鯨統一郎のレビュー一覧

  • タンタンの事件ファイル 横浜「佐藤さん」殺人事件

    Posted by ブクログ

    探偵が連続殺人の背後にあるものを探る長編。鯨作品の世界と高田崇史作品の世界には通ずるものがあるので、なにかの機会にクロスオーバーしてもらいたいなぁ。

    0
    2015年02月17日
  • 小樽・カムイの鎮魂歌 作家六波羅一輝の推理

    Posted by ブクログ

    2時間ドラマ化されてる作家・六波羅一輝シリーズ。愛と金が事件を生み、様相を複雑にする。しかしある一点から糸がほどけるように真相が見えてくる。この作品がドラマ化されたあかつきには、聖美役は高野志穂にお願いしたい。

    0
    2015年02月14日
  • タンタンの事件ファイル2 横須賀「鈴木さん」殺人事件

    Posted by ブクログ

    被害者が全員「鈴木」姓なだけでなく、第一発見者も容疑者と目される人物も探偵役までも「鈴木」! これは神の悪戯なのか、それとも…? 人の思い込みを巧みにつく。

    0
    2015年02月13日
  • 秩父夜祭・狼の殺意 作家六波羅一輝の推理

    Posted by ブクログ

    旅情ミステリの形をとりながらしっかりと本格ミステリなシリーズ。もしや、エラリー・クイーンの国名シリーズを意識しているのでは…?と思えてきた。

    0
    2015年01月19日
  • 幸せのコイン

    Posted by ブクログ

    この連作短編集の主人公たちは、ただ同じ煤けた500円玉を持っていただけではなく、なにかを買うために使った、つまり行動したから幸せをつかむことができたのである。ひいては消費活動を通じて経済を回さなければ景気は回復しない…、とは一言も書いてない良い話。

    0
    2015年01月19日
  • 幸せのコイン

    Posted by ブクログ

    表紙とタイトルが気に入って買った作品です。内容としては短編で構成されており、1つの500円玉が短編ごとに違う人に渡っていって手にした人は幸せになるというもの。読みやすかったが、1つ1つの話にボリュームが足りなかったかな。最後の短編で今までの短編の登場人物が色んな形で登場したのは良かった。

    0
    2015年01月01日
  • 今宵、バーで謎解きを

    Posted by ブクログ

    ワインの蘊蓄と、昔なつかしの思い出話に引きずられて思い出される殺人事件を、バーに集った3人の男が話し、容姿端麗な東子さんが解いていくお話。
    むりむりな感じでギリシャ神話が絡み、いろいろな作家の作品が会話に散りばめられ、軽く読める一品。

    ワインとチーズが恋しくなる、そんな日本酒バーのお話でした。

    0
    2014年12月14日
  • タイムスリップ森鴎外

    Posted by ブクログ

    森鴎外がラップを歌いブレイクダンスを踊ります。笑!!!

    そして、森鴎外が宮部みゆきの本を読んでミステリーに目覚めます!!!笑!!!

    あり得ないけど、もしあったらすごいめちゃくちゃ気になる一冊。森鴎外、思いっきりタイムスリップして渋谷に来ちゃいますよー!!!

    舞姫のあの森鴎外!!!!

    なかなかヘンテコ、アホーな小説で赤川次郎ばりに会話文が多くあっさり読みきれる一冊だけど、いろんな本読んだひとだと出てくる小説の話がわかるからますます面白いかも!!!!もうゆうめ著名人がわんさかでてきます!!!

    0
    2014年10月18日
  • 歴史バトラーつばさ 私立ヒミコ女学園「和風文化研究会」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鯨氏の歴史物らしいと期待して読んだが、
    「邪馬台国」ほどのインパクトはなし(^ ^;

    ネタは面白いけど、いつもの「トンデモ説」は小粒で、
    地の文がほとんどなく短い会話主体の文章は、
    テンポがいいと言えばテンポはいいが、
    はっきり言って「水増し感」さえ感じてしまい...(^ ^;

    「登場人物全員がアホ」で(^ ^;
    すっとんきょうな会話はとても面白く、
    電車の中で吹き出しそうになったこと数回(^ ^;

    期待値が大きかった分、ちょっと肩すかし。
    でも「ただのバカミス」と思って読めば
    それなりに楽しめるかな(^ ^

    0
    2014年10月15日
  • 今宵、バーで謎解きを

    Posted by ブクログ

    バーの常連たちが迷宮入りしかけの事件の謎を解く脱力系ミステリ。
    ギリシャ神話の解釈が解決のヒントに。

    0
    2014年10月11日
  • マグレと都市伝説 間暮警部の事件簿2

    Posted by ブクログ

    うーんばかばかしい!でも憎めない!
    お父さん絶賛の本だけど私には知らない曲が多く悔しいです。自分の青春時代に流行った曲が手がかりならおもしろいだろうなあ。でも意味のない曲が増えてきたから無理か。都市伝説が絡んできただけ前作よりはわかりやすい。(理解できない事象の方が多いのはご愛嬌)
    まあ、鯨さんだし!で納得できちゃうのはすごいところ。
    会いたくて震えちゃう殺人事件とか是非お願いしたいです。

    0
    2014年10月04日
  • 歴史バトラーつばさ 私立ヒミコ女学園「和風文化研究会」

    Posted by ブクログ

    まあ、鯨さんの筆致で読むから面白いんでしょうね。結構歴史的なところについては面白い着眼で、でも、確かにシリアスに話を進めるほどではないかも、ですね。利休が一番面白かった。芭蕉は、なんて言うか、どうでもいい感じ。阿国は楽しめましたよ。今後も続くんですか?ここらあたりでも悪くはないと思いますけど。平安時代まで遡る話まで行くんでしょうかねえ。

    0
    2014年08月05日
  • 秩父夜祭・狼の殺意 作家六波羅一輝の推理

    Posted by ブクログ

    20140714
    狼伝説好きなんで点は甘いです。

    さらさら読めたけど、ちょっと物足りなかったかなーうーん。
    今回、あんまり切羽詰まって推理してるわけでもないし。
    キャラが多かったのかなー、なんだろう。
    主人公がシリーズ始めの頃よりぼやけてしまった感じ。
    まぁでも、犯人が普通に出オチでびっくりした。笑
    久々。

    初めの方、人物名で誤植があって混乱したけど、後半は大丈夫でした。
    名前、ギリギリで変えたのかな…みたいな。笑
    どんな本でも時々あるけど、なんかびっくりした。

    0
    2014年07月16日
  • 富士山大噴火

    Posted by ブクログ

    読みやすい、すいすい読めました。
    それにしても噴火は怖い。
    身近にある富士山が噴火するとこんな大惨事になるのか。
    昨今の地震の状況とリンクする部分もあったので、現実的になりそうでかなり怖かった。

    0
    2014年07月02日
  • 九つの殺人メルヘン

    Posted by ブクログ

    いつもの無理矢理ミステリ。童話と絡めてるとこもおもしろいし多少の無理は笑い飛ばせるけど、とにかくネタが古い(;_;)わからない…。
    鯨統一郎短編作品全体に言えることかもしれないけど、著者と同世代の人がお酒でも飲みながら気楽に読む分にはすごくいいんだろうなあ。お父さんの本棚からこっそり抜いてきた本だから仕方ないか。

    0
    2014年06月26日
  • 山内一豊の妻の推理帖

    Posted by ブクログ

    山内一豊の妻は言わずと知れた賢妻ですが、千枝ではなく千枝じゃなかったか。パロディとして割り切って名前も変えたのかな?
    司馬遼太郎の作品ては随分趣が異なるものの、軽く読む作家なのでまあよしとしよう。
    こんなきっかけで知恵が浮かぶなんて、真面目な作家ならとても書けませんよね。

    0
    2014年06月22日
  • 哲学探偵

    Posted by ブクログ

    3 

    まさに鯨印。競馬・短歌・哲学、三すくみワンパターンの美学。『なみだ特捜班〜』の前日譚なので、後に続くお話を知っているとニヤリとできるのも良い。ただ競馬の蘊蓄が少し物足りないのがバランスを欠くか。

    0
    2014年05月31日
  • 「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿

    Posted by ブクログ

    馬鹿馬鹿しいって褒め言葉がこれほどまでに似合う作家は鯨統一郎をおいて他にいないと思います。いやあくだらない。ミステリとも言い難い。でも嫌いになれない。読むのは時間の無駄です。でも楽しいです。
    元ネタをもっと知ってればさらに楽しめると思うので、是非平成版も書いてほしい!!

    0
    2014年05月25日
  • 幸せのコイン

    Posted by ブクログ

    む〜ん...(^ ^;
    この人の「独特の文体」は、
    こういう一般の小説には向かないなぁ...(^ ^;

    「邪馬台国はどこですか」とか「タンタンシリーズとか」
    「地の文でのツッコミ」が面白い作品にはよいのだが...
    「一般の小説」として読もうとすると、
    何というか説明臭いというか粗筋っぽいというか...(^ ^;

    ストーリー的には、鯨氏にしてはヒネリがないし...
    む〜ん...今ひとつ(^ ^;

    0
    2014年05月12日
  • 幸せのコイン

    Posted by ブクログ

    父の反対を押し切り,花屋を開業した奈緒.そんな矢先,その父が他界してしまう.奇しくも遺品になってしまった暖炉で焦げた1枚の500円玉.そのコインが,人々のポケットを渡り歩き,それぞれの人生の岐路に立ち会う.7編からなる短編小説.コインを題材にした物語で真っ先に思い浮かぶのは,ジャックフィニーの「夢の十セント銀貨」.その強烈な印象が残っていたので思わずタイトル買い.ストーリとしては目新しいものは無かったけど,ほのぼのとしたハートウォーミングな作品.疲れているときにどうぞ!!

    0
    2014年05月04日