行成薫のレビュー一覧

  • 稲荷町グルメロード

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    稲荷町ゾンビロード/空のカーテン/回る、回らない/
    スリー・ハピネス/稲荷町グルメロード

    ゾンビがグルメに生まれ変われるのか?
    年間報酬2,500万円は高くないのか?
    こんな若造に何ができるのか?

    悪感情を切り離すのに必要な物は何か……
    気持ちが明るくなって来るのが嬉しかった。

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    2021年07月19日
  • 稲荷町グルメロード

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    ネタバレ

    大学生・御名掛幸菜が、「ゾンビロード」とまで呼ばれる寂れた商店街を立て直す為に選ばれた、アドバイザー瀧山クリスくんの、アシスタントになって、奮闘するお話。
    主人公の幸菜ちゃんが、今時の悩める大学生で、なんとも健気。商店街とそこに住む人々と関わっていくたびに成長していくのは、見ていて面白い。
    老舗の和菓子屋さんの家族関係、お寿司屋さんの父娘問題、最終的にクリスと祖父や父との過去まで出てきて、なにもかもが繋がっている。色々伏線回収。
    ちょっと繋がりすぎかな?という感じがしないでもないけど、明るい未来が見える結末で良かった。
    タクシー運転手のお父さんの守るべき一番大事なもの、の件は良かった。というか

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    2021年06月19日
  • 立ち上がれ、何度でも

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    プロレスに興味はないけれど、解説によると「読むべきだ」と心強いお誘いがあるので読んでみました。
    いやぁ面白かった!!
    です。

    子どもの頃父親が見るテレビのプロレスを見るともなしに見ていた記憶があります。力道山とかジャイアント馬場の名前は憶えています。「どうせ八百長だ」という言葉に覚えもあります。
    格闘技を見ると痛い思いが先に立つのであんまり見たくないのだけれど、ショーの一つの形だと思えばそれも有りかと思います。たぶん見ないけど(ごめんなさい)

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    2021年06月18日
  • 僕らだって扉くらい開けられる

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    突然、不思議な(そしてあんまり役に立たない)力に目覚めた5人。やがて不可解な誘拐事件に巻き込まれ…。最弱超能力者たちによる最強エンターテインメント。
    特別な力に憧れるのが古今東西人の常。有って困るものではないと思っていたが、本作の登場人物たちは重荷になっている。能力が有るが故の劣等感の描き方がうまい。大円団のラストを迎えると、終わってほしくないと思ってしまう。

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    2021年05月13日
  • 稲荷町グルメロード

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    「本日のメニューは。」が良かったので気になっていた作家さん。
    全体的にご都合主義だけど、朝ドラみたいな爽やかさがよい。
    よくあるグルメ蘊蓄じゃなくて人情に重きをおいてるのも好感度高い。
    ドラマ化したらいいのでは。

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    2021年04月29日
  • 僕らだって扉くらい開けられる

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    しょぼい能力を持つが故の悩み。
    そんな彼らの連作短編集。

    でも、そんな彼らも力をあわせれば、扉ぐらい開けられる!え、それって・・・

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    2021年04月27日
  • スパイの妻

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    戦争下の日本が、現在のコロナ禍の日本と共通する部分が多くてびっくりしました。
    学べる部分が多かったです。

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    2021年03月13日
  • スパイの妻

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    第二次世界大戦下、神戸で商社を営む夫・優作と、その妻・聡子の物語です。
    商談のため満州に赴いた優作が、ある国家機密事項を知ってしまったことをきっかけに、夫婦は軍関係者から目を付けられる存在になります。
    優作が「スパイ」と呼ばれようとも、夫の考えを否定せず、ただひたすら側にいて支えようとする聡子の姿が印象的でした。

    贅沢が禁じられ、国に背く思想を持つものは容赦なく弾圧されていた時代。
    そのような状況下でも、「自由」でいることを諦めず行動を起こした人がいたから、今の私たちの生活が成り立っているのだと思います。
    食べたいものを食べ、着たい服を着て、好きな場所に遊びに行けることがどれほど幸せなことな

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    2021年02月18日
  • スパイの妻

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    ドラマを見ていないので、イメージは白州次郎、正子夫妻(^^)でもお二人より、この主人公は大人しく、可愛らしい感じ(*^^*)夫は最初からスパイではなく、成り行き任せ(?)のスパイ( ゜o゜)なのでスパイ小説というよりも恋愛小説?(*´ー`*)

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    2021年02月12日
  • スパイの妻

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    ある夫婦の話しと思いきや、、歴史を揺るがす壮大な展開に後半はグングン引き込まれて一気に読みました。戦時下で暮らす人々の、当時の生活や自由がどれだけ奪われたかと思うと想像を絶しますが、、、。‘自由に生きる‘ことを手にする事が如何に貴重であるか、改めて思い知らされました。そして当時よりずっと自由であるはずの現代、より自由に生きているか?と自分に問いてみて果たして・・・。読み後が良い小説でした。

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    2021年01月12日
  • 怪盗インビジブル

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    ネタバレ

    北中の七不思議の一つ、怪盗院ビジブル。北中の生徒の一番大事なものを盗む。その謎と、取り巻く生徒や先生のお話。
    生徒の悩みが、割と身近なものから、なかなかヘビーなものまであり。窃盗証の話については、ちょっと重かったけど、部活の事とか、スマホの事とか、また教師側(大人側)の悩みなど、興味深く、面白く読めた。
    最後に「怪盗インビジブル」とは何か?の謎ときが語られており、それもまたスッキリして良し。その正体が、教師のお話とリンクしてたり、時間の経過もわかりやすくて面白かった。
    少し、予定調和すぎる部分もあるけど、初代?怪盗インビジブルが亡くなっていたり、偽の怪盗は学校を去ることになったり、ちょっと辛口

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    2020年12月20日
  • KILLTASK

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    ネタバレ

    Fデータをめぐる、裏の殺し屋(エージェント)達のお話。
    ごく普通に生きてきた(と思っている)僕が、殺し屋(狙撃手)になるまでのお話。
    バンバン人を殺していくのが、ちょっと気になったけど、エンターテインメントとして楽しめた。
    「天使」の伊野尾、「悪魔」の辰巳、が、キャラクターとしては、大好物ですね。並んだ姿が映像で見たいよね。多少、説明くさい部分もあったり、黒幕の正体も途中で分かったけど、落とし前のつけ方もスカッとしていたし、面白かった。
    続編が読みたいです。

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    2020年12月03日
  • スパイの妻

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    ドラマ、映画は見てないけど、本屋さんで推されてたから購入
    とても読みやすくて、面白かった

    自分の正義は自分で決める優作がカッコいい
    聡子は強い

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    2020年11月28日
  • KILLTASK

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    特殊ルビが多くて少し読みづらかったのと、特徴を揶揄したコードネーム?的なのと現実で呼び合う名前での章が交差するから少し混乱しつつ、どっぷりハマり一気に読み終わった。怖いなー。人間が一番怖いな。。まんまと騙されたよ。愛人の彼女には、まんまと騙されてしまいました。面白かった!もっと流行って欲しい!

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    2020年07月31日
  • バイバイ・バディ

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    表紙やあらすじを見る限り、爽やかな青春小説かと思いきや、ディープすぎる群像劇でした。

    物語の構成は、時系列がバラバラで進行しています。その瞬間での出来事を説明するために事前に過去の出来事を振り返るという形になっています。ジグソーパズルをはめていくように出来事だけでなく、登場人物の正体も段々と明らかになるので、ジワジワと迫ってくる感覚が良かったです。

    文中には友達を「トモダチ」とカタカナ表記しています。脳裏をかすめたのは、浦沢直樹さんの「20世紀少年」。
    この作品では、平仮名表記ですが、近からず遠からず類似しているところがあり、ある意味祀っています。
    友達の定義ってなんだろう?友情の定義って

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    2020年05月18日
  • 怪盗インビジブル

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    中学校のな七不思議、大事な物を盗む怪盗インビジブルに関わる連作短編。本人が大事だと思っていても周りは手放したほうがいいと思っていたり、逆だったり。いい話しばかりじゃなかったけど全部良かった。

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    2019年02月01日
  • 名も無き世界のエンドロール

    購入済み

    切ない……

    話は、過去と現在を行きつ戻りつだったが、とても読みやすかった。
    温かな気持ちにしてくれるけれど、でもとても切ない気持ちが残った。

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    2018年09月03日
  • パパたちの肖像

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    子育てに関するパパ(ママも)の苦悩の短編集。
    「俺の乳首からはおっぱいは出ない」がお気に入り。上手く子供をあやす事が出来ない。筋肉を鍛えておっぱいを出すチャレンジ。物凄い馬鹿馬鹿しいけど、妙なリアリティがある。
    他もほぼハッピーエンドだし、面白く読めた。

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    2025年11月20日
  • 本日のメニューは。

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    おにぎりと言うとおむすびと訂正される店は
    正直嫌だが、それ以外はいい感じ。
    三作目から戻って読んだので、
    あ、あの人が。って感じだった。

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    2025年11月04日
  • おいしい季節がやってくる。

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    ゆるやかにつながってる短編集。
    豚汁が辛かったけど、久々に作りたくなった。
    前二作があるらしく、読みたいな

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    2025年10月29日