鯨統一郎のレビュー一覧

  • 九つの殺人メルヘン

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    メルヘン童話の新解釈になぞらえ、殺人事件のアリバイを崩す短編集。あの童話でこんな解釈が出来るのかと、純粋に感心しました。それと良かったのは、事件の推理前にある厄年トリオの掛け合いです。ほとんど昭和に流行っていたものについて話しているのですか、なぜか平成生まれの自分でも楽しめました(笑)

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    2010年08月19日
  • ミステリアス学園

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    連作短編集。登場人物たちのミステリ講義がためになって面白い。連作短編の方にも、大きな仕掛けがあります。最後にはその仕掛けに笑ってしまいました(笑)

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    2010年08月17日
  • ファンタジスタはどこにいる?

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    サッカー×ミステリーのオビにひかれました。
    おもしろかったですが、途中で犯人が分かってしまいました…

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    2010年08月12日
  • ミステリアス学園

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    ミステリ、本格ミステリの定義。密室談義、アリバイ談義、ダイイングメッセージ談義。色々楽しめた。

    作中に紹介されていた本はチェックしようかと思う。

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    2010年08月06日
  • マグレと都市伝説 間暮警部の事件簿2

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    これはなんなんですか?
    小説だしミステリーだし、何もおかしいことはないのに…
    でもなぜか引き込まれる。

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    2010年07月03日
  • 「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿

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    歌で事件解決をする警部さんのお話?
    歌を探してくる間暮警部もすごいけど、
    私はひかるさんが一番すごいと思います。

    なにより毎回同じ受け答えなのに笑えるところがいい。

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    2010年06月27日
  • ミステリアス学園

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    推理小説は松本清張の『砂の器』しか読んだことのない新入生・湾田乱人(ワンダランド)。彼が入部したミス研のメンバーは、生粋のミステリマニアばかり。
    「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」…本格ミステリの定番を論議していく中、その見立て通りの殺人事件が発生する。前代未聞の犯人の正体とは?


    ※作中のネタバレに抵触してます^^未読な方はご注意下さい〜


    本格推理小説の歴史とベタ設定を、生真面目だったり半ば自虐的だったりな感じで論議してるのが本当におかしい^^
    意外と知らないミステリィ基礎知識とか鉄板ミステリィとか巻末のマップとか、もうこれファンにはたまらんですよ(^p^)ごちそーさん

    あ、でもどうせ

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    2010年06月25日
  • ニライカナイの語り部 作家六波羅一輝の推理

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    沖縄の地名って難しい…
    売れない推理作家・六波羅一輝と編集者・北村みなみが再び殺人事件に巻き込まれる。
    ちょっと頼りない一輝だが、謎解きは見事。

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    2010年03月04日
  • ニライカナイの語り部 作家六波羅一輝の推理

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    2010/1/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/9/3〜9/5

    六波羅一輝シリーズ第二弾は,沖縄へ。前回の遠野取材を作品化しないまま,次の取材旅行は沖縄沖縄。ニライカナイ伝説をベースにいつもの展開。シリーズものはこうでなきゃ,という安心感。11月に沖縄に行かないといけないので,舞台となった喜屋武岬にでも行ってみるかな。
     確かこのシリーズは土曜ワイド劇場でドラマ化されていたと思うが,旅,地域の伝承,ミステリとまさに2時間ドラマにうってつけの素材。鯨さんは最初から狙ったのか?

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    2013年09月05日
  • タイムスリップ明治維新

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    ラジオドラマを聞いてこっちも読みだした。内容がまったく違って驚いた。でもこっちも好き。
    ぶっ飛び系の話は読んでて楽だ。

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    2010年01月15日
  • 白骨の語り部 作家六波羅一輝の推理

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    売れない作家が編集者とともに、取材先で巻き込まれた事件を解決する。
    山奥の村が舞台と言うのがいい。

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    2009年12月04日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

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    萩原朔太郎、室生犀星、北原白秋、山村暮鳥などなど、
    文壇メンバー総動員でミニ事件を解決していく推理小説。
    室生君の朔太郎へのツッコミがとてもさえています。
    この本の暮鳥は私の暮鳥イメージと一致しすぎて怖い…!
    推理を楽しむというよりは、文士や偉人の登場や会話を
    楽しみながら読みました。

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    2009年11月23日
  • 白骨の語り部 作家六波羅一輝の推理

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    2009/10/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/2/5〜2/6

    作家、六波羅一輝シリーズの一作目。遠野の大地主の次女、有希子が白骨遺体として発見される。しかし、有希子は前日まで家族とともに過ごしていた。取材旅行に来ていた一輝と担当編集者のみなみであったが、次なる犠牲者が。
    鯨氏にしては、おちゃらけ度の少ない正統派謎解き。土曜ワイド劇場でドラマ化されているのは知っていたが、こんな正統派だったとは。シリーズ続編が楽しみである。

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    2013年02月06日
  • タイムスリップ明治維新

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    渋谷の女子高生・麓うららは、友達の七海にそっくりな男に風呂場で襲われた。
    意識を失い目覚めたのは、幕末の江戸時代。
    麻布にある長州藩の長屋の一室で目覚めたうららは、目の前の男に裸で倒れてるところを助けられた。
    男の名前は、桂小五郎!
    そして、実在しないとされていた森の石松に部屋から連れだされる。
    彼は25年後の未来からある者を捕まえるためにタイムスリップして来たという。
    そして、歪められた歴史を正しく進めないと現代に帰れないと教えてくれた。
    未来から来た悪者は、小栗上野介を殺害し小栗名乗り歴史を変えようと動き出す。

    幕末の桂小五郎・坂本竜馬・西郷隆盛・勝海舟・・・などなどと会

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    2009年10月12日
  • 九つの殺人メルヘン

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    メルヘン的殺人事件解釈with日本酒&つまみ(エ

    3人の42歳の男性と20歳を迎えたばかりの美女との
    謎解きがひそかに行われる日本酒バーでの物語り

    読み終えたときの4人とのお別れはちょっとだけ切ない。

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    2009年10月07日
  • タイムスリップ釈迦如来

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    タイムスリップシリーズ第3弾。このシリーズ読めば読むほどハマります(笑)今友だちに布教中。

    主人公が古代インドにタイムスリップしてしまうのですが、ブッダがオカマという笑える設定で、あの手この手で布教する様が面白いです。替え歌サイコー(笑)

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    2009年10月04日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

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    崖から転落死したはずの兄から連続して届く、謎の手紙。明子はマンドリン教室の仲間である萩原朔太郎に相談を持ちかけるが…。「真実は、論理を超えたインスピレーションの中に隠れているもの」と豪語する朔太郎が挑む、七つの不可能犯罪。

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    実在の萩原朔太郎という詩人の実際の詩をモチーフに,物語を作り上げていく。
    解決の仕方もとても面白い。

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    2009年10月04日
  • タイムスリップ森鴎外

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    鯨さんの作品は好きなのが多いです。
    とんでもない発想をちゃんとつじつま合わせてミステリーにしちゃうところがすごい!といつも感心。
    リアリティーがないとか、けしからん!とか堅いこと抜きに、軽いノリを楽しみましょう♪

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    2009年10月07日
  • ミステリアス学園

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    ミスミス研。ミステリアス学園のミステリー研究会の略。
    そのミスミス研に二人の1年生が入って来た。主人公の湾田乱人(わんだらんど)と薔薇小路亜矢花。ミスミス研では、ミステリーの定義に関して話し合われていた。議論が白熱しすぎ暴力事件が・・・。そして、殴られた先輩の家には、殴った先輩の死体が押入れから発見された。主人公の湾田は、その謎を解き明かすのだが・・・。

    ミステリー小説の定義をするミステリー小説の短編連作です。ま〜ミステリーの中にミステリーの入門書が入った感じですかね?物語自体は、サクサク進みます各章の題名は、「本格ミステリの定義」「トリック」「嵐の山荘」「密室講義」「アリバイ講義」「ダ

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    2009年10月07日
  • KAIKETSU! 赤頭巾侍

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    2009/1/10 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2011/12/8〜12/10
    親の敵討ちを狙いながら、悪人どもを成敗する正義の赤頭巾侍としても活躍する久留里一太郎を主人公とする連作ユーモア時代ミステリ。毎回同じような展開ではあるが、定型の良さ、つまり水戸黄門的安心感がある。こういう作品は徹底的に楽しめば良いのだ。最後に旅立ってしまったが、続編は無いのであろうか。

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    2011年12月10日