鯨統一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バー・ミステリシリーズ6冊目なんだと。これで5冊は読んだのかな。
解説にもあったけど、シリーズの最初はマスターはお酒のことを良く知っていて、ちゃんとしてたはずなのに、この本でも一人でハズシまくりで煩い。ヤクドシトリオのショーもないお喋りが好きなのに、イマイチ機能してないと思う。残念。
それでも、ポイントを突いてくる処はある。
♪額田の君は~ススキのかんざし~。
50年前の歌だ。くだらないなあ。もう笑ちゃったよ。
ミステリの解明部分は付け足しみたいなものかな。
鯨さんだから、オヤっと思う処はチョットは有ったかな。
未読のオペラ座の美女も探そうかな。 -
Posted by ブクログ
このシリーズの持ち前とも言えそうな軽さが絶妙に気持ちよかった。実に個性的な3人の美女は、そのキャラクターがあっさりと描かれ、アクが強そうだけど、あとを引かないのが、これもまた心地よい。
トラベル歴史ミステリーとうたわれている、そのトラベルの部分もしつこくなく、それでも名所にはそつなく触れて、当地に行ったら寄ってみようかな、という気にさせる。
歴史部分は今回もまた、隙間をつくような、諸説あります、の諸説の部分をついてきて、思わずニヤリ。
ミステリーはあまり悩むことなく、そうなんだー、と納得できる。
ともかく、軽さが魅力のシリーズなので、その軽さを存分に味わいました。 -
Posted by ブクログ
「自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。」-セルバンテス-
よくある何気ないお話。ではあるが、ふと思いを馳せるという行為は悪くない。
一つのコインを通して数々の人間のドラマが垣間見える。
ある親子が仲違いし、父が他界。手元に残った遺産が一枚の500円玉。それある時、自動販売機を通じて、ある小学生へ。友達の金を盗んだ嫌疑をかけられ、そのコインは、またある自殺を図る男の元へ、そして、また...やがて、あの時のコインが...
ふと、手元の小銭を見てみる。もしかしたら、その小銭は貴方が子供の頃に拾った500円玉かもしれない。
移ろいゆく時の中で、あの時と貴方は何が変わって何が変わら