってて、出来たら次作も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2021年12月06日

    殺し屋の物語。
    話が輻輳していて、1つにまとまるのを楽しみにしながら読めた。
    登場人物も増えたので、続編が出ればいいなと楽しみにしています。

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    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    特殊ルビが多くて少し読みづらかったのと、特徴を揶揄したコードネーム?的なのと現実で呼び合う名前での章が交差するから少し混乱しつつ、どっぷりハマり一気に読み終わった。怖いなー。人間が一番怖いな。。まんまと騙されたよ。愛人の彼女には、まんまと騙されてしまいました。面白かった!もっと流行って欲しい!

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    Posted by ブクログ 2020年10月02日

    二人の殺し屋の元で殺し屋修行をしている主人公。彼が裏の世界で生きることになった、家族が殺された事件と殺し屋たちに届いた殺人案件(キル・タスク)に繋がりが見えて来て…。

    ノワールとミステリーの融合のような作品。ただミステリー部分のからくりについては途中で何となく分かってしまう。
    殺し屋や情報屋など裏...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月18日

    キルタスクだウィルだ、天使だ悪魔だ、みたいのが鼻につく。今までも行成作品てこういう感じで、それが好きだったはずなのに今回はなぜかはまらなかった。嘘や隠し事がもやっとしたせいかも。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月03日

    Fデータをめぐる、裏の殺し屋(エージェント)達のお話。
    ごく普通に生きてきた(と思っている)僕が、殺し屋(狙撃手)になるまでのお話。
    バンバン人を殺していくのが、ちょっと気になったけど、エンターテインメントとして楽しめた。
    「天使」の伊野尾、「悪魔」の辰巳、が、キャラクターとしては、大好物ですね。並...続きを読む

    0

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