澁澤龍彦のレビュー一覧

  • 夢の宇宙誌

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    珍しいものの収集は、著者自身の趣味なんでしょうね。
    そして、それを選定して陳列する このセンスのよさ。
    嫉妬してしまう文章です。

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    2014年06月09日
  • うつろ舟

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    時代的には江戸時代をモチーフにした幻想小説。

    怪しい感じが面白かったし、短編で読み易かったです。

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    2014年05月10日
  • 幸福は永遠に女だけのものだ

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    200P過ぎから突然、テーマである「女性」に無関係なコラムが続くが、実はここからが一番読みごたえがあった。

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    2014年02月21日
  • 悪徳の栄え 上

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    淫蕩に溺れ、罪悪を重ねれば重ねるほど富や権力が巨大なものになっていく。
    世俗的にはありそうな話しである。
    18世紀末サドの目には世界は退廃しきっているように見えたのだろうか?何だかそんな気がしてくる。
    でもなんかひとりよがりな感じがするんだよなぁ~

    Mahalo

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    2013年12月19日
  • 幻想の肖像

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    ブクブクで手に入れた一冊。
    表紙の“絵画”が何とも印象的です。

    目に見える“絵”の部分だけではなく、その背景まで踏まえると、
    絵画鑑賞にも深みが増しそうで、西欧絵画はやはりキリスト教ですかね。

    一応、キリスト教は最近ちょこちょこと触りはじめたのですが、、
    “原罪”の観念はやはり、よくわからないです、、閑話休題。

    なんせによ“絵画”は当時の文化の発露とも思いますので、
    どうせなら楽しむための“ウンチク”も入れておきたいですね。

    それにしても、エロのために当時のキリスト教のモラルに寄り添うとは、
    いつの時代も男は○○だなぁ、、なんてことも、大いに共感デシタ。

    また、次回のブクブクで循環さ

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    2013年11月28日
  • 長靴をはいた猫

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    おなじみの昔話の、自分が知っていた内容から少しひねられた作品群。かえって面白い。
    挿絵が、金子国義を彷彿させる感じでなかなか魅力的。
    澁澤氏が指名しただけあると思う。

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    2014年03月08日
  • 恋の罪

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    残虐性を文学にまで押し上げたマルキド・サドの短編集。

    最初の物語は、人の残虐性が選ばれた者のものではなくて、環境によって容易に形成されることをまざまざと見せつけられる。

    そして、最後の物語である末期の対話はサドの理性主義、無神論主義を冷静に見つめることができ、興味深い。

    澁澤さんの訳も手伝って、非常に読みやすく先が気になる展開はサドの力を感じさせる。

    ただ、話によっては面白みにかける作品もあり、読む場合は興味のあるものだけを読んでも良いかもしれない。

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    2013年08月30日
  • 長靴をはいた猫

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    猫! 猫の顔こわい!

    原作の持つ、毒や性的モチーフをそのままに、ということでしょうか。
    そういえばこの話グリムでしか知らないかも…ってタイトルもありました。

    挿絵も、セクシャルだったり、目がうつろだったり、ちょっと薄暗くて大人向け。

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    2013年08月05日
  • ねむり姫

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    随分昔に購入していた本です。
    西洋風のおとぎ話を日本の昔話に置き換えた風ですね。そして必ずしもハッピーエンドにならない辺りがさらに面白い。幻想小説と言うのはこういう感じの取りとめの無いものなのかなあなどと思いした。面白かったです。また何か違う本も読んでみようと思います。

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    2013年04月23日
  • 悪徳の栄え 上

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    バタイユからの延長で読んでみた。誤解を恐れずに一言で言えば、おっさんが性癖による願望を書き連ねた便所の落書き。
    批判の意味で言ったんじゃないです。褒めても無いですが。取りあえず読んでても下半身が全く反応しなかったのでよかった。サドからすると損してるって話かもしれないが。

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    2013年03月12日
  • 快楽主義の哲学

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    1960年代に書かれた澁澤龍彦さんの雑談。

    色んなものに縛られていないでやりたいようにやろうよ!という呼びかけが冗談交じりに行われる本。
    ユーモア溢れる内容です。

    人間がいつでも遊んでいるような状態にならなければ真の意味で社会や文明が進歩したということにはならないという考えには文句無しに首肯する。

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    2013年01月31日
  • 裸婦の中の裸婦

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    バルチュス スカーフを持つ裸婦……幼虫としての少女。ポルノグラフィーと芸術。

    ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル……背景の黒のモダン。

    ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー……マニエリスム。時の老人が重要。

    フェリックス・ヴァロットン 女と海……得体のしれない海。

    ベラスケス 鏡を見るウェヌス……尻の裸体画のタブー。スペインらしい禁欲主義。

    百武兼行 裸婦……犯される気品があるからこその猥褻。

    ワットー パリスの審判……18世紀、快楽主義的で演劇的で祝祭的。人間機械論は同時に、機械はどこまで人間に近づきうるか。

    ヘルムート・ニュートンによるシャーロット・ランプリング……ドイツの

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    2013年01月31日
  • ねむり姫

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    短編集。この作家さんは初めて知りましたが、近現代というより現代作家さん?
    なのに近現代風というのがなんというか掴みきれず。
    雰囲気はありましたが、自分好みかと言われるとちょっとキツかったです。

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    2013年01月17日
  • 快楽主義の哲学

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    人生に目的なんか無い。幸福の基準はあいまいだが、快楽の基準は明確だ。だから快楽主義をすすめたい。身も蓋もなくいうとそんな感じ。
    人と同じである必要はないけれど、世間の物差しからはずれちゃうと生きにくい世の中なんだよねぇ。。。

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    2013年01月06日
  • 幻想の肖像

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    トイレ本。

    実は絵画美術には興味がないのだが、そこは澁澤。
    紹介されている絵画、コメント、ともに一味違う趣で、結構楽しめた。

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    2013年01月05日
  • 快楽主義の哲学

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    苦痛の回避、という消極的な「幸福」ではなく、欲望の充足、という積極的な「快楽」を求めるべし、と筆者は言う。

    一見すると、明快かつ痛快。宮沢賢治を批判した部分は特に面白かった。『ソウイウモノニワタシハナリタクアリマセン!』(p46)

    だが、筆者が提示する快楽主義の理想は、俺のような凡人には眩しすぎて、フィクションにしか思えない。筆者がしきりに「こうあるべし」と奨励してくる快楽主義者になりたいとは全く思わないし、周囲にそんな人間がいたらむしろ迷惑だ。

    しかし、ただひたすら快楽を追求したいという欲望は誰もが秘めているものというのは事実だろう。だからこそ――大半の凡人が自らをもって快楽主義者を演

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    2013年01月05日
  • 秘密結社の手帖

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     時を空けずに、2冊目澁澤 龍彦を読む。薔薇十字軍、フリーメーソンなどなど、都市伝説を網羅しているのが本書だ。好きな人にはたまらない。

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    2012年12月18日
  • 世界悪女物語

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    悪女とは何たるものか。
    本書には、意外な人物も屡々現れる。
    小さな此の世界では、自身の持つ能力(容姿も含め)を理解し、それを利用して金銭を得る狡猾さを示す事が殆どだろう。其れ故に、国家権力と云う余りにスケールの大きな此の本の価値観を、現代人の私には些か計り知れない所が多い。
    殺戮の残虐さよりも、恐らく権慾の方が尽きる事の無い分、悍しいのだろう。つい残虐な殺戮に目が行き勝ちだが、悪女の根底は其所に在る。

    澁澤氏の文章には、矢張り感服させられる。臨場感に溢れる訳でも無く、ただ流麗さを感じさせる。

    内容的には然程興味を懐けなかったが、こうした価値観や言葉に触れるのは決して無意義な事では無いだろう

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    2012年10月26日
  • ねむり姫

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    相変わらず夢心地になる。
    ただしいつにも増して読めない漢字が多いので、手元に筆順辞典(これが役に立つ!)と広辞苑を登録したEBPocketをインストールしたiPod Touch(など)を常備する必要あり。

    また、この人はおそらく小説よりもエッセイなどの方が人気があると思うが、私はむしろ小説の方が気持ち良い。

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    2012年10月25日
  • 秘密結社の手帖

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    古今東西の秘密結社についての本。
    古典的作品なので、現代の陰謀論的な秘密結社は少なく、古代からの秘密結社の歴史が紐解かれているのが、期待と違ったけれど面白かった。
    世界史詳しかったらもっと楽しかったんだろうな。勉強します!

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    2012年09月30日