行成薫のレビュー一覧

  • おいしい季節がやってくる。

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    短編エピソードも温かく、エピソード同士が少しずつ繋がっているのも読む楽しみになっています。それぞれのエピソードに出てくる食べ物を作って見たり食べたくなる本です。

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    2025年11月27日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ネタバレ

    短い話の集まりみたいな感じですが、少しずつ繋がりがあり、それぞれ感動する話でおすすめです。

    個人的には最初はそこまでかなと言う印象ですが、あとの話が感動的だったたので星5とさせていただきました。

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    2025年11月23日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ドッキリ好きのマコトと、いつもドッキリのカモにされる、キダちゃん。それを見て笑っているヨッチ。3人は、それぞれ家庭に事情を抱え、普通の若者とは、一線画している。
    そんな3人の青春群像劇でありながら、最後には、読者に対する壮大なドッキリが待ち受けている。

    一日あれば、世界は変わるんだよ

    この本の中で何度も繰り返される文章。

    平和すぎる毎日、生きる意味がわからない毎日、繰り返すいつもと同じ毎日。
    でも、いつも小さなドッキリがあれば、少しはマシなのかもしれない。限りある人生だから、せっかくだから、楽しもうじゃないか!!!

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    2025年10月24日
  • パパたちの肖像

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    読めてよかった。
    子育てに悩むパパたちの叫びが、胸にズドンときた。
    ママたちと同じくらい、パパたちもうまくできなくて泣きたくなる時があるんだ。
    泣きたいのはママもパパも一緒なんだ。

    子育ては、子どもと向き合うのと同時に、夫婦がお互いに向き合わないといけないチームプレーが必要なんだと、思い知らされた。

    特に「俺の乳首からおっぱいは出ない」と「髪を結ぶ」は、泣ける。
    乳児期に感じる焦りと、親としての自信喪失がこれでもかというくらいリアルに描かれていて、当時の記憶が蘇って、本当に泣いた。

    パパにはもちろんおすすめしたいが、ママにこそ読んでほしいと思う。
    パパの気持ちがわかれば、パパに対しても優

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    2025年10月21日
  • おいしい季節がやってくる。

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    時折、書物で「美味しい思い」がしたくなる時がある。
    今、まさにそんな時期でこの作品にも手を出した。
    思いのほか、登場人物の人生が重すぎて、軽い短編ものを読みたい気分だった
    私にはズシッとくる章ばかりで、気の抜けない読書となってはしまった。
    しかし、これはこれで滋味がある。人一人の人生に軽いものなんて、無いものね。
    「美味しさ」はどの章からも存分に感じ取ることができたので満足。

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    2025年10月12日
  • おいしい季節がやってくる。

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    アプリに読みたい本はあるけどやはり本屋でぷらぷらしながら手に取るのは楽しくワクワク感ある。この本がそうなんです。で素晴らしい出会いでした♪ゆっくり余韻を味わって感想を伝えたくなる。そしておにぎりではなく人と人とを結ぶ「おむすび」と豚汁‼️とにかく読んでみてください‼️間違いは無いと思う。本は本屋で探すべし❗️つくづく思わせてくれる本です♪

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    2025年10月09日
  • パパたちの肖像

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    石持浅海さんの息子の進学、ふいに泣かされた!!息子が遠方の大学に旅立つシーンで。当たり前のように毎日おはよーとか言って一緒にいるけど、ずっと続くわけじゃないんだなぁ。旅立ったら淋しくなっちゃうなぁと思って。自分の学歴思考で子供の希望を閉じ込めないようにしなくては!
    カツセマサヒコさんの専業主婦家庭の話もよかった。競争からはみ出た家庭かもしれないけど、それでもいいなと思えた。
    外山薫さんの損してる気分になってるパパの話も、妻がちゃんと家庭のことも考えてるのがわかって読んでてホッとした。

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    2025年10月08日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    自分は乳幼児の母という立場なんですが、共感する!、耳が痛い!と交互に思いながら拝読しました。
    どんなに自分がしんどくても、「だって俺は親だから」と疲れや苛立ちを抑えて子供に対応する場面は共感したし、妻からなんでこんな簡単なことができないんだ、という表情をされて、夫が自分は子育てに向いてないわぁと落ち込む場面は、耳が痛かった・・
    当時わたしも似たようなことをしてました・すいません・・

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    2025年08月24日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    一日あれば、世界は変わる。二日あったら、宇宙がなくなってもおかしくない。

    神様なんていると思うか?という声が聞こえた。あたしは、いてくれないと困るよ、と答えた。

    ・めちゃくちゃよかった。

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    2025年08月21日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    この作品は以前から存在は知っていたがタイミングが合わず、読めていなかったが、ようやく読めた。初めてこの作者の作品を読んだのだが、伊坂幸太郎を読んでいる感覚だった。少しオシャレでなんとなく頭に残るセリフ回しが満載だ。
    何度も出てくる「一日あれば、世界は変わる。二日あったら、宇宙がなくなってもおかしくない。」とか。
    プロポーズ大作戦の意味もかなり秀逸。

    時系列が行ったり来たりして、様々な伏線が散りばめられている点も伊坂っぽい。
    伊坂っぽいと言われても作者はうれしくないだろうけど、これがデビュー作のようなので、他の作品も読んでみようと思う。期待も込めて星5の評価。

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    2025年08月18日
  • できたてごはんを君に。

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    ごはん小説の第二弾 「誰かを幸せにしたい」という飲食店の人々の思いも美味しい一冊。 前作の登場人物がまたでてきたり、そこからさらに他の人物と繋がっていくのがまた楽しい。 どの話も読んだ後にはその料理が食べたくてたまらなくなるー!

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    2025年08月10日
  • おいしい季節がやってくる。

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    大好きなシリーズ。読み終わるのがもったいなくてゆっくり読みました。
    どれも感動してしまう。最後よかったなと思わせてくれる。短編なんだけど、繋がっていくことにまた感動。

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    2025年07月19日
  • 本日のメニューは。

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    ごはん小説が好き、表紙が美味しそうという理由だけで手に取った本。
    心がほわっと温かくなって、ぎゅっと切なくなって、思わず涙がこぼれて、でも最後は笑えて。感情がとても忙しくて幸せでした、笑
    この世界にずっといたいな、と思える本でした。次のシリーズ読むのが楽しみ!

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    2025年07月04日
  • 本日のメニューは。

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    子供達がラーメン鉢を持って走る本当の理由とは・・・
    おにぎりではなくおむすびに込められて思い・・・
    デカ盛りを作り続ける店主の本当の思いとは・・・

    料理の短編集です。そして、全ての話が心に刺さります。
    やっと「本日のメニューは。」を読む事ができました。
    「できたてごはんを君に。」と「おいしい季節がやってくる。」の一番始まりの話です。

    正直、全部好きな話です。
    そして、やっと全ての話が繋がった気がしてお腹がいっぱいになりました。
    本当にハズレが無いいい「食」をテーマにした作品です。

    ぜひ全ての方に読んでほしい作品です。

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    2025年06月28日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    4.8
    とても面白い。時間軸の使い方が上手く、最後に全てまとまるのが良い。
    個人的に、押しボタン式信号の描写が好き。

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    2025年06月23日
  • おいしい季節がやってくる。

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    春夏秋冬、どの料理の話も雰囲気がガラッと変わって楽しめました。間あいだのおむすびの話もほっこりしていて良かったです。この本を読んだら、おむすびと豚汁が食べたくなります。

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    2025年06月23日
  • おいしい季節がやってくる。

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    心温まる食事にまつわるお話…読んでてほこほこしてくるのでこのシリーズ大好き!
    豚汁の話が特に良かった。優しさが巡り巡って誰かの明るい未来に繋がってるってすごく素敵!

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    2025年06月15日
  • 稲荷町グルメロード

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    就活対策のためになんとなく祖父母の街の復興アドバイザーに応募した幸菜。見事落選した日にアドバイザーに当選したクリスと出会い彼のアシスタントとしてアドバイザーの仕事を手伝うことに。
    シャッター商店街の隠れた名店の店主達と幸菜、クリスの生い立ちがぐんぐん物語に引き込まれていった。軽い中身のあまりない話かなと思っていたら良い意味で裏切られた。短編なのにそれぞれジンとくる良い話。続編も楽しみ。

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    2025年06月14日
  • おいしい季節がやってくる。

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    面白かった。主役を交代しながらの短編連作。でもどこかしら繋がりがあるような、そんなお話。
    表紙から美味しそうと思ってたけど、作ってる状況、料理が目に浮かぶ。分かりやすかったのは焼きそばだけど、豚汁をすすった時のホッとする気持ち、美しい料理に込められた感謝の心、コテで作るオムライスの職人魂、春夏秋冬の季節の情景とともに流れていく。私は秋が好きだなあ。でも冬も目頭が熱くなる。
    最後がしっかり繋がれるのもよいね。

    前作あることに気づいてなかったので、そっちも読みたいな。

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    2025年05月28日
  • おいしい季節がやってくる。

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    行成先生ごはんシリーズ第三弾。これまた、お腹が空く小説ですね笑。4つの章のそれぞれのストーリーからラストの収束へと素晴らしい構成とあたたかい文章。泣いてしまう。続編への期待大です。

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    2025年05月16日