行成薫のレビュー一覧

  • 立ち上がれ、何度でも

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    プロレスは怖い。
    だから、観たいとは思わない。
    でも、レスラーのすごさは否定しない。

    そうしたレスラーのすごさが
    よく描かれていると思う。
    面白かった。

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    2023年12月25日
  • さよなら日和

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    ネタバレ

    30年前に開園した「星が丘ハイランドパーク」という遊園地の閉園前の最後の一日。

    男女2人ずつの4人で来た中学生のグループ。
    久しぶりに息子くんに会った離婚した父親。
    遠距離恋愛中のカップル。
    以前、星が丘ハイランドパークのヒーローショーに出演していた元俳優。
    星が丘ハイランドパークが開園した日に遊びに来ていた老夫婦。
    不倫を続けていたカップル。

    の短編とその間に星が丘ハイランドパークのスタッフのエピソードを挟んで、ストーリーは進んでいきます。そしてエピローグでつながっていく。

    大きな波乱もトリックもどんでん返しもなく、ストーリーは淡々としていました。ただ、これとこれがつながるのか!というのがあってそれはまあまあビックリでした。

    真由美に告白してフラれたイソタニは、自分のこと、カッコ悪いって言っていたけどそんなことはないな、と思いました。むしろカッコいい。イソタニと真由美はこの話のあと、どうなるんだろうと気になりました。

    佳絵とシーナは幸せそうだなぁ、と思います。30年後にこの日のことを思い出せたら良いなぁ。

    不死身なイメージがあったマギーさんがそうなるって誰も思っていなかったんだろうなぁ。

    スタッフのモモハルくんと熊ケ根さん、理絵と白沢さんのこの後の展開も気になりました。

    いつもそこにあって、いつまでもそこにあるモノは、いつまでもそこにあるって考えがちですが、そうではないですね。それは私たちのリアルの人生と同じだなぁ。

    今、自分の周りにいる人や場所、ものなど、ずっとあると思っていても願っても、思い通り、願い通りにいかない。だから今を大切にしないといけないなぁ、と思いました。

    「閉園」の日の話なので、基本的になんとなく切なく悲しくさみしい話。特に老夫婦の話は切なかった。でも、バッドエンドではなかった。

    しんみりした感じでもなかったし、ほんのりとした温かさがあるエンディング、良かったです。

    個人的に、イソタニとマギーさん・ジョニーさん、シーナ、清掃の高瀬さんのキャラが良かった。

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    2023年12月22日
  • 彩無き世界のノスタルジア

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    なもなき世界のエンドロールの続編!

    一人ぼっちになってしまったキダは、不法な手段で交渉事をまとめる交渉屋のサワダマコトになっていた。
    色を失った世界で孤独に生きる彼の前に、両親が殺されたと自称する少女 彩葉が現れて一緒に暮らすことに!?

    色なき世界で生きるキダは何を思うのか?
    これは再生の物語かと思いきやヤクザと殺し屋登場で事態は切羽詰まっていきます・・・


    名も無き世界のエンドロールを読んでからだいぶ時間が経ってしまいました。
    ちょっと復讐しないと意味が分からないところがありました。

    どちらも未読の方は一緒に読むのをお勧めします!

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    2023年12月18日
  • さよなら日和

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    短編集なので寝る前にゆったり読めるのが最高でした。
    どの世代の方でも感動できそうです。
    歳をとったらまた読みたい一冊です。

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    2023年12月10日
  • スパイの妻

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    一本のショートフィルムでも捉え方によって180度違って見える。
    激動の時代を生き抜いた人たちのなかにはこのような人生を過ごした人がたくさんいたんだろう

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    2023年12月10日
  • さよなら日和

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    磯谷洋二とジェットコースター/さよなら遊園地(1)
    三角彰吾とゴーカート/さよなら遊園地 (2)
    守里佳絵とコーヒーカップ/さよなら遊園地(3)
    富田林丈二とヒーローショー/さよなら遊園地(4)
    竹本秀人とメリーゴーランド/さよなら遊園地(5)
    松中理絵と観覧車/さよなら遊園地(6)

    きょうは遊園地の閉園の日。やってくる人々の胸の内はそれぞれなのだけれど、ピックアップされた六人とその周りの人たちそして遊園地のスタッフさんたちの心があふれてくる。最後の言葉はそれしかないよね

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    2023年10月09日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ネタバレ

    あらすじを見たときは、すがすがしい青春ものか、コメディかと予想した。ビターもしくはヘビー。衝撃のラスト。余韻。

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    2023年10月04日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    観覧車に乗ってるつもりで楽しんでたらジェットコースターになってびっくり!ってカンジ。
    映画になってるんだ。見なきゃ。
    続編もできてるんだ。読まなきゃ。

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    2023年09月29日
  • KILLTASK

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    2023長浦京のハードボイルドに近い虚無感と主人公の少しの人間臭い感情が上手く交じり合って一気に読ませる。社会的に許されない非日常が乾いた文体に良く合ってて、出来たら次作も読んでみたい。

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    2023年09月27日
  • 立ち上がれ、何度でも

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    勝ち負けじゃない、どう立ち上がり、向かっていくんだ!松井珠理奈さん推薦!

    プロレスファン必読!とあったのでこれは読んどかなと手に取る。
    プロレスファンは何が見たいか、肉体のぶつかり合い、華麗な技の応酬、会場の雰囲気、そしてお約束。プロレスは受けの美学。だってロープに振ってやられるために戻ってくる?お約束を楽しむのがプロレス

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    2023年06月26日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ネタバレ

    衝撃のラスト!ってかラストにかけてのテンポがやばい。
    途中までは原田マハさんの映画のヤツ←おい と同じ雰囲気だなーっておもってたけど、ラストで全部もっていかれた。

    ちょっと切ない感じもまたいい。
    天国でのプロポーズ成功していますように。
    不条理っていうか世の中うまくいかないよねっていう悶々と、それをぶっ飛ばす爽快感。
    読んでよかった。


    この作家さん初めてー。他のも気になるー。

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    2023年06月16日
  • 稲荷町グルメロード

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    Given、Get、Give
    それぞれが与えられ、手に入れて、与える人になろうと過去から未来へと繋がっている。商店街も少しずつ活気が戻ってきた。2が楽しみ。

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    2023年05月11日
  • 僕らだって扉くらい開けられる

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    ☆4

    あらすじに惹かれて購入した作品。

    もしも突然「超能力」に目覚めたら?
    誰もが抱いたことのあるそんな妄想が、現実になってしまった5人が登場する物語。
    しかし…本作で扱われている超能力は、羨ましいとは全く感じられない(絶妙にショボい)ものばかりなのです!

    ・触らず物を動かせる(ただし右に10cmだけ)
    ・相手を金縛りにできる(ただし自分の頭髪が抜ける)など…。
    そんな役に立たない超能力をもった彼らが、謎の誘拐事件に巻き込まれてしまう…。

    落ち込んだ時や悩んでいる時に、そっと背中を押して励ましてくれるような素敵な作品でした❁⃘*.゚
    読みやすくて面白かったです!

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    2023年04月28日
  • スパイの妻

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    あまり読まないジャンルでしたが、
    時代背景の描写や、
    ストーリーの展開が上手で
    どんどん惹き込まれた。

    映画も観たくなりました。

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    2023年03月29日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ☆4

    「本日のメニューは。」と「できたてごはんを君に。」がとても面白かったので、行成薫さんの他の作品も読んでみたくなり本作を読み始めました。
    先に読んだ2作とはまた全く違った内容の作品でしたが、読み始めたら続きが気になって一気読みしてしまいました!

    最初は時系列が行ったり来たりして頭の中で整理しながら読むのが大変だったのですが…バラバラに散らばったパズルのピースが埋まっていくように、物語がどんどん繋がっていく仕掛けが印象的でした。

    それにしても…あらすじに書かれていた、史上最大の「プロポーズ大作戦」にはいい意味で裏切られました!

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    2023年03月13日
  • 名も無き世界のエンドロール

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    ネタバレ

    過去と現在が交互に書かれる形式。また会話が多くすらすら読める。
    読んでいて半分くらいである程度結末が予想できたけど、それでも面白かった。

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    2023年02月10日
  • スパイの妻

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    映画見たいなと思って見損ねていたやつ。ノベライズということで映画に忠実なのか加筆されているのかわからないけれど、小説として面白く読めた。ところでこのダンナさんはスパイというよりは巻き込まれて故の行動で、いわゆるスパイという感じはしなかったなあ。戦争前夜ともいうべき頃にホームムービーとはいえ『スパイの妻』なんてタイトルの映画を製作しちゃうのもどうなんだろ、自由を愛する故?自分は時局には流されないという証明?奥さんを置いていくことになる件だって、奥さんを愛する故の行動というよりは、なんかただの自分に酔ってる人という印象だなあ・・・まあでも、いつの時代だって自分の信念を貫くということは本当に大変なこと(それが国会機密にかかわるようなことならなおさら)だとつくづく思う。

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    2022年08月29日
  • 僕らだって扉くらい開けられる

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    昨今の若者の○○離れにちなみ、若者の人間離れとして、本当に起こりそうな程の力しか使えない最弱の超能力者たち。
    普通ではありえない特別な力を持っているのに、本人たちは全く以て普通の人であり、ヒーローみたいに格好良く使いこなせるわけじゃない。
    それでも、それぞれ胸が熱くなる展開が待っていて、独特なタイトルもしっかりと意味を持った物語になっています。

    私だったら、時間を巻き戻せる!…ただし3秒だけ。とか良いなって思います。笑

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    2022年05月30日
  • スパイの妻

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    録画してたドラマ版を見てからの小説。
    ストーリーは分かってるのにドキドキハラハラしながら、、、。
    ドラマでは分かりにくかった聡子達の心情とかも分かれて良かったな。
    それでも、聡子に寄り過ぎてるアタシは苦しくって悲しくって、、、。
    その後の、聡子の事も気になって気になって、仕方がないのはアタシだけ?

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    2022年05月05日
  • 僕らだって扉くらい開けられる

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    こういうの、好きだ〜!
    忙しい年の瀬、サワサワしていた気持ちに
    まぁ落ち着けと言ってもらえたような。

    ある町に住んでたり、仕事で訪れたりする
    ちょっとだけ超能力のある普通の5人の人々。
    10センチしか動かせないテレキネシス
    抜け毛の進行と対価の相手を金縛りにする力
    コントロール不可能の発火能力
    潔癖症で触れないサイコメトラー
    引きこもりの読心術者。

    この「残念な」エスパーたちには
    自分たちも知らなかった秘密があって
    ひとり一章ずつの物語が終わった後
    誘拐されたテレパシストの少女を助けるため
    力を合わせることとなるのです。

    どのキャラの話も
    過去より「ちょっとだけ」人生が変化して
    悪いことばかりじゃないよなぁ…と
    思ってしまうのでした。

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    2021年12月30日