藤原正彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代の自称保守のような差別や排外ではない、本来的な保守の思想を学びたい(どんなものなのか見てみたい)と思い手に取った。筆者は本書の中で「弱いものいじめは良くない、(なので)他の戦争は仕方がないが日中戦争だけはよくなかった」「大戦争は避けるべき」といったようなことを述べており、では自分よりも強い相手に小規模な戦争をふっかけるのならば良いのか? という疑念や、大戦で犠牲となった人々を意識していないのではないかなど、ツッコミどころはあるものの、全体としては「卑怯なことはよくない」などの筋がきちんと通っており、また「現代は『論理』が重要視されるが、論理は比較的どうとでもなる、戦争にさえ論理性や合理性を