中島たい子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漢方薬について知りたい気持ちがある人がこれを読むなら、どんぴしゃり!
かつて私は、めまいがひどくて近所の婦人科を受診し、漢方薬を処方されて飲んだところ、ひどい高血圧で「死ぬのか!」と思うような状態に。
わけもわからず総合病院で診てもらったところ
『漢方薬で「甘」と言う字が入ったものを飲むと血圧が上がる』
と指摘され、飲むのをやめたとたん平常に戻った、と言う経験がある。
その時、漢方=効き目穏やか なんて冗談じゃない!
と認識し、「葛根湯」さえ怖くて飲めなくなってしまった。
が、この小説を読んで、ちゃんとした漢方の知識を持つ医者に、きちんと診断してもらえるのなら
「漢方薬もアリか!」
と言う思いになった。
まあ、この本の主人公たち(アラ30)の二倍も生きてて状況はかなり違うけど。 -
Posted by ブクログ
総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。
なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。
しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。
三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大好きな作家のみなさんの文章が読めて幸せだ。
これは酒好きのバイブルだな。酒場巡りしている女の子たちには是非読んで欲しいなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫。私の懺悔度ベスト3選定は: 角田光代さん「損だけど」、三浦しをんさん「下戸一族vs飲酒派」、平松洋子さん「18の夜の話」。 -
Posted by ブクログ
主人公は30代女性。時折、どうしようもない鬱々とした感情に苛まれて仕事が上手くいかないことにネガティヴになったり、家の中のものにあたったり。
それは、「PMS」という名前の、女性が多く悩まされる症状なのだった。
女性特有の、病気でもないけれどフツーの状態でもない、「PMS」を扱った作品。
テーマがテーマなので登場人物も女性が多いし、一見どこにでもありそうな日常モノにも見える。その中で、ふいに「生理的な他人に対する怖さや気持ち悪さのようなもの」や「PMS特有の女性の精神状態」が描かれて「リアルな女性のやるせなさ、気だるさ」が伝わってくる。
こういう作品は男性の感想も聞いてみたいところ。「PMSって知ってる?」と聞いたらやっぱり「バンド?」とか返ってくるんだろうか。