感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年03月16日
私が秘密結社を知ったのは、フリーメイソンくらいだったのですが、漠然としていて掴めない浮遊感があり、本書を知り手に取りました。
切り離せないのが、宗教、儀式、犯罪など、これだけ知ればもうお腹いっぱいなのですが、そこは秘密、秘密がどんどん暴かれるので読む手が止まらずでした。
スローガンが何処の秘密結社に...続きを読むもあり、犯罪、革命、慈善団体など、中でも戦争とは離れがたい逸話があり、大変興味深かった一冊。
謎だと暴きたくなる渇望を満たしてくれました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
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たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を個人や社会におよぼしつづけた無気味な人間集団、秘密結社――この排他的でなにやら陰謀の匂いにみちた怪しい影の集団の実態は、どのようなものであったのだろうか?グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられることの少ない秘密結社のかずか...続きを読むずを、ヨーロッパ史を中心に紹介し、その知られざる側面に光をあてる。
Posted by ブクログ 2024年04月24日
見えざる帝国ってKKKのことだったの!? と図らずしてBLEACHの敵組織の元ネタを知った。
みんな大好きアレイスター・クロウリーの話もあるし、とにかくアニメやマンガで出てきたような秘密結社の話がごまんとある。中二病オカルトサブカルクソ野郎には垂涎の一冊。
どこまで正確な情報なのかはアテにならないが...続きを読む、澁澤龍彦の軽妙な語り口で楽しい読み物としては一級品。
Posted by ブクログ 2015年01月03日
秘密結社の定義から、世界中の秘密結社について紹介されていて面白かった。
著者あとがきにもあったように日本の秘密結社についてもっと記載があればよかった。
Posted by ブクログ 2010年07月19日
[ 内容 ]
たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を及ぼしつづけた無気味な集団、グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられない秘密結社の数々をヨーロッパ史を中心に紹介。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆...続きを読む☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2009年10月04日
面白かった。
「秘密結社」という言葉にわけもなくときめいてしまう私にとって、「秘密結社」の定義から歴史まで、エッセイ風の文章で解説してくれる本書は実に興味深かった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
秘密結社について書かれているが、興味本位ではなく、さすが、歴史や史実に基づいて書かれている。
澁澤氏の推測の部分もあるにはあるが、やはり、その辺りは絶妙な間合いでまとめてくれている。
秘密結社にも様々な背景があり、社会的な事情から、宗教的理由から、政治的思想からと……、諸々である。
Posted by ブクログ 2019年02月23日
ヨーロッパを中心として、様々な秘密結社を紹介しまくる本。学術的な感じは一切なく、読者に地図を示す前書きも無いからどこに連れていかれるのか分からないし、2012年に刷られてるのに文字が小さく掠れてるし、「土人」など今じゃ見かけない言葉もガンガン出てくるし。「一説によると」「と言われる」「という」「ら...続きを読むしい」「に違いない」など、Wikipediaに書いたら[要出典][要検証]だらけになりそうな怪しすぎる記述。書きっぷりも書かれている内容もメチャクチャ怪しい。奇書と言ってもいいかも。
自分で自分のちんちんを切り落とすとか、それすら生ぬるいあれこれが一定の集団の中で行われていたのが俄かには信じ難い。
フリーメーソンについて勉強したいとか、そういう需要に応える本ではないけれど、知識を蓄えるのとは違った、秘密めいた面白さがあった。