狂おしい夜

狂おしい夜

小説・文芸
770円 (税込)

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目が覚めると、そこは病院で、母と名乗る女性がいた。しかし、何も憶えていない。自分の名前すらも……。帰宅途中に襲われて記憶を失ったらしい。母は彼女が非嫡出子で、病気で余命少ない実父、腹違いの弟妹がいることを教える。戸惑う私の前に、次々と恋人を名乗る男たちが現れた。その最中、実父が亡くなり、莫大な遺産を相続することに……。傑作サスペンス。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    狂おしい夜
  • タイトルID
    :
    313455
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年05月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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    Posted by ブクログ

    暴漢に襲われ、記憶を失った女性に
    次々と「恋人」や「夫」と名乗る男が現れる。
    さらに、主人公を婚外子として認知した大金持ちの、
    遺産相続も絡んできな臭い話が展開していく...

    という粗筋だが、何というか...赤川次郎ばりに
    次から次へと「これでもか」と事件が起きる
    「怒濤の展開」(^ ^;

    これを鯨氏独特の文体で書かれると、
    何とも不思議な魅力のある作品に仕上がる。

    鯨氏の書く本は、誤解を恐れずに言うと
    「粗筋を読んでる」っぽい印象を受ける。

    登場人物のセリフがとてもあっさりしていて、
    心象の補足や、時にツッコミを地の文で入れる、
    という文体がそういう印象を与えるのだろうか。

    セリフがあっさりしているので、
    登場人物によって微妙な口調や口癖の使い分けもなく、
    ある意味「リアリティがない」とも言えるか。
    情景描写も「デジタルな」印象で、
    繊細な目線や細かい季節感などはあまり感じない。

    これだけ書くと「悪口」みたいに見えるかもだが、
    この粗筋っぽさは「とても映像化しやすい」
    とも言える気がする。
    実際に鯨作品はよくテレビドラマ化されてるようだし(^ ^

    本として読んでいるときも、あっさりしている分
    「読者が勝手に登場人物や舞台を想像できる」余地がある。
    「文学として完結いて感動できる」というより、
    「読者のイマジネーションを刺激する」読書体験。

    これはこれで中々の快感だと思います(^ ^

    で、この作品も、「怒濤の展開」で盛り上がると
    「ここでコマーシャルだな」みたいに、
    いつのまにか脳内で勝手に「二時間ドラマ化」して
    読んでいる自分に気づいたりする(^ ^

    最後の最後がちょっと強引で、無理繰りまとめた、
    という感じがしなくもないので、★三つ(^ ^;

    例によってミステリなので、あまり細かく内容を書けず。
    あしからず(^ ^;

    0
    2015年06月18日

狂おしい夜 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    狂おしい夜
  • タイトルID
    :
    313455
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年05月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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