尾木直樹のレビュー一覧

  • 教育格差の真実 どこへ行くニッポン社会(小学館101新書)

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    ネタバレ

    二人の対談が面白い。自分の中の葛藤を内面化することを阻害するものの一つとして、ホームパージや掲示板を挙げている。深く格差社会が進行していることへの視点が的確。そう!’自分の頭で考え、心で考える’人生を過ごしたいものです!’事実の本質を見抜く力量を子どもたちに身につけさせたい’に同感。経済への説明もいい。

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    2011年07月19日
  • 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

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    久しぶりにちゃんと読書。
    みんなの学校が好きすぎて、その延長。思ったより道徳の教科化の話が強い印象もあるけど面白い。
    納得して自分で考えることが大切で、道徳の授業だと一つの価値観を教え込みすぎるのでは?というのは心に留めておきたい。
    結局子供と大人が対話して子ども自らの意思決定を大切にするって話なんだと思う。とはいえカリキュラムとか指導要領とか教科書とかは全て上からの教材な訳で、じゃあその決められたものの中でどうする?って話になっていきそうだけどなって思ったね。

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    2026年03月13日
  • 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

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    まず、少しズレた感想だが、
    学校のあり方から社会のあり方まで
    様々な現代が抱える問題がギュっと
    凝縮されていて、それが僅か47ページに
    解決となる糸口まで綺麗に纏まっている
    ところに驚いた。

    「世の中の当たり前」や「今までの流れ」に
    このまま流されてはいけないと立ち止まる
    きっかけをくれた。
    内容が濃く、感想を書ききれないが、
    道徳の教科化を問題視している点は、
    大いに納得。挨拶の仕方など、
    教科書にこれが正解!的なことが
    書かれていること自体ナンセンス。

    型にはまったやり方で道徳の授業を
    行うのではなく、対話形式で自由に
    自分の意見を言えるような授業を
    教職員にはして欲しい。
    この世には正解のない多様な考えが
    あることを子供たちに知って貰えるように。

    【印象に残った箇所】
    ❶いまの日本の教育現場は、見えない圧力で
    押さえつけられている面があるが、今の
    日本社会にはその声を拾って変えようとする
    空気ではない。子供の教育が軽視されている。
    きちんと意見として声を上げるのが大切。

    ❷学校も社会もそこに存在するものではなく、
    私たち一人ひとりが主体的につくるもの。
    つまり、社会を変えるとは、そこに生きる
    一人ひとりが自分を変えることの総和。

    ❸先生が正解を持って教えようとする行為はNG。
    「先生がどう教えるか」ではなく、「子供たちが
    どう学び納得するか」。
    道徳に限らず、全ての授業はそこが原点。

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    2025年10月10日
  • 尾木ママの「凹まない」生き方論

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    まぁいいか、と楽観的に捉えることと、日常の幸せを感じ取ること。家族を早くして失い、目の前で電車に飛び込む現場に遭った尾木ママ。
    そんな中、生き方のヒントをくれている

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    2025年01月31日
  • 尾木ママの 親だからできる「こころ」の子育て

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    なんか子供の取り巻く環境に対して恐怖すら感じてしまう。自分達だけが頑張ってもどうにもならないのかーと。いい世の中にしていきたいと切に思う。

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    2024年11月16日
  • 「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

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    やはり全ては繋がってるわ!!日本を支える子どもたちをもっと大事にしないとね。西郷さんの本を以前に読んで、あぁこんな素敵な校長先生が日本にいて、この時代にいて良かったと思ったのを思い出した。麻布かっけぇな。身近な保護者に伝えたいな。こんなこと知らずに世に蔓延る価値観や世間体に踊らされてる保護者も大人もまぁまぁいて、もったいないし子ども達に申し訳ない。頑張ろう!

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    2023年08月22日
  • 教育格差の真実 どこへ行くニッポン社会(小学館101新書)

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    本のタイトルが表している以上に、色々な要素が入り組んでいて、学校教育の枠を完全に超えていたという点で良かった。
    森永氏は話しすぎるきらいがあるけれど…。
    もう15年前の本だけど、すべて現状にも言えることだった。
    はっきりものを言うけど物腰が柔らかい尾木ママ、とても良い。

    P.79 森永
    日本のエリートは、みんなオックスフォードとかハーバードとかシカゴとか、そういう米英系の大学に留学するんですよ。9割以上というか、99%ぐらいかもしれないな。留学当初は、それなりの人が行ったとしても、耳が慣れていないので、講義を聞いていても英語がわからないんだと思うんです。その最初の授業では、重要な仮定の話をしているのに、「えっ?何を言っているんだろう」という感じだと思うんです。それで二回目、三回目になって耳が慣れてきたころには、もう理論が始まっちゃっているわけですよ。それを勉強しているうちに、「ああ、こういうのが正しい社会なんだ」というふうに大きな勘違いをして、そのまま日本に帰ってくる。そして、日本をみると、日本は違う社会なんですね。和をもって尊しとなすという社会です。それを見て彼らは何と思うかというと、「あれ?理論と違うぞ」と。そこで二回目の勘違いが始まるんです。「日本社会が、新古典派の理論に合わないのは、日本社会が間違えているからだ。だから、この日本社会を新古典派に合わせよう」という発想で行われているのが構造改革なんですね。今の教育政策にしても、経済政策にしても、社会政策、医療福祉政策も、全部同じ思想なんです。強い人だけが良ければいいというもの。

    P.103 尾木
    それこそ偽装請負じゃないですけれども、"見せかけだけの達成"なんですよ。だから習熟度別授業というのは、悪く言えば「偽装学力向上授業」なんですよ。下の子は頑張っても学力自体はたいして上がらない。学力が上の子も下の子も共通の教室で、それぞれの多様な生活体験と個性的な想像力を働かせながら、一つの心理や真実に向かってハシゴ段を上るようにみんなで上る。同じ正解に達しても、その質が違うんです。立体的で実に豊かな認識を獲得できるのです。これこそ本当の学びなんです。ただトレーニングを積んで答えが合えばいいのではないのです。そんなので「できる子」はちっとも優秀でも何でもない。条件反射能力に長けているだけで、今日の不透明な時代を切り拓く力は育っていませんね。今、日本は"習熟度別神話"のとりこになってしまっています。早く脱出しないと子どもの学力が低下するだけでなく、教師の教え方の技量も落ちて取り返しがつかなくなる危険がありますね。

    P.106 尾木
    今、国際社会では、2000年から三年ごとに、読解力と数学的リテラシーと科学的リテラシーの3分野に及ぶOECDによる「生徒の学習到達度調査(PISA)」を実施していますが、そういう国際社会が求めてくる学力の理念と、日本は大きくずれてしまっているわけですよ。PISAのブライアン事務局長が日本で記者会見したときに、「日本の学力観は古い。これは違いますよ」というように明確に批判しているんですが、あまりメディアに乗らなかった。しかし、文部科学省は分かっているんです。わかっているからこそ、2007年から始まった全国一斉学力テストの中に、「活用」という領域を入れました。「活用」とは、実生活の中で「活用する力」、リテラシーのことなんです。つまり、活用の育成とは、言葉を言い替えれば、"市民教育"でもあるののです。現実生活のなかで諸課題を解決していける力の育成を目指すもので、マスコミ各社が言う「応用」ではないんです。文科省は、活用の力をつけないと国際学力調査では上位を占めることができないので、今、活用ブームみたいになっているんですね。ところが実は、それは"市民教育"の視点が欠落した「活用ごっこ」にすぎないんです。
    現場の優れた教師の実践を聞きますと、習熟度別ではなくて、「アプローチ別」授業を展開しているところもある。先日、多摩の中学校に視察に行ったときには、具体物を使ってアプローチをする授業と、抽象的に一気に入っちゃうよという授業と、好きな方を選ぶようになっていました。

    P.110 尾木
    一人の教師が三つとも(すべての習熟度のクラスを)担当するという時間割のやり方でやっている学校があるんですね。その教師に言わせると、最も質の高い学習ができているのは一番落ちこぼれのこだまコースだというんですよ。例えば、時間と距離の関係の学習だとか、小学校5年生ぐらいでやりますね。そうすると、のぞみコースは硬式が頭に入っていますから、瞬時にして、それこそ一秒そこそこで答えが出ちゃうわけですよ。ところが、こだまコースの子は、「先生、そんなこと言ったって、その道はひょっとしたら砂利道かもわかんないし、つるつる滑ってなかなか進まないかもわからない。坂道だったらもっと時間がかかる」とかね。つまり、自分の生活体験、生きてきた僅か10年程度の体験をフル動員しながら一生懸命考えるわけですよ。そういう発想をするこの姿を、実はのぞみコースの子にも見せたいというんですよ。「あんたたち、それにこたえられるのか」というのはすごく重要な課題で、だから学習の質は、こだまコースが最も高いと。「点数では開きがあっても、発想の分野では、あいつのほうがすごかった」とか、そういうひとりひとりの多面性を"学び合い"と現場では言いますけど、それができる。それが日本の学校教育の良さだったんですよ。それが今、解体されてきている。

    P.119 尾木
    恣皆調査を全国規模で実施すると、必ず学力が落ちるというのが私の持論なんですが、それは、どの学校も、本気で全範囲の学力アップを目指さない。出る問題を分析して同じ傾向の予想問題を集中してやらせるからです。そこの領域の問題に関しては強くなるんですよ。だけど、文科省も言うように、学力調査は学力のほんの一部分にすぎないのです。そんな数値が上がろうが、下がろうが何のことはないのです。そうすると、国家全体でやっているときには、「何番になった」「今度はうちが抜いた」とか言って喜んでいますけれども、諸外国と比較したり、学力のそもそも論から言えば、バカみたいなレベルで競い合って、みんながバカになっていくだけという感じがすごくするんですよね。

    P.127 森永
    一番必要な学力とは何かというと、興味を持てる能力だと思うんです。
    それは、支配者の人たちの考え方からすると、水から興味を持って考えるような労働者をつくりたくないんだと思うんです。どうしてかというと、そこで反発が起こっちゃうからですよ。

    P.132 尾木
    2011年から新しい学習指導要領に移行するんですけれども、その中で三つの学力を打ち出しているんです。それは、「思考力」、「判断力」、「表現力」の3つですね。日本と学力世界一のフィンランドとの学力観を比較してみると面白いんです。フィンランドは1994年に教育改革に取り組んだんですけれども、ちょうどその直前、91年にソ連が崩壊して、輸出ができなくなって、失業率が20%になるなかで、教育から立て直しを図るしかないと、教育に賭けて国家を再建しようとしたんですね。そのときに、ヘイノネンという29歳の若き教育大臣ですが、「洞察力」を一つのキーワードに据えるんです。「洞察力」をつけるために、いかに知力を体系だ立て行くかを考えた結果、"5つの力"を標榜した。そこで言われているのは、表現力は一緒なんですが、思考力の捉え方が全く違うんですよ。フィンランドのそれは、"批判的思考力"と言う。批判的に施行しなければ物事は前に進んでいかないし、現状を打開する力にはならないと考えるわけです。

    P.141 尾木
    教育の世界というのはものすごく特徴的におかしくて、完全な一方通行なんですよ。閉鎖された独立王国のようなものです。そのなかでヒエラルキーが確立している。文科省の指導や評価には下の都道府県は全然逆らえないし、都道府県の教育委員会は、市町村だとか一人の教員レベルまで完全に掌握しちゃうわけですね。校長とか副校長、教頭の評価というのは教育委員会が握っているんですよ。教育委員会が評価するのは、私は間違いではないと思うんですけれども、では、教育委員会の指導主事や教育長の評価は誰がしているのかというと、誰もしていないんですよ。完全な一方通行で、そこで自分の職位やいろいろなものが決まるものですから、言われた通りやっていくため、創造的な学校をつくろうとする校長もいなくなってきた。今や都立学校の校長は、「私はコンビニの店長です」と自嘲して仰いますよ。何から何まで全部本部の指示通りに動かされているからです。

    P.144 尾木
    現場の教員は権威というものを徹底して守らされていますけれども、反対に文部科学省の役人のほうは、「それはおかしいのでは」と笑っています。文部科学省にとってはおかしいんですよ。「何をそんなに持ち上げているのか」という。しかし、教員や校長に対する評価システムが構造的に上意下達の一方通行で成立しており、しかも透明性がないわけです。評価に関する情報公開についても、東京ではやっと2年ぐらい前から申請の期間が決められて、そこで本人が書類手続きをやってはじめて自分の評価をみられるようになったんですよ。でも、「見たい」というだけで校長は、「自分が疑われているのか」と思うらしく、嫌な顔をし、次年度からは請求した教員の評価を下げるんです。だから、気楽に見せてもらうことも改善することもできない。したがって、どう評価されているかもわからない。そんなことで教育現場の業績が上がるわけがないでしょう。改善点も見つからないんですから。民間企業なら倒産ものですよ。つまりは、管理強化や権限強化にしか働かないのです。そういう世界に例をみない評価制度を導入している。

    P.172
    森永:格差社会の行方について話そうと思うんですが、僕は、経済格差の是正も教育格差の見直しも両方ともやらなければいけないと思うんです。経済の世界で、まず格差を縮めていく。最低賃金の引き上げと同一労働同一賃金の原則を適用とするという、この二つの方策だけで、日本の社会は革命的によくなると思うんですよ。
    今は、正社員と非正社員で、ボーナス込みで計算すると、大体時給が10対4なんです。同じ作業をしているのに、非正社員というだけで4割しかお金を貰えないというんです。それはどう考えたっておかしいんですね。
    それは経済界がそうしようとしているんです。1995年の当時の日経連が、『新時代の日本的経営論』という報告書を発表して、長期能力蓄積型社員というのだけに終身雇用を適用してエリート層だけ今まで通りにし、あとは専門能力活用型と雇用柔軟型に任せようという提言をした。雇用柔軟型というのは、派遣やアルバイトがこれに該当します。うんと低い賃金で、しかも簡単に切り捨てができるようにしましょうということにしたんですね。なぜかというと、アメリカにしても、ヨーロッパでも、国内に外国人労働者を主体にした低賃金労働層がいっぱいいるんですよ。彼らを使うと全体のコストが落ちるんですね。ところが日本はもともと一億総中流階級で、そこそこ給料が高い。前に経済企画庁で委員会があって、そのときに東京大学の教授と東京清掃局の職員の年収が一緒だという話題が持ち上がったことがある。調べてみると、どうもそれは正しいらしい。プロフェッサーとガベッジコレクターが同じ給料の国など、世界中どこにもないということで、ものすごく言い合いになったことがあるんです。低賃金の人たちというものをつくっていかないとならないという意見が多かった。国内に途上国をつくる、低賃金労働層をつくるというのが、競争力の源泉だとあえて考えているんですね。そうしないと、グローバル競争を戦っていけないと思い込んでいるんですよ。
    尾木:ああ、だから「多文化・個性化」という美名のもとに選別的な教育、つまり高校の多様化や全県一学区にしてスライスハムのように偏差値で高校を輪切りにランク付けし始めたのかもしれませんね。義務教育課程における習熟度別授業の導入も、学力向上のためなんかではない。子どもたちの早期選別のためのような気がします。いわゆる「低賃金層」づくり政策といえるかもしれない。

    P.189 尾木
    実はオランダは、教育のほうでも特筆すべきなんです。ワーキングシェアリングなど大胆な政策で協力社会を目指しているだけでなく、教育の領域でも大きな成果を上げているんですよ。
    その一つが、2007年2月にユニセフのイノチェンティ研究所が発表した報告です。それは、OECD加盟国21か国の青少年の幸福度調査なんですが、オランダの15歳の子供が「孤独を感じる」のは、2.9%で最も少なかったのです。ちなみに日本は、第一位でなんとオランダの10倍。多くの国は5~10%ですから、いかに日本の子土間たちの心が孤独で自己肯定感に満たされていないかということですよ。オランダでは、さらにWHOの「学校の課題にストレスを感じているか」という調査でも北米、ロシア、ヨーロッパ35地域の中で最下位。つまり、最も学校ストレスがかからない国なんですよ。
    にもかかわらず、PISAの「生徒の学習到達度調査」では、2006年度は少し下がったものの、2003年度などは、読解力や数学的リテラシーでは、オランダのほうが日本より上位なのです。のんびり勉強し、一人一人の個性と自立(自分で判断する力)がとことん大切にされるから自己肯定感が高く、協力し合う心が豊かに育っている。

    P.195 尾木
    今日の若者がひどく右傾化しているのを感じます。第一に、権力に対する批判的なまなざし、感覚をあまり持っていませんね。現状肯定的な感性が極めて高い。それは、学生のリポートや論文にも感じます。これでは、学問研究の前提にある批判精神の意義から解かなければならないと思ってしまうほどです。先日など、ネット上で私も「権力批判で評論活動している」みたいな批判をされたので、びっくりしましたね。頭のどこかに「若者=反権力」のような認識があったものですから。非正規労働や引きこもりなど、現代の若者の生きにくさと社会の閉塞感を一気に「解決」させるための戦争願望がどこかにあるように感じます。

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    2023年07月10日
  • 「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

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    兎角教育現場では、きちんとまとまっている、言われたことをこなせる、などといった集団としての美を求められてきていたと思います。自分が教員として生徒と接していると、それに対して強い違和感を抱かざるを得ません。冷え性なのに夏は半袖を強要される、ADHDという特性があるのにずっと席に座っているよう強制される、喉が痛いのにのど飴を舐めてはいけないなど枚挙にいとまがありません。西郷輝彦氏は、深い考察などせず、一人一人の生徒に目を向けていたらこうなったと述べてらっしゃいます。これだ!と思いました。常に学習し、将来生徒たちが楽しく社会を過ごしていけるようサポートしていきたいと思いました。

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    2022年07月02日
  • 尾木ママの「叱らない」子育て論

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    尾木ママ
    想像していた人とは違い、共働きだったので家事や育児に積極的に参加されていたとのことで
    すんなりと読めました。
    いつも早く!やダメ!が口癖になっていますが、魔法の言葉を使って子どもの成長を見守っていきたい。愛情が溢れる本でした。

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    2022年06月15日
  • ピンチを「味方にする」スイッチ

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    とても読みやすかったです。「尾木ママ」になるまでの過程に、これほどまでの挫折があったとは…。大事なのは、心のスイッチの切り替えと自分を支えてくれる人たちですね。

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    2022年03月22日
  • 尾木ママ流 凹まない生き方

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    尾木ママはすごい人格者だと思う。自分をしっかり持っている、押しつけない心の広さは正に教育者なんだろうなーと感じました。『負けて勝ち取れ』『ま、いっか』この2つ、凹んだ時思い出したい。

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    2022年02月13日
  • 尾木ママ、どうして勉強しなきゃいけないの?

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    もう10年近く前の本だが、当時の問題はさらに大きくなっている気がする。
    今も変わらず大切なことが書かれていた
    言われればとても大事なこと、シンプルなこと
    でも子育て、仕事とバタバタしながら、1人で考えると様々な思考が混ざり、それが導き出せなくなる。
    そこをスッキリさせてくれる本

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    2022年02月03日
  • 「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

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    知っている中学校の話だったのでとても興味深かった

    なんでも普通に合わせようとしてしまう昨今
    賛否はあるだろうけど改革をした生徒、先生方は素晴らしいと思う

    ただ娘はこんなとこに行ったらダメになる!と自分から言っていたので…
    合う合わないはあるだろうけど

    気持ちが楽になった

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    2021年12月04日
  • しつけない道徳

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     小学生の頃、道徳の教科書を読んでいて半ばくらいにあったテーマを授業でやるのを楽しみにしていたら、授業でまったく教科書が使われなかったことを思い出した。教科書すらろくに使わず、かといって充実した授業内容でもなかった(と感じた)し、道徳の授業っていったい…。
     優しい語り口でとても読みやすかった。「道徳=正義」ではないし、時代によって変化していくので大人になってもアップデートを怠ってはならない。思春期の子どもの反抗に感情的に反応せず、伝えるべきことを伝えてすぐ身を引く、とあったが、それが何より難しい。

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    2021年10月12日
  • 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

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    どんなにアレな政策が下りてきても、それをどうやって子どもに有益な形にするかを考える木村校長。現場の人という感じが強い。
    一方、尾木直樹さんは、まずしっかりと批判して、こういう政策をすべきではないとはっきりさせる。現場を知った上で、研究をしている人の見方をしている。
    共通の認識を持ちながらも、語り口に現れるこの違いは、研究者と現場の教師とのスタンスの違いを示しており、教育研究が初期に出会うハードルを端的に示している。
    みんなの学校という素晴らしいドキュメンタリー映画に関する内容のほかに、以上のようなことも現前させている。

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    2021年08月10日
  • 取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと

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    今の学校教育について、世界と比較して問題点を示している。特にフィンランドやオランダなどの教育理念などが興味深い。ゆとり教育の再評価も含め、目先の評価ではなく長い目での人的資源を育てることの重要性を語る。グラフ、表など資料も多く分かりやすかった。

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    2021年04月18日
  • 尾木ママ、どうして勉強しなきゃいけないの?

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    尾木ママの本は初めてでした。

    勉強以外にもいじめや生死について等10代の子供が抱くであろう疑問や葛藤に優しく答えてくれている。

    同じ内容で子供向けの本があったら思春期前に読んで欲しいと思った。

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    2020年10月29日
  • 尾木ママの 10代の子をもつ親に伝えたいこと

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    いろいろなことを言って、たまにネットで叩かれていますが、本で読むととってもいいことを言っています。学級通信でいいことかくタイプと見た。基本は認めてあげること。でもここまでという壁にもなってあげること。最後に昔と今は違うということ。どれもこれも納得感がすごいです。

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    2020年09月27日
  • 尾木ママの叱らずしつけ21のコツ

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    育児は育自! 
    自己肯定感を高めてあげるように、共感や認めてあげること、同じ目線に立つことが大切だと、改めて感じた! 
    未来ではなく、キラキラしてる今の一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思えた(^^)

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    2020年09月23日
  • 取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと

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    日本の教育問題を、他国の例も取り上げながら、広い視点から取り上げていて、非常に勉強になった。ただ、筆者の考え方が些か偏っているのでは、そのような主張をするにはエビデンスが足りないのでは、と思う部分もあった。また、そこまで長くない文量でかなり様々な内容を取り上げているので、読んでいて色々な方向に話が飛んで行った印象はある。しかし、大人が教育問題を考えるきっかけになるにはとても良い本であると思うし、教師経験者であり教育評論家である筆者の意見は非常に興味深い。
    文章自体はわかりやすく読みやすく書かれているが、内容が濃く一度サッと読んだだけではまだ消化しきれない部分もあるので、また読みたい。

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    2020年07月03日