鯨統一郎のレビュー一覧

  • 今宵、バーで謎解きを

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    ※(笑)←多用注意(笑)。
    何かもう遊びの度が過ぎてきたんじゃありませんか鯨先生(笑)。
    というわけで、今作も相変わらずです。「ライトな読み応えにも関わらず内実は骨太な謎解きうんたらかんたら」なんて言いません。言えません(笑)。「ライトな読み応え・ライトな謎」これぞ鯨ミステリの真骨頂ですよ(笑)。

    今回のテーマは「ギリシャ神話」。各章に付された神々をモチーフに、お馬鹿度高めなワトソントリオと美人大学生ホームズが軽妙に掛け合います。
    そして相変わらず、本筋に関係ない細部への薀蓄まぶしも健在ですね(笑)。今回は、「ワイン・チーズ・昔流行った食べ物やら遊びやら」が副菜です。同じトーンでよう引っ張る

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    2013年03月01日
  • 九つの殺人メルヘン

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    かなり前に読んだので、ほとんど内容を覚えていない。
    最近、シリーズ2作目を読んだが、こんなんだったっけ、と思って読んだ。
    現在、現物は手元に置いてない。たぶん引っ越しの際に売ったと思われる。

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    2013年02月07日
  • 湯布院・産土神の殺人 作家六波羅一輝の推理

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    読みやすかった2日で読めました。改行が多くてセリフも多くて、表現も簡単で。
    ライトノベルみたいだった。
    ありきたりな復讐もので暇つぶしにちょうどよかったかな

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    2013年01月09日
  • タイムスリップ釈迦如来

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    今回はブッダのいる世界へタイムスリップ。

    ブッダがおちゃらけている…!!
    本当、どこからアイディアが湧いてくるのだろー。

    しかし、少々この設定に飽きがきてしまったので、このシリーズを読むのは少しお休み。

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    2012年12月26日
  • ミステリアス学園

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    読み進むうちにミステリーとは何ぞやから始まりミステリー作家や作品についての知識を得られます。作品に引き込む力があります。だから余計にエンディングが惜しい感があります。

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    2012年12月18日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

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    萩原朔太郎の詩を元に話を膨らませた探偵小説みたいなもの。
    朔太郎の精神的節操の無さといったら。
    萩原さんに何の感情もないのでがっかりもしなかったし、特別面白いという事もなかった。

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    2012年12月09日
  • 山内一豊の妻の推理帖

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    鯨氏お得意の「歴史上の人物が探偵役になる」
    ミステリのひとつ。

    一応「ミステリ」にカテゴライズしてみましたが、
    歴史物であり、パロディ成分もあり、
    ジャンル分けが難しい(^ ^;

    タイトルにある通り、山内一豊とその妻が主人公。
    一豊の出世に合わせて起きる様々な事件を、
    妻の千枝が「安楽椅子探偵」となって解決する。

    ...というより、事件の解決をきっかけに、
    その褒美として一豊が出世していくという図式。

    登場人物は、信長、秀吉、家康などをはじめ
    歴史上の実在の人物がぞろぞろ。
    要所要所に出てくるトピックも史実が多いので、
    歴史の勉強にもなる...と思う(^ ^;

    何せ作者はあの奇書「邪

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    2012年11月21日
  • 浦島太郎の真相~恐ろしい八つの昔話~

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    前半の薀蓄とメインの謎解きが、ほとんど関係ないところがすごい。
    自分より10歳上の人だと、薀蓄がはまるんだろうな。

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    2012年11月14日
  • 九つの殺人メルヘン

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    事件は日本酒バーで解決される!ってな感じ?
    登場人物はたった4人。
    バーのマスターと、店の常連である刑事の工藤と犯罪心理学者の山内。
    そして毎週金曜日の夜にやってくる桜川東子(はるこ)。
    メルヘンを専攻しているお嬢様女子大生である。

    日本酒バーで、薀蓄というよりはプチ雑学で盛り上がり
    そこから解決できていない事件の話へとスライドしていって
    その話を聞いている東子が事件を推理する。
    グリム童話の新解釈とプチ雑学が披露され、事件の登場人物や
    関係者の行動を当てはめて犯人をあぶり出す。
    毎回同じようなシチュエーションで話が始まり終わるのだが
    9つ目のお話では、それまでの話が手がかりになる。
    これは

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    2012年11月06日
  • 山内一豊の妻の推理帖

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    ちょっと疲れ気味で、軽い読み物として選択。
    7話からなる短編。一豊と千枝との結婚の顛末から、その出世とその局面で起こる事件を千枝が解決するという話。
    閨の夫婦の間で、解決の啓示に至ると云うパターンは要らないような気もする。青少年の読者を敬遠させるんじゃないかな。
    馬揃えの逸話の前に泥棒が千枝の嫁入り道具の手鏡の裏表を外している。あれ、どうなっちゃうのかな、というチョッとしたヒネリがある。
    あっさりと読み終えた。

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    2012年10月14日
  • 九つの殺人メルヘン

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    バーでの短編シリーズ好き。
    ついついページを繰る手が止まらなくなる。

    いろんな視点で物語をみているのが新鮮。

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    2012年10月06日
  • MORNING GIRL

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    鯨 統一郎氏の元へ、
    アメリカの無名作家の作品が送られてきて、
    それを翻訳して出版してみた、という設定の
    かなり実験的な作風の一冊。

    文体がかなり変な感じなので、
    はっきり言って読みにくい(^ ^;
    セリフの前に、誰が喋ってるのかいちいち書いてあったり、
    「心の動き」を括弧書きで全部説明しちゃったり、
    何とも言えない変な感じ(^ ^;

    取り上げているテーマはかなり壮大で、
    「眠りとは何か」。

    かなり荒唐無稽でご都合主義なエンディングは、
    ある意味アメリカのベストセラーっぽいか(^ ^;
    もしや壮大な何かのパロディーなのかも、
    と思わせるような不思議な一冊(^ ^;

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    2012年08月29日
  • ミステリアス学園

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    ようやくクロニクルオブダンジョンメーカーの罠から逃れ、本の世界に帰ってこれた。
    ただ、久しぶりすぎるからか短編だからか、はたまた内容かは分からないけど、そこまで良くはなかった。
    クロニクルやりたいのを堪えて読んだって感じ。クロニクルを忘れるくらい没頭するかと思ったのに。

    ミステリアス学園のミステリ研部員が紡ぐ短篇集をつないだ長編、フィクションと見せかけてノンフィクション。というか、作中作と見せかけて実話を元にしてるって、あくまで本の中の設定だから、現実の世界から見ればまだフィクションなんだけど・・・って感じで、あれよ!マトリョーシカよ。
    で、最後はその「ミステリアス学園のある世界」と「現実世

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    2012年08月23日
  • 哲学探偵

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    王道のミステリー集。
    キャラクターも渋くてとても良い。
    競馬場に現れる謎の男が刑事の話を聞いただけで謎を解いてしまう。
    安楽椅子探偵系だった。
    トリックなども難しすぎず、簡単すぎずのいい塩梅だったので。
    とても読みやすく楽しめた。

    ただ、1編1編話の流れが同じなので(そこが魅力の1つでもあると思うのだが)個人的には最後のほうは若干飽きてしまった。スンマセン・・・

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    2012年07月04日
  • タイムスリップ森鴎外

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    殺されかけた森鴎外が、現代にタイムスリップしてしまう話。

    現代に馴染もうとする森鴎外が、可愛かったです

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    2012年05月26日
  • 湯布院・産土神の殺人 作家六波羅一輝の推理

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    ネタバレ

    シリーズ第5弾

    必ず挿入される正しい日本語も好きです
    最近は編集者の北村みなみさんも勉強してきて
    一方的に指摘だけということはなくなった

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    2012年05月18日
  • ふたりのシンデレラ

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    文中に、古巣の劇団の名前が出てきて、妙にドギマギした。

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    物語の設定が、小劇団なんですね。

    小劇団なんですが、すごいです。

    脚本家、演出家が別々にいて、マネージャーがいて、役者は5人で、美男美女だらけ。

    そして、美女がふたり、主役の座を狙って相手を貶めようとして……。

    うらやましい!

    いやいやいやいや、いやいやいやいや。

    といっても、そこじゃなくてね。

    うらやましい! のはどこかというと。

    もう一人、本業は医者だけど道楽の芝居に有り余る金を出資する男性、つまり劇団のパトロンが出てくるのだけど、これがうらやましい。

    有り余る金を、道

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    2012年05月15日
  • 九つの殺人メルヘン

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    トリックよりもメルヘン談義のほうに目が行ってしまうのですが、それはそういうものと思って読めばいいか。解説を読めば最終話が、パターンとしてあのようにオチなければならなかったことは理解できるし、仕方ないとは思うのですが、もう少し捻ったオチにならないものか。ちょっと理由付けがイマイチで推理に納得できなかった(または、トリックに納得できなかった)ため、☆マイナス1。

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    2012年05月04日
  • 湯布院・産土神の殺人 作家六波羅一輝の推理

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    ネタバレ

    20120501
    六波羅シリーズ5冊目。
    民俗学成分が薄れてたけど繋がってるのでよいかと。
    みなみちゃんがかなり頑張ってて笑えるけどちょっと引くかも。
    お約束と思って読めばいいと思ったらさほど気にならなくなったけど。
    私が女だからなのかしら。

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    2012年05月01日
  • なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵 波田煌子

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    今まで読んだ本の中で「バカミス」という言葉が一番しっくりきました。「その解釈には無理があるんじゃないの」と思うところは多々あれど、ネタだと思えばそこまで気になりません。

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    2012年04月08日