鯨統一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◆ヘンゼルとグレーテルの秘密
◆赤ずきんの秘密
◆ブレーメンの音楽隊の秘密
◆シンデレラの秘密
◆白雪姫の秘密
◆長靴をはいた猫の秘密
◆いばら姫の秘密
◆狼と七匹の子ヤギの秘密
◆小人の靴屋の秘密
以上9篇の連作短編集。
日本酒バーにつるむ厄年トリオ3人。その店のマスター、刑事の工藤、自称・犯罪心理学者の山内だ。刑事の工藤が難航している事件の愚痴(概要)を他の2人に話していると、隣で1人で呑んでいた女子大生・桜川東子(さくらがわはるこ)も工藤の話を聞いていて、様々な童話の新解釈をまじえながら、事件の犯人を見事につきとめてしまう。
ごめんなさい。本職の刑事さんを前に勝手なことを言ってしまって。
どうぞお気になさらないでください
決め台詞を残し、今日も彼女は去っていく・・・。
ちょっとこの女子大生の勘が鋭すぎやしないかというのはあるが、どれも童話の裏解釈(「本当は恐ろしいグリム童話」のようなもの)がうまくまじえてあって、それと事件のアリバイ崩しと2粒ずつ楽しめる感じ。また、最後の9話目ではどんでん返し(?)も味わえるので、連作短編としてのおもしろさもきちんとある。ただ毎回、事件の話にたどりつくまでの3人の日本酒のうんちくと青春の思い出話の部分がうっとおしい。この作品が書かれた2001年にリアルに40代くらいの人は懐かしい話題ばかりでおもしろいんだろうけど、残念ながら世代でない者にとってはわからない話ばかり。唯一わかった部分にこれ。
それに、『ドンファン』は吉田拓郎だぞ。
キンキ・キッズの作曲を手がけてる
こんなところでお目にかかるとは!
これもシリーズ化されてるのか~。