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ダイニングカフェの新規開店に向け、看板メニューのカレー開発に励む璃空。一方で、妻の杏南はワンオペ育児で疲弊していて……(「スパイスの沼」)。若きパン職人・照星は、小麦アレルギーでパンを食べられない子供と出会う。それなら小麦不使用の超絶うまい米粉パンを俺が作る! と決意するが……(「ハッピバースデー・トゥー・ユー」)。食べることの本当の喜びを教えてくれる、「美味しい」と「幸せ」がたっぷり詰まった史上最高のごはん小説てんこもりの短編集! 『本日のメニューは。』に続くごはんものシリーズ第二弾!!
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Posted by ブクログ
温かいごはん。
心も一緒に温めて。
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【タイトル】できたてごはんを君に。
【 著者 】行成薫
【 出版社 】集英社文庫
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かつ丼
カレー
ラーメン
米粉パン
みんなを笑顔にするメニューたち。
ひとつひとつのメニューに物語がある。
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“苦しいときこそ、笑顔を絶やしちゃだめなのよ”
いつだって自分の心に灯せる光。
“いつも自分が一番飯を食わせしてやりてえ相手を思い浮かべるんだ。”
誰かに作るごはん。
相手を思う心。
“照星の米粉パンを口にしたとき、菜乃花が体中から放出したエネルギーは、照星の心をどかんと揺らした。まるで爆風だ。喜びの爆弾。”
相手に心が届くとき。
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料理と相手への想い。
自分もお客さまにお料理を作りお出ししていたことがあるから、よりわかるんです。
『美味しいね』という言葉。
言葉なくとも見てわかるその表情。
嬉しくて、
今度はもっと美味しいお料理を作れるように頑張ろう。そうやってハピネスサイクルが回っていく。
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今はアレルギーのお子さんも多く、
アナフィラキシーショックの恐れもあるから、
エピペンを預かったり、
除去を徹底したりする。
そのお母さんの気持ち。
子どもの気持ち。
そして周りの人たちの想い。
温かさが繋がる素敵な物語です。
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言葉を失って、一瞬ぽかんとした後、菜乃花は涙をこぼしながら、おいしい!と何度も叫んで、壊れた人形のようにげらげら笑ったのだ。
パンの力で、人に人生をプレゼントすることだってできる
Posted by ブクログ
食にまつわる連作短編集。
とても良かった。
前作「本日のメニューは」を読んでいると面白さがさらに有るが、今作から読んでも十分に面白い。
前作を読んでいると、あの人が!とかあの店こうなったか!となることでしょう。
食にまつわるドラマがどれも魅力的であるが、出てくるキャラクターもまた魅力的である。
パン屋の兄ちゃんと姉ちゃんは勢いのあるいい人で自分の周りにいると疲れるかもしれないが楽しいだろうな。
米粉パンの話はラストまで読んでいると涙ぐんでしまった。
デリバリー少女の話がいい具合のアクセントになっている。
やっぱり今作も美味しそうな物だらけでどれも食べてみたいなぁ。
このシリーズは今後も続いていって欲しい。
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