【感想・ネタバレ】国家の品格のレビュー

あらすじ

「品格」で流行語大賞も受賞した大ベストセラー。虫の音が美しいと思う心、説明無用「駄目なものは駄目」、「卑怯」はいけない――日本人は生まれながらにして善徳や品性を持っている。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきてしまった。いま日本に必要なのは何か? それは論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである! すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。

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Posted by ブクログ

藤原先生の考えが非常に興味深く、日本人であることを誇りに思える内容だった。
教養とは何か、人の素地や国家の素地を何が規定するのか。
私は数学科の大学生だが、この本を読んで漢文に興味を持った。

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2025年08月22日

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ふっわっとしていた自由と平等の矛盾がはっきり理解できた。民主主義は、成熟した国民がいてこそ成り立つがそんな国は存在しない。ある種のエリートによる抑制が必要なこと。文学、芸術、化学、数学、文化など一見役に立たなそうな学問を極めること。情緒は、武士道に学ぶこと。
普遍的価値を生むこと、例えば親孝行
金儲けより、国語、国語とは祖国、読書
名作を若い時に感動の涙と共に読む
たかが経済を忘れてはいけない
人間の命は地球よりも重いは、人間中心主義から生まれた傲慢。人間の命はかくも儚いもの。人間は偉大なる自然のほんの一部にすぎない。美しい情緒は、こうした人間の傲慢を抑制し、謙虚さを教えてくれる。

人生の指南書である。

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2025年03月01日

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近頃の我が国では、「失われた30年を取り戻せ」と言わんばかりに、西洋の価値観に順応してゆこうとする趨勢の真っ只中にある。我々が今なしていることは、ひたすらに自国の否定にあるのだなと感じた。日本人であることの素晴らしさや誇りを改めて感じさせてくれたことに感謝したい。桜の儚さに思いを馳せるのも、俳句の情景に心打たれるのも、日本人ならではの「情緒」と「形」によるものであると理解した。

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2024年09月23日

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日本人として生まれて来れたことを誇りに思う。そんな気持ちになれた一冊。
知らなかった日本の素晴らしさ。知っていたはずなのに忘れていた日本の高貴さ。
自分が日本人として生きる意味を改めて認識出来た有り難い本だった。
「もののあわれ」を忘れてはならない。そして武士道精神の回復を今の日本に!と叫びたくなった。
今の日本は大和魂すら消えてしまいそうに小さな灯火となっているような気がする。
本来あるべき日本の姿を日本人一人一人が思い出し、品格ある国家を保つことに力を入れて欲しい、また力を入れていきたいと心から思えた。

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2023年10月24日

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全ての日本人が読むべき一冊。
GHQに抜き取られた魂を取り戻しましょう。
あなたはブレない「心の芯」を持っていますか?

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2022年11月27日

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ならぬものはならぬのです。この世の中には、やってはならないことがある。守らなければならないことがある。でも、それらを論理で示すことができない。示すことができないからこそ大切なことがある。そういうものを大切にしなければならない。例えば伝統とか、文化、日本人はそれを忘れかけている

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2022年05月17日

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久々に面白い本に出会った。過剰な祖国愛は否めないが、自信を失いつつある現代日本人にはこれくらいが丁度良い。ウクライナを見て欧米型社会の限界と戦争を止められない人間の愚かさを、見事に証明している。

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2022年03月21日

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真のエリート造り=ノーブレス・オブリージュ
①役に立たないように見える「教養」
 →圧倒的な大局観・総合判断力をつくる
②いざとなれば、国家・国民のために
 喜んで命を捨てる気概がある
エリートのいない国家は滅びる
まさに現在の日本
③④⑤

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2022年02月26日

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何度も再読していますが自分の中ではベストな本です。

子供の頃の劣悪な環境をポジティブに考えられるからか、一種の自己防衛本能なのか、私にとっては大事にしている本と言っても過言ではありません。

単に日本人のここがすごい!というヨイショした本ではなく、数学者というロジック重視の方が書かれていることに意義があります。

今の日本国家あるいは世界で何が必要なのか?
ギュッと凝縮されています。

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2022年02月04日

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高校の日本史の先生がおすすめしていたので読んだ。令和世代の自分には理解しにくい考えもあったが、新しい視点を手に入れられたのは確かだと思う。結婚はしたくないものだ笑

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2021年04月29日

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ネタバレ

論理は確率の掛け算であり、現実社会で各々の確率は0でも1でもないため、長い論理の信憑性は低く本能的な危険を感じる。
かといって短くわかりやすい論理は深みがなく、それに飛びつくことは危険。
→論理はそれほど効用のないものなのに、もてはやされている。論理だけで突っ走るのではなく、情緒や形(伝統に由来)に基づいた判断を!
論理の出発点、すなわちスタンスを選ぶことが大切であり(確率の高い論理を積み上げることの大切さは言わずもがな)、そのためには情緒と形が重要。
国際人とは、世界に出て人間として敬意を表されるような人のこと。
世界に向かって大声を上げる胆力もなく、おどおど周囲の顔色を伺いながら最小の犠牲でお茶を濁すという態度では、国際貢献などできっこない。
→周囲との調和は確かに大事であるが、そこに囚われすぎると大事なものを見失ってしまう。ダメなものはダメだと声を張り上げることも時には必要であり、そのためには判断の元となる情緒と形、及び働きかける胆力が必要。

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2021年03月27日

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 藤原正彦 著「国家の品格」、2005.11発行、再読です。論理か、慣習や伝統・誠実さやユーモアか・・・。「論理」より「情緒(懐かしさとかもののあわれ)」や「形(武士道精神からくる行動基準)」が大切ではないか! これがこの本の本旨だと思います。換言すれば、祖国への誇りと自信を持つことの大切さだと思います。

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2021年02月25日

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ネタバレ

中学校や高校の社会科で、近代的なすばらしい思想として(?)啓蒙思想を学ぶ。ロックは「人は生まれながらにして自由で、平等であり、他の誰からも制約を受けない」と言っている。でもそんなことはあり得ない。人間は社会の中でで不自由で、制約を受ける。「私」の自由は他の誰かの自由と必ずぶつかる。その通りだと思う。平等でもない。東大生の親の年収の平均は、一般的な家庭の年収よりはるかに上である。金持ちの家に生まれた方が有利であることくらい、もうとっくにみんな気付いている。それなのに「自由・平等」という幻想にとりつかれていることが間違っている。そうじゃないことを認め、強い者は弱い者をいじめてはいけない、大きい者が小さい者をやっつけてはいけない、と、日本人が本来持っていた正義や道徳を尊重した方が、よっぽど世界が良くなる、自由や平等という思想は欧米からの押しつけである…
理屈を言うのは良くない、ということも主張している。戦争をする国は、戦争をする理屈を持っている。理屈が正しくても、結果は正しくないことが多々ある。AだからBでしょ、だからCでしょ、そしてDでしょ、と理屈を述べても、じゃあなんで最初はAなのか、ということは理屈では説明できない。その最初のAを決めるのは、人間の情緒であり、美意識であり、文化である。
とにかく100%納得できる本です。世の中の教育関係者がみんなこれを読んで、“日本らしい教育”を実現できれば、世の中がきっとよくなると思う!

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2021年02月17日

購入済み

日本の誇り

AIまでも登場した現代にあって、日本の底力、日本人である自らの真の誇りを取り戻せるに値する著書だと思います。
どのような歴史から、どのような風土から、どのような影響から、日本という国が世界を牽引するに相応しいのか⁈が良く理解できる一冊!

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2018年11月02日

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表現に思想的な偏りや、一部を見て(あるいは紹介して)全てとして語る節がたまにあるが、それは読み手が個人的に適切に除いて読めばいいと思う。おっしゃっていることのひとつひとつは大変おもしろく、考えにも納得させられるものがいくつもある。

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2025年05月13日

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少し思想が強いと感じてしまったが、ここまで強い母国愛に触れることがなかなか無いという意味では貴重な一冊であり、日本人なら読む価値はあると思った。
日本人の持つ情緒や美的感覚を、もっと鍛えるべきだという主張と、英語を学ぶ前に先ずは国語や教養を身につけるべきという主張が個人的には共感できた。

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2024年05月10日

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発売されてから時間は経っているが、日本人全てに読んでもらいたい。ならぬことはならぬ。理屈ではない。理屈の出発点は人それぞれ違う、その出発点を作るのが人それぞれの美的情緒。家族を愛し、その延長で地域、日本を愛する。花を綺麗だと思う美的情緒が日本人には備わっている。日本人に生まれたことを誇りに思う。

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2023年11月23日

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人を殺してはいけない、は価値観。そこに論理はない。ダメなものはダメ。

インドは19×19までを覚える。

平等と自由は相容れない。自由にルールを設定すると価値観による差別が起こる。

平等な条件を整備すると、弱肉強食になり貧富の差が大きくなり、不平等になる。

日本は町人があちこちで本を読んでいたので、イギリスは植民地化を諦めた。

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2023年01月04日

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品格ブームの火付け親。数学者・矢野健太郎さんの著作を読むにつけ、同じ数学者である著者の本を再読したくなった。初読の時にも著者の論理に賛成だったが、今回は「過激だな~」という思いが先行した。しかし、論旨は明快で首肯できることに変わりはない。数学とは違い、私達の世間は論理の正誤があいまいな世界である。正しい論理が構築できないことを肝に銘じて、論理の出発点を考える必要がある。そして、論理と並列に、情緒と形を大切にする。それができるのが日本人である、と著者は主張する内容は今も色褪せない。

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2022年04月27日

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この本が大ブームになった頃に買ったのに15年以上読んでおらず、先日読んだ同著者の『若き数学者のアメリカ』に感銘を受け、慌てて読んだ次第。
海外での豊富な経験の元、祖国日本を愛するが故の著者の結論、警鐘、提唱は説得力と納得性のあるものだった。
今思えば、バブル崩壊後の長い景気低迷、同時多発テロの勃発やエンロン、リーマンショックなどによる金融危機などで先が見えない暗い状況の中で、この本が大変な話題となって以降多くの日本人が忘れかけていた日本の良さを思い出し意識が高まった様に思います。例えば『おもてなし』と言う言葉が日本の良さとして頻繁に使われる様になった事など。
また、『美の存在しない土地に天才は生まれない』と言うお話も恐らく本当にそうなのだろうとやけに納得。『美』には大いなる力があると信じて疑わないから。
卑怯を憎む心、自然を敬う精神、美的感受性などの情緒。。など日本人が昔から持っている特性と言うものに感銘するところも多々ありました。同時に日本人としての自分は果たしてどうか、忘れているものはないかなど考えさせられるものでもありました。
著者の言う『日本の神聖なる使命』を一日本人として忘れずに、これからも自分なりの努力をしていきたいと思います。

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2022年03月21日

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「あ~なんか聞いたことあるな」って思って手にした家にあった有名な本。

基本的にいかに日本の「武士道精神」が素晴らしく欧米の合理思考がダメかについての比較論。
アメリカ育ちとして気分がよろしくない部分もちらほら。

でも言ってることは分かるし概ね正論だと思います。日本人はもっと日本人であることに誇りを持つべきですね。
でもその素晴らしき「武士道精神」も日本人が無駄にグダグダ残業する理由の一つ。

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2022年01月06日

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武士道。名誉は命よりも重い。金銭よりも道徳。
運命を引き受ける平静な感覚、生を賤しみ死に親しむ(仏教から)▼主君への忠誠、祖先への尊敬、親孝行(神道から)▼為政者の民への慈悲(儒教から)

新渡戸武士道は日清と日露の間。西洋列強が日本に警戒感を持ち始めた時期。

敗者への共感、劣者への同情、弱者への愛情。惻隠(相手の心情を深く理解、いたましく思って同情)

なぜ人を殺してはいけないのか。なぜ野に咲くスミレは美しいのか。ならぬことはならぬ。論理ではない。

薔薇の西洋、桜の日本。薔薇は花の色も香りも濃厚で、美しいけれど棘を隠している。なかなか散らず、死を嫌い恐れるかのように、茎にしがみついたまま色褪せて枯れていく。桜の花は、香りは淡く人を飽きさせることなく、自然の召すまま風が吹けば潔く散る。清澄爽快(せいちょう)。清く澄んでいる。爽やかで気持ちがよい。

能・敦盛。
悠久の自然と儚い人生。
鈴虫の歌声。秋の憂愁。

桜の木は毛虫はつきやすい、むやみに太くねじれていて、肌はがさがさ。たった三、四日の美しさのために。

もののあはれ。自然に対する畏怖。自然への繊細で審美的な感受性。 

数学には美的感覚。

家族の延長が郷土。郷土の延長が祖国。祖国の延長が人類。

自国の利益を追求し、自国の文化・伝統・情緒・自然を愛する。
自国の利益を追求せず、自国の文化・伝統・情緒・自然を愛する。
自国の利益を追求するが、自国の文化・伝統・情緒・自然を愛さない。
自国の利益を追求せず、自国の文化・伝統・情緒・自然を愛さない。

日本・自己を知らない人は国際人とは言えない。縄文土器と弥生土器はどう違うのか。元寇は2回あったが違いはあるのか。中身空っぽ英語ペラペラではいけない。

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2024年05月13日

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「論理」は一見絶対に見えるが、実は現実社会にあてはめると欠点が多いという指摘が面白い。1、重要な事柄は論理で説明できないことがある。2、論理には始点が必要 3、論理の跳躍にはリスクあり=単純にならざるをえない。 とかく仕事は論理が重要視されるが、情緒・形といった、無常観が変形して培われた惻隠の情も、日本人独特の武器。論理とセットで車の両輪として重視したい。

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2021年04月14日

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ネタバレ

東大で数学を極めた筆者が、ゲーデルの不完全性定理を示し、論理だけでは重要な問題は解決できないと悟り、情緒や形が大切だと言っていることに驚いた。

英語に関しては、筆者と同じく、がっつり文法を始めるのは中学からが良いと思う。それまでは、読み書きの基礎を築き、かつ広く「本を読む」習慣をつけるべきだと思う。(個人的には、小さい頃は耳を英語に慣れさせたり発音を練習させるのは将来的にかなり有効だと思っている)

国際人の話でオーケストラの例がとても良かった。
バイオリニストはバイオリンを1番美しく鳴らす方法を知っている。ビオリストは美しいハーモニーの奏法に長けている。各楽器は別々の特徴があるが、それぞれの奏者は、その楽器をよく知り、愛しており、プライドを持って演奏する。大人数で同じ音楽を奏でることは簡単ではないが、その意思と呼吸とが合った時、豊潤で立体的なエネルギーを生み出し別次元へと聴衆をいざなう。

世界各国間の協力が必要不可欠な現在、私たち日本人は、自国の歴史や国民性を学び、その貴重さを理解することが大事である。それができるような教育体制であるべきだし、世の中を動かすリーダーこそ大事にするべき。

日本人の古くから大切にされてきた情緒や形を学んでいるうちにきっと、体の奥から日本人特有の何かが呼び覚まされると思う。その感覚を大切にしてはじめて、英語を手段として外国の方と濃密な会話ができる気がするし、出会いも、またうわべだけでない外国人の内的なものの範囲も広がってくる気がする。それでこそ他国の理解がより深まるような気がする。

まだ古くから伝わる日本人の感性や武士道精神を知らない。もっと知りたいと強く思うきっかけになった。

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2021年01月27日

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●西洋がもたらした論理や自由、平等、民主主義といった近代的合理精神の欠陥を論じ、日本が本来持っていた情緒や武士道精神こそが日本という国家にふさわしいと説く。

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2025年07月19日

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ネタバレ

メモ寄りの感想
結論
欧米の論理と合理よりも、日本古来の情緒と形(感受性や考え方(八百万の神や武士道、もののあわれ等))を重要視
論理には限界(世の中には論理で説明できないことが多くあるし、その中には大切なことが多い)があり、社会の安定性には情緒が必要
論理の世界は画一的であるが、情緒の世界は個性的

メモ
英語よりも国語(自国の文化や考え方を勉強含め)に注力すべき。
→思考は言語で行うものであり、国語が弱い状態で英語だけ話せても、その人の人間性の向上はできない
二つの祖国愛。ナショナリズムは自国の国益のみを優先(トランプ)、パトリオティズム(自国の文化、伝統、自然等を愛すること)
貧しいが高貴ができる国
真のエリートとは文学、哲学、歴史、芸術、科学といった何の役にも立たないような教養を身につけている(大局観)。国家のためにいざとなれば命を捨てる気概があること。
家族愛→郷土愛→祖国愛→人類愛

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

西欧や米と差異を見いだし、日本が世界を牽引する国家であってほしいと思うが、自分に何ができるかは難しい。失われた日本人の良さを取り戻すのはどうしたらいいのだろうか?

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

この本の発売当時はどうだったのか分からないが、今の日本はこの本の内容からは遠い所に来てしまったなと思う。
第一章〜第三章は大きな事を語り過ぎていて読んでいて疲れる。ただ「論理には出発点が必要」の考え方は面白かった。情緒力がなくて論理的な人がいると困ると言うのは共感しかない。
第四章〜第七章がとにかく良かった。日本人の自然に対する感受性、もののあわれの考え方、武士道精神等...これが国家の品格かと思う。今は失われつつあるこの品格を持ち続けていきたい。

ただ、作中に度々出てくる作者の妻に対する暴言が気に入らない。作者は受け狙いで書いているのかもしれないが、この余計な一言のせいで作者がどうしても好きになれない。「四つの愛」で「家族愛」「郷土愛」「祖国愛」「人類愛」をあげているのに....。私が作者の妻なら冗談でも殴りたい等言われたく無い。

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2023年10月03日

Posted by ブクログ

久しぶりに読み返した。
筆者の言う「孤高の日本」など、夢のまた夢、幻であることはコロナ禍においてよくわかった。
この本か書かれてから、日本人の質の劣化はさらに加速したように私は思う。
今の日本に誇りなどあるのだろうか。


2007.4.13
物と金にうもれて、日本人が忘れてしまっていることが書かれていた。あたたかく豊かに生きるということはどういうことなのか、久しぶりに思いめぐらせた。少数派であってもいい。日本人として誇りを持って生きたいものだ。目が覚める思いがした。

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2022年06月23日

Posted by ブクログ

論理の限界
一つ一つの論理の信頼度を掛け合わせる

論理を超越したダメなものがある
「なぜ人を殺してはだめなのか」等

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

大ベストセラーだから読んでみたが、発刊された日からかなり経過しているため流し読み気味になってしまい残念。内容としては日本人らしさ、まさに日本国家としての品格を保ち続けることの大切さを説いており、世界が誇るべき日本人の素晴らしさを力説してくれている。

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2021年10月30日

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