行成薫のレビュー一覧

  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    共働き育児経験者なら昔の自分達夫婦を思い出し、未経験者にはこんなものなのかと思わせる小説。
    物語はかなりデフォルメされているが、子育てにおいて父親は母親には絶対的に敵わないという事は、当然のように再認識させてくれた一冊だった。
    軽く読むにはちょうど良いと思う。

    0
    2025年09月21日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/08/20予約2
    母親はお腹の赤ちゃんと十月十日一緒に過ごすからこそ、だんだん母になっていく。その姿を見ているだけでは父親になれないんだな。この7人の父親は、その家族にとってのあるべき姿というより、ありたい姿を試行錯誤しながら進んでいく、とても今どきの夫婦だと感じた。
    最後の「そういう家族がそこにある」、これは2人で考え専業主婦を選んだ家族の話で、主人公のパパにいい友人がいて救われる。誰にも外から見えない悩み葛藤があるよね。
    面白い視点の本だった。

    0
    2025年09月15日
  • おいしい季節がやってくる。

    Posted by ブクログ

    四季をテーマに食がメインの短編。
    物語の中間に差し込まれるおむすび屋さんが前半の物語の後日談になっていて楽しめたし、おむすびの具も美味しそう。
    しかもとん汁の話にも繋がっていて、巡り合わせの運命の締めくくりとしてしっかりと決着した終わり方だった。

    個人的には夏の焼きそばの話が好み。ひと夏の恋と情熱があって海に行きたくなってきたな~。ゲレンデ飯とかもそうだけど、ああいう所の食事って割高だけど、疲れてる体に染みる。
    ジビエの話も破天荒なクロエさんに振り回されるスタッフのバタバタした物語だったけど、ジビエのルーツや料理人としての視点を垣間見て少し勉強になった。
    とん汁の話は切ない終わり方。しかしおむすびととん汁が繋いだ縁が続いていて微笑ましかった。

    0
    2025年09月04日
  • 名も無き世界のエンドロール

    Posted by ブクログ

    時系列の組み替えが独特ではあるが、主要な登場人物が少ないため、混乱することはなかった。
    中盤あたりから、物語の核となる部分の輪郭がみえ始め、一気に引き込まれる。
    一方で個人的には、キダの心の声である地の文や、登場人物の発言が(映画のセリフを多く引用しているからか)どこか芝居がかっていて感情移入できる箇所は少なかった。
    ただ、物語終盤でのマコトの「指輪喜んでくれるかどうか気になって…」というセリフは、彼女を愛する等身大の男性の言葉として哀しく胸に響いてきた。

    0
    2025年07月26日
  • おいしい季節がやってくる。

    Posted by ブクログ

    「本日のメニューは」から
    「おいしい季節がやってくる」へ。
    各章が繋がっていて全編通して
    おいしい。嬉しい。幸せ。

    0
    2025年06月28日
  • できたてごはんを君に。

    Posted by ブクログ

    最初は同じ商店街の個々のお店が取り上げられている短編式で、それを配達業の人やお客さんを通じて話が繋がっていました。

    0
    2025年05月19日
  • 名も無き世界のエンドロール

    Posted by ブクログ

    ビビリのキダと、ドッキリを仕掛けるのが好きなマコト。2人の幼馴染と、そこに加わる女子・ヨッチの物語。
    過去と現在が入り乱れるので、前半は混乱しながら読んだ。後半真実に迫っていくと、そういうことだったのか…という感じ。2回読むと伏線にも気づけそう。3人とも家族の縁に薄いからか、良くも悪くもお互いの絆が強い。文庫にはヨッチ視点の短編も載っていて、切ない気持ちになった。

    0
    2025年05月13日
  • できたてごはんを君に。

    Posted by ブクログ


    優しい人たちが営む飲食店のお話。

    短編集だけど、あちこちにリンクが貼られていて読んでいて楽しくなる。

    優しさいっぱい、お腹もいっぱい。
    味も大切だけど、お店の人が笑顔だったらもっとうれしいよね。
    そんなわけで、とんかつの梅家さんの話が好きかな。
    最後はうるうる、感動しました。

    0
    2025年04月27日
  • 本日のメニューは。

    Posted by ブクログ

    飲食店が舞台の短編集。
    登場するごはんは美味しそうだし描写がしつこくなくてとても好感が持てた。
    そしてどのはなしもいい感じにエンタメしてる。
    特におむすびの話がすごく好きだった。

    0
    2025年04月19日
  • ジンが願いをかなえてくれない

    Posted by ブクログ

    女子高生が呼び出したランプの精が
    なんだかんだ屁理屈を言って
    願いをかなえてくれなかったり。

    独身中年おじさんがひょんなことから
    ダンスゲームバトルに参戦したり。

    派遣女子の没コミュな毎日に
    ブラック企業に勤める若者がすれ違ったり。

    ごくフツーの旦那の姿が自分にだけ
    推しのイケメンに見えるようになった主婦が
    このトキメキどうする!?って悩んだり。

    妻へ手紙を書きたい老人を
    ネットでサポートする男性に
    つらい記憶のふたを開ける時がきたり。

    息子とキャッチボールしてやれない父親が
    その理由を語る気持ちになったり。

    こういうテイストの物語、好き!
    小さな行動によって、未来がちょっとだけ
    良い方向に変わった気がする
    絶妙なハッピーエンド感がいいわ。

    0
    2025年04月17日
  • 本日のメニューは。

    Posted by ブクログ



    料理、ご飯に関する短編集で、少しずつ登場人物が重なる所もある。

    美味しい表現が食欲をかき立てられる。

    最後の、ロコ・モーション。
    キッチンカーを始めるのも、成功させるのも大変なのねぇ!
    登場人物達の純粋さに心を打たれて、成功を祈っていました。
    これからは、実際にキッチンカーを目にした際に見る目が変わりそうです。

    0
    2025年04月07日
  • できたてごはんを君に。

    Posted by ブクログ

    本日のメニューは。と装丁の雰囲気が似ているので一緒に借りたら、正解!
    シリーズというか兄弟本のようです
    ある地方都市で飲食業に携わる人たちの短篇集
    とんかつの名店や新規オープン間近のダイニングカフェ、途絶えた味を復活させようとするラーメン店にパン工房とそしてフードデリバリー
    それぞれ前作の登場人物も絡み合いラストは1つのテーマにみんなが力を合わせます
    読んでて楽しくなる作品でした

    人気グルメ番組のタイトルが「本日のメニューは。」ってのも良い

    0
    2025年04月04日
  • 本日のメニューは。

    Posted by ブクログ

    美味しい料理とじんわり沁みる5つの物語
    相手に美味しい料理を届けたい、幸せにしたいという気持ちが溢れている温かい短編集だった
    それぞれに悲しみも悩みも抱えているけれど、食べることで得られる幸せもある

    人と人を結ぶおむすび屋さんと閉店を迎える洋食屋さんのお話がじんわりする
    各編の登場人物が交錯していく様も温かみを感じる
    各編の扉に描かれているイラストもこれまた美味しそう!

    0
    2025年03月28日
  • 名も無き世界のエンドロール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画鑑賞してからこちらの原作へ。
    正直言うと、読みにくいと感じた...
    映画を見て結末を分かっている状態で読むとついていけるけど、初見の人はどうかなぁ
    印象的なセリフが多くて、1日あれば本当に世界は変わるんだなと。

    0
    2025年03月23日
  • スパイの妻

    Posted by ブクログ

    信念を曲げない。
    なかなか出来ないことです。
    それにしても、過酷な戦争を経た
    生き残りなんですよね僕たち。
    もうあまり考えることもないけれど
    そんな僕たちに出来ることはなんなんだろぅ。

    0
    2025年03月11日
  • ジンが願いをかなえてくれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色んな要素の詰まった短編集。

    読みやすい。
    『屋上からは跳ぶしかない』
    平凡にだけどなんとなく生きてきた派遣の女性が会社のビルの屋上で¥に行ったことがきっかけで、ブラック会社のスーツ君と出会い、ビルとか人間関係とかを跳びだすお話。
    『妻への言葉が見つからない』
    妻娘を事故で亡くしてしまい、生きる屍と化していた文章通信添削の男性が、ある老人の妻への手紙の添削仕事をきっかけに、もう一度生きてみようとするお話。

    が好きだった。
    正直、ストーリーとしては、特段目新しいわけではないけど、、、
    一つ一つが、優しい気持ちになる。
    ただ、短編特有?のハラハラとかモヤモヤとかドキドキとかが少ないかなぁなんて。
    展開が予想の範囲内で物足りない感じ。
    登場人物に感情移入するには尺が足りてなくて、ストーリー追うだけで終わっちゃう。

    表題作『ジンが願いをかなえてくれない』のジンと彼女との距離感とか、『妻~』の先生と老人のチャットのやり取りとか、もう少し盛らないと唐突過ぎて、入り込めなかったのが残念。

    0
    2025年03月05日
  • 名も無き世界のエンドロール

    Posted by ブクログ

    誰が誰にプロポーズするのかもわからないまま、ストーリーは進む。なんの予備知識も無く読んでたんで、途中から、『ミステリーっぽい話だったのか…』と思ってしまいました。
    とにかく、寂しい話。幸せなことなんじゃないかって思う人もいるとは思うけど。救いは最後のキダだけかな。
    とにかく、現在と過去が入り乱れて、ストーリーは進み、何が起きてるのかは読み進めないとわからず、気になって読んでしまう、という点で、小説としてよく出来ている。

    0
    2025年02月27日
  • 本日のメニューは。

    Posted by ブクログ

    食を通して人間関係が変わっていく様子が面白かった。
    本に出てくる料理が食べたくなった、中でもおむすびの話が特に好き。

    0
    2025年01月28日
  • さよなら日和

    Posted by ブクログ

    閉園しようとしている遊園地を舞台に、喧嘩して気まずい彼女と仲直りしたい少年、離婚後に子どもに面会中の男性、不倫関係に悩む女などを描く、連作短編集。閉園日に各短編の解決編があり、登場人物間の意外な関係性が明らかになるのだが、ゆるく関係している程度でフツーの読み物という感じかな。

    0
    2024年12月15日
  • 名も無き世界のエンドロール

    Posted by ブクログ

    「1日あれば世界は変わるんだ」
    想像以上に頭のキレる2人、何が彼らをここまで突き動かしていたのかを最後の最後で知ることになる。

    0
    2024年11月23日