尾木直樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ10年前の普通の子だった子がいきなり凶悪な少年犯罪を起こす事件があった当初、当時の教育現場、家庭、社会の問題点を整理して、どうすればよいか、大きな方向性を示しています。
学級崩壊なんて、今では1学年に1クラスは当たり前のようになってしまい、そのクラスに在籍してしまった子どもは、十分な授業も受けられず、学力もつかないまま、自動的に進級していきます。
わが子が、小学4年生で学級崩壊となり、保護者として学校に何度も足を運びましたが、結局解決されずに、教科書が終わらないまま、進級し、その後も習わなかった内容は置き去りのまま、学校側のフォローは何もありませんでした。
そんな経験をして、尾木ママの10年前 -
Posted by ブクログ
ネタバレ対症療法。
今の教育のアプローチがそうである、と筆者は言います。ではどんな教育が望ましいのかといえば、『人間臭い教師の養成』つまり、昔の熱血教師の復興。懐古主義を思わせる内容に拍子抜けでした。
熱血教師、子どもに真摯に向き合うための手段が、現在の査定主義や煩雑な事務処理と相容れない。また保護者アンケート調査によると、理想の教師は、端的に言えば上記熱血教師で、更に、理想の子ども像や理想の教師、学校に求めるものは、『人の痛みが分かる子になってほしい』、『のびのびと子どもを伸ばしてほしい』がトップとなり、メディアが声高に叫ぶ『学力向上』を期待する保護者は少なかった…。
んー。
筆者の言う -
Posted by ブクログ
教育評論家と言えば尾木直樹先生。
いつの日にか尾木ママと呼ばれ、似非オネェになってる。
この本も気持ち悪いくらいハートがたくさん散りばめられているし、口調も「~だわ♡」「~よ♡」
…そんなにキャラクターを全うしなくてもいいのに。
しかし、内容は長年の経験にも基づいていて、納得できる。
「朝のごみ捨てだけでしっかりした子になる」
「ママと一緒にお風呂に入ると理科好きになる」
など、今日からでもできそうなことばかり。
そして、叱りたくなった時の魔法の言葉「どうしたの?」
きちんと子供の話を聞いてその中の数%でも正しかったらほめる。
なかなか親も人間だからいつもそうはできないかもしれないけど、心に置