行成薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ30年前に開園した「星が丘ハイランドパーク」という遊園地の閉園前の最後の一日。
男女2人ずつの4人で来た中学生のグループ。
久しぶりに息子くんに会った離婚した父親。
遠距離恋愛中のカップル。
以前、星が丘ハイランドパークのヒーローショーに出演していた元俳優。
星が丘ハイランドパークが開園した日に遊びに来ていた老夫婦。
不倫を続けていたカップル。
の短編とその間に星が丘ハイランドパークのスタッフのエピソードを挟んで、ストーリーは進んでいきます。そしてエピローグでつながっていく。
大きな波乱もトリックもどんでん返しもなく、ストーリーは淡々としていました。ただ、これとこれがつながるのか!というのがあってそれはまあまあビックリでした。
真由美に告白してフラれたイソタニは、自分のこと、カッコ悪いって言っていたけどそんなことはないな、と思いました。むしろカッコいい。イソタニと真由美はこの話のあと、どうなるんだろうと気になりました。
佳絵とシーナは幸せそうだなぁ、と思います。30年後にこの日のことを思い出せたら良いなぁ。
不死身なイメージがあったマギーさんがそうなるって誰も思っていなかったんだろうなぁ。
スタッフのモモハルくんと熊ケ根さん、理絵と白沢さんのこの後の展開も気になりました。
いつもそこにあって、いつまでもそこにあるモノは、いつまでもそこにあるって考えがちですが、そうではないですね。それは私たちのリアルの人生と同じだなぁ。
今、自分の周りにいる人や場所、ものなど、ずっとあると思っていても願っても、思い通り、願い通りにいかない。だから今を大切にしないといけないなぁ、と思いました。
「閉園」の日の話なので、基本的になんとなく切なく悲しくさみしい話。特に老夫婦の話は切なかった。でも、バッドエンドではなかった。
しんみりした感じでもなかったし、ほんのりとした温かさがあるエンディング、良かったです。
個人的に、イソタニとマギーさん・ジョニーさん、シーナ、清掃の高瀬さんのキャラが良かった。 -
Posted by ブクログ
☆4
あらすじに惹かれて購入した作品。
もしも突然「超能力」に目覚めたら?
誰もが抱いたことのあるそんな妄想が、現実になってしまった5人が登場する物語。
しかし…本作で扱われている超能力は、羨ましいとは全く感じられない(絶妙にショボい)ものばかりなのです!
・触らず物を動かせる(ただし右に10cmだけ)
・相手を金縛りにできる(ただし自分の頭髪が抜ける)など…。
そんな役に立たない超能力をもった彼らが、謎の誘拐事件に巻き込まれてしまう…。
落ち込んだ時や悩んでいる時に、そっと背中を押して励ましてくれるような素敵な作品でした❁⃘*.゚
読みやすくて面白かったです! -
Posted by ブクログ
映画見たいなと思って見損ねていたやつ。ノベライズということで映画に忠実なのか加筆されているのかわからないけれど、小説として面白く読めた。ところでこのダンナさんはスパイというよりは巻き込まれて故の行動で、いわゆるスパイという感じはしなかったなあ。戦争前夜ともいうべき頃にホームムービーとはいえ『スパイの妻』なんてタイトルの映画を製作しちゃうのもどうなんだろ、自由を愛する故?自分は時局には流されないという証明?奥さんを置いていくことになる件だって、奥さんを愛する故の行動というよりは、なんかただの自分に酔ってる人という印象だなあ・・・まあでも、いつの時代だって自分の信念を貫くということは本当に大変なこと(それが国会機密にかかわるようなことならなおさら)だとつくづく思う。
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Posted by ブクログ
こういうの、好きだ〜!
忙しい年の瀬、サワサワしていた気持ちに
まぁ落ち着けと言ってもらえたような。
ある町に住んでたり、仕事で訪れたりする
ちょっとだけ超能力のある普通の5人の人々。
10センチしか動かせないテレキネシス
抜け毛の進行と対価の相手を金縛りにする力
コントロール不可能の発火能力
潔癖症で触れないサイコメトラー
引きこもりの読心術者。
この「残念な」エスパーたちには
自分たちも知らなかった秘密があって
ひとり一章ずつの物語が終わった後
誘拐されたテレパシストの少女を助けるため
力を合わせることとなるのです。
どのキャラの話も
過去より「ちょっとだけ」人生が変化して
悪いことばかりじゃないよなぁ…と
思ってしまうのでした。