鯨統一郎のレビュー一覧

  • タイムスリップ森鴎外

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    ミステリ界の奇才、鯨統一郎氏の人気シリーズ一作目。

    明治の文豪・森鴎外が、何者かに殺されかけて逃げていった先は、なぜか現代日本の渋谷だった。

    というトンデモなところから始まり、渋谷のギャル女子高生に助けられ、現代の知識を貪欲に吸収していく森林太郎(鴎外の本名ね)、通称モリリン。

    果ては時空を越えた殺人事件の謎解きへと発展し……。

    と、まあ、トンデモです。(^^ゞ

    鯨統一郎氏と言えば、歴史上の謎を独自の新解釈で解き明かすミステリを得意としている作家。

    当然、この本もミステリです。

    SF風味の味付けがなされていますが、あんまり関係ないです。

    あの堅物のイメージがある森鴎外が、現代日

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    2012年04月07日
  • すべての美人は名探偵である

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    シリーズ物から、2人の美人主人公が主役の鯨ミステリ。
    途中途中にサービスシーンが多々盛り込まれ、おっさん気分で鼻の下を伸ばしてみる。
    歴史解釈は毎度、完成度が違うようだが、今作は中位かと。
    結構なドタバタぶりで、気楽に読める。

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    2012年03月23日
  • タイムスリップ戦国時代

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    全くの偶然なんだが、織田信長あたりの戦国ものを本書を含めて3作品。ほとんど続けて同時並行的に読むことになってしまった。
    といっても本書は全く荒唐無稽、ハチャメチャのタイムスリップ物語第5弾。

    それにしても明智光秀の役回りが三者三様だったのが面白い。


    (2012/2/6)

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    2012年02月17日
  • ニライカナイの語り部 作家六波羅一輝の推理

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    ネタバレ

    六波羅一輝シリーズ2作目。今回の舞台は沖縄。

    もともと期待していた民俗学的薀蓄が前作より多く散りばめられていた点は良かった。しかしながら前作でみなみの暴走が結構鼻についたのが、今回は一輝の恋愛のウブさが妙に鼻についたのは、読み手の好みの問題か。自動筆記は今回ももちろん登場するが、うーん、やっぱり反則技としか思えない、、、。シリーズ続編を読み続けたい、、、とは思えなかったorz

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    2012年02月05日
  • 小樽・カムイの鎮魂歌 作家六波羅一輝の推理

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    シリーズ第3作に続けて読破

    まあ、2時間ドラマそのものって云うのは変わらず

    すぐ忘れそう・・・

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    2011年12月27日
  • タイムスリップ戦国時代

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    ネタバレ

    戦国時代が好きな私ではあるが、北条早雲の章までは許せるものの、あとは既に何でもありでハチャメチャであった。
    シリーズものになっているらしいが、たぶん再び手に取ることはないであろう。

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    2011年12月25日
  • タイムスリップ明治維新

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    読み始めて、再読だったな・・と気づきました。
    が、さらっと読めるし、江戸末期という時代・登場人物も面白かったので一気に読みました。

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    2011年12月14日
  • 浦島太郎の真相~恐ろしい八つの昔話~

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    短編集なので、通勤中等で読み終えました。
    お伽話を切り口にして、事件に結びつけるというパターンなので、推理ものだと思って読むとちょっと物足りない感じがするかも・・・
    私はそうでした(⌒-⌒; )

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    2011年11月24日
  • 浦島太郎の真相~恐ろしい八つの昔話~

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    変なマスターがいるバーで繰り広げられるおじさんたちの
    昔話・・・ちょっと今回は昔過ぎて付いていけなかった(汗)

    心のアリバイをテーマにした謎解き。
    心だけに、ほんとにそれが正解なのかわかんないところが
    前回よりマイナスポイントだったな、私には。

    日本の昔話にもこんな裏があったんだと、ちょっと賢くなりました。

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    2011年11月16日
  • 九つの殺人メルヘン

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    厄年トリオ+お酒に滅法強い桜川さんのシリーズ1作目。3作目からさかのぼって読んだのだが、トリック解明・アリバイ崩しについては最新作になればなるほどこなれている印象。
    という結論で、1作目である本作が一番評価としては低くなるかと思いきや、最後に意外なことが。読み進めても、まさかそんな、と思っていたが、あらあらまあまあ。
    2作目以降でも1作目のラストについては触れていないので、どの作品から読んでも楽しめる。

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    2011年11月11日
  • 九つの殺人メルヘン

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    この本の中で、トリックが名探偵コナンとかぶるのが二話あるんだけど・・・
    偶然なのかなぁ~

    それはさておき、今回の推理前おしゃべりは、ちょっと年代的にわからないことが多くて残念だったなぁ。あと9話がこんなことになる必要性があったのかな~と意外でした。

    けど軽い気持ちでくすっと笑いながら読めるので☆3つです。

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    2011年11月08日
  • ニライカナイの語り部 作家六波羅一輝の推理

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    文章が「若者向け」っぽい感じがする。
    章の切れ方が連載ものっぽい引っぱり方で、
    例えば初出が「中学○年生」みたいな月刊誌に
    連載かな...とも思える。違うみたいだが。

    軽く健康的なお色気シーンがあったり、
    主人公の恋心が中学生みたいだし、
    最期の謎解きはけっこう強引で、
    全体的に赤川次郎テイストか。

    が、随所に鯨氏らしい独特の歴史解釈と
    うんちくがちりばめられており、
    楽しく読める感じではある(^ ^

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    2011年10月12日
  • 九つの殺人メルヘン

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    とても楽しみにしていた鯨作品連作集。

    会話中心のアップテンポなストーリー展開は非常に読みやすく楽しい。アトランティスの感覚そのままだ。いい感じ。

    寓話に絡めた統一的・規則的なストーリー展開や最終話のあっと驚くエンディングなど、緻密・こだわりが感じられるいい作品であることは確か。

    しかし、飽きる。

    すっきりと納得できる結末があまり無いだけに飽きる。ドリルをやってからすぐに解答をみるような味気ない感じ。5分間ミステリーの感じかな。次に期待しよう!

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    2011年09月03日
  • ミステリアス学園

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    まさしくミステリーの入門書。
    作家ごとの解説や代表作など、今後ミステリーを読むときの参考にするのにちょうどいいかな。
    ミステリー好きな人には、好きな作家についての話を読んで「そうだよね~。」とか「あの人の代表作はあれだろう!」とか自分の意見と照らし合わせて読むと面白いかも。

    こういうレビューを書くと、ミステリーの解説本だと思われそうだけど、ちゃんとした推理小説です(笑)

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    2011年08月09日
  • マグレと紅白歌合戦 間暮警部の事件簿3

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    日本に連綿と続く見立て殺人の文化
    これをことごとく暴いてきたマグレ警部
    いま、宿敵のブラックローレライの正体が
    なんと・・・長年に渡りコンビを組んでいた


    ・・・・


    書いちゃいけないね

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    2011年08月04日
  • 小樽・カムイの鎮魂歌 作家六波羅一輝の推理

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    ネタバレ

     なんと、今回は面白く読めた。
    展開が強引だし、今までと同様、最後のところ言い訳がましく、帳尻をあわせてくるような記述が不自然なんだけども。
    2時間ドラマと割り切っていたからかもしれないし、北海道やアイヌに先入観がないからかもしれない。
    一輝がだんだんトラさん(または光彦さん?)になってきている。。。
    今度のマドンナは誰!?って感じ。そこも2ドラっぽい。
    もっと一輝が危険な目にあったりすると盛り上がるんだろうけどねー。

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    2011年07月07日
  • 白骨の語り部 作家六波羅一輝の推理

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    久しぶりのミステリー。遠野物語に沿うような事件。
    山奥の旧家が舞台。
    設定は揃っているんだけど、どうも盛り上がりに欠けた。
    途中で話が読めて来てしまったのも残念!

    嫌がる娘にモト彼が迫ったのは、いつだったのかな、とか。
    婚約したのはいつだったのかな、とか。漠然とした疑問が残る。

    シリーズ化しているらしいので、とりあえず、次を読むことにする。

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    2011年05月28日
  • すべての美人は名探偵である

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    20110522
    まさに、美人たちが名探偵。
    男性陣はタジタジです。
    早乙女さんの颯爽とした登場、かっこよかった。
    でももっと美人が出てもよかったー
    あと、主人公の三宅亮太のキャラが薄すぎるなー。てか、まともなんだ。変キャラだと面白かったのに。
    桜川さんの話、読んでなかったみたいなので、今度読もう。
    おかしーなー

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    2011年05月23日
  • すべての美人は名探偵である

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     題名に惹かれて手に取ったのだが、全ての美女というのは作者のオールスターということだったのかと理解。こういう趣向の作品はどれくらい作者の本を読み込んでいるかで、評価が変わるのだが・・・好きな作家なので少し甘めでこれくらいの評価か。いつも以上にちょっと話に無理があるような。歴史の新説と童話の新解釈という話にミスコンと新興宗教を一緒にするのはさすがにという感想。読んでる時は面白かったけどね。

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    2011年04月30日
  • 浦島太郎の真相~恐ろしい八つの昔話~

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    ネタバレ

    こじつけと言ってしまえばそれまでだが、問題提起にたどりつくまでの会話と奇想天外な推理方法が魅力的。こういう他で読むことができないミステリーは貴重だと思う。好みは分かれるところであるが。ただ最後の方ではワンパターンに飽きてきてしまったのでこの評価にとどめた。かちかち山の新しい解釈が一番印象に残った。

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    2011年04月01日