漢方薬について知りたい気持ちがある人がこれを読むなら、どんぴしゃり!
かつて私は、めまいがひどくて近所の婦人科を受診し、漢方薬を処方されて飲んだところ、ひどい高血圧で「死ぬのか!」と思うような状態に。
わけもわからず総合病院で診てもらったところ
『漢方薬で「甘」と言う字が入ったものを飲むと血圧が上が
...続きを読むる』
と指摘され、飲むのをやめたとたん平常に戻った、と言う経験がある。
その時、漢方=効き目穏やか なんて冗談じゃない!
と認識し、「葛根湯」さえ怖くて飲めなくなってしまった。
が、この小説を読んで、ちゃんとした漢方の知識を持つ医者に、きちんと診断してもらえるのなら
「漢方薬もアリか!」
と言う思いになった。
まあ、この本の主人公たち(アラ30)の二倍も生きてて状況はかなり違うけど。