澁澤龍彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
プリニウスは紀元1世紀頃の古代ローマの軍人で博物学者。スペイン総督、艦隊司令官を歴任するエリート。最後はポンペイを壊滅させた噴火の調査に乗り込んで火山性ガスで死んだとのこと。
本書は、プリニウスが書いた「博物誌」37巻を澁澤氏が面白いと思ったテーマをテキトーにピックアップしてゆるいコメントをつけてます。「なにいいかげんなこと書いてるんだ、このおっさん(笑)」的な感じです。博物誌そのものを読むより面白いです。
最近ヤマザキマリととりみきの合作コミックで「プリニウス」が発売(連載)されてます。これが面白くてプリニウス関連の本を捜してて見つけました。 -
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試し読み
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Posted by ブクログ
ブクブクで手に入れた一冊。
表紙の“絵画”が何とも印象的です。
目に見える“絵”の部分だけではなく、その背景まで踏まえると、
絵画鑑賞にも深みが増しそうで、西欧絵画はやはりキリスト教ですかね。
一応、キリスト教は最近ちょこちょこと触りはじめたのですが、、
“原罪”の観念はやはり、よくわからないです、、閑話休題。
なんせによ“絵画”は当時の文化の発露とも思いますので、
どうせなら楽しむための“ウンチク”も入れておきたいですね。
それにしても、エロのために当時のキリスト教のモラルに寄り添うとは、
いつの時代も男は○○だなぁ、、なんてことも、大いに共感デシタ。
また、次回のブクブクで循環さ -
Posted by ブクログ
バルチュス スカーフを持つ裸婦……幼虫としての少女。ポルノグラフィーと芸術。
ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル……背景の黒のモダン。
ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー……マニエリスム。時の老人が重要。
フェリックス・ヴァロットン 女と海……得体のしれない海。
ベラスケス 鏡を見るウェヌス……尻の裸体画のタブー。スペインらしい禁欲主義。
百武兼行 裸婦……犯される気品があるからこその猥褻。
ワットー パリスの審判……18世紀、快楽主義的で演劇的で祝祭的。人間機械論は同時に、機械はどこまで人間に近づきうるか。
ヘルムート・ニュートンによるシャーロット・ランプリング……ドイツの