鯨統一郎のレビュー一覧

  • タイムスリップ釈迦如来

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    ほんてにトンデモでした!笑
    ダイビングの先生と女子高生が釈迦の時代にタイムスリップしちゃうんですが、いろんな有名人があんなかたちやそんなかたちで共演しまくりですごく楽しかったです。だってブッダがオカマちゃんなんだぜ…。老子がぴちぴち女子なんだぜ…。
    私は仏教高校出なのでにやにや倍増で読めました。
    知恵バトル勃発です。最後のサンバにド肝ぬかれます!

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    2009年10月04日
  • ふたりのシンデレラ

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    殺され方からして、
    ある程度の予測はしていたのですが、それにしてもそんな終わり方とは。
    推理小説としては反則な気もしますが、
    発想としてはおもしろいと思います。

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    2009年10月04日
  • 九つの殺人メルヘン

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    『メルヘン』と題名に付く通り、事件を童話の話に見立てて解決していきます。
    登場人物は、男3人女1人だけ。
    その内の1人が事件内容を語って、女が童話の話をしながら解決していきます。

    童話の話や解説なんかもちょっと面白いです。
    何よりびっくりなのは、最後の話でしょうか?
    言われてみれば変だな、と読み終わってみたら納得する事がたくさんです。

    小さな所が最後の話に続いているので
    かなり気をつけて読むと面白いかも? ですw

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    2009年10月07日
  • まんだら探偵 空海 いろは歌に暗号

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    2008/7/29 ジュンク堂書店住吉シーア店にて購入
    2011/9/17〜9/21

    空海が探偵を務める室町シリーズ。
    いろは歌に秘められた暗号については、いくつか作品があるが、鯨氏はそこに「薬子の変」の謎が隠されている、という設定で、空海を探偵としその謎を探らせる。
     いやいや、いつもながら、よくもまあ、こんなことを思いつくものだ。今回はストーリー中にも小さな謎が散りばめられていて、歴史のifだけでなく、パズラーとしても楽しめた。

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    2011年09月21日
  • タイムスリップ明治維新

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    エンタメ小説嫌いなのにこれはメチャクチャ面白かった。
    歴史が好きだからかな?笑
    とにかく面白い!

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    2009年10月04日
  • 月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿

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    題名からもうすでにおもしろいんです。いやあおもしろいです。朔太郎主人公、名探偵。当時の人々がたくさんでてきてコミカル。話ごとに、朔太郎の詩がついてるのがおもしろい

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    2009年10月04日
  • ミステリアス学園

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    ミステリアス学園ミステリ研究会。通称ミスミス研が舞台。ミステリ初心者の湾田が他の部員たちに助けられながら、数々の謎の真相に迫ります。
    湾田のために行われる、ミステリ講義は必読!!ミステリの歴史から定義までイロイロ教えてくれます。

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    2009年10月04日
  • ミステリアス学園

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2007/7/22~7/23。ミステリとは何か?を書きながら、鯨作品得意のパロディ満載。扉に書かれた「冒頭の一行で、内外名作ミステリすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは二行目からお読みください。」と人を食った一文から始まる鯨氏なりのミステリ論。東野圭吾氏の「名探偵」シリーズとはまたちがった取り扱い。内外のミステリの歴史やミステリファンの性癖まで書かれていて、楽しめた。

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    2010年03月24日
  • タイムスリップ明治維新

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    今作はなんとうらら自身が幕末の江戸へとタイムスリップしてしまいます。同じシリーズでも前作とは少し違った感じで楽しめました。

    日本史が苦手なので読むか否か、最初は相当迷いましたが、いざ読み出すとこれが止まらず一気読み。色々と面白い場面があるのだけれど、中でも坂本竜馬を「坂本ちゃん」と呼び、竜馬本人に現代から持って来た司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読ませるうららが最高でした。

    うららがタイムスリップしたのは歪められた歴史の方ですが、史実もきっちりと、しかも分かりやすく書かれていたので良かったです。幕末にちょっと興味が芽生えました。単品でも楽しめる作品だとは思いますが、より一層楽しみたい方には「タ

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    2010年02月07日
  • ふたりのシンデレラ

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    2007/6/10〜6/11。一人8役を演じるヒロインをめぐる劇団内での争いに端をはっする殺人劇。ううむ、すごい伏線の張り方だ。

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    2010年03月03日
  • 北京原人の日

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    相変わらず大きなスケールのトンデモ新解釈です。北京原人の化石消失と山下将軍の秘宝と下山事件。この三つの怪事件が複雑に絡み合って…と、とてもじゃないけど、こんな発想は出来ません。でも突拍子もない発想なんだけれど、もしかして有り得るかも…と思わせるところは、いつもながらさすがですね、鯨氏。

    様々な歴史的事件が絡んできますが、歴史に詳しくなくても大丈夫。主人公の達也が歴史にさほど詳しくなく、その辺りはさゆりがレクチャーしてくれるので、達也と一緒に勉強しながら読み進めることが出来ます。私も歴史は苦手ですが楽しめましたし。もちろん、歴史に詳しい方が読んでも十分に楽しめる作品だと思います。

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    2010年02月07日
  • CANDY

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    くんだらねーぶふーと笑った。嫌いじゃないです、この人のお話。30分くらいでよめるから、ネガティブになったときにちゃちゃっと。

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    2009年10月07日
  • 「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿

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    軽やかに事件を解決するマグレ警部だけれど、その推理は“こじつけ”と言っても過言では無いでしょう。そして、マグレ警部が披露する超能力・超常現象に対する数々の薀蓄。まさに鯨ワールド炸裂といった感じです。正統派ミステリがお好きな方にはオススメ出来ない…かも。私は好きですけど。

    しかし、主人公の小林くんよりマグレ警部の方が断然、目立ってますね(笑)どの短編も70年代にヒットした歌謡曲に「見立て」て行われた殺人事件。出て来る曲は、にしきのあきらの「空に太陽がある限り」や沢田研二の「勝手にしやがれ」、ピンクレディーの「UFO」などなど。誰でも一度は聞いたことがあるであろう曲ばかりなので楽しめると思います

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    2010年02月06日
  • 九つの殺人メルヘン

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    刑事の工藤さんと犯罪心理学者の山内さん、そして雑学王のマスター。この三人の会話が面白いです。特にマスターの言葉と工藤さんの心中ツッコミが笑わせてくれます。この三人と同年代の方ならすごく楽しめるのかも。

    グリム童話に対する解釈と事件の真相、どちらも楽しめました。一粒で二度美味しい、といった感じです。バーで出て来る料理も美味しそう!日本酒についても色々と詳しく書かれていて、日本酒が飲めない私にも知識がつきましたし、勉強になりました。

    でもこれ、是非シリーズ化して欲しいと思ったのですが、思わぬ展開の九話目に驚きました。読み終わってからしばらくポカーン。

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    2010年02月06日
  • タイムスリップ明治維新

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/11/13~11/15

    タイムスリップ森鴎外ででてきた麓うららが今度は江戸末期にタイムスリップしてしまい、元の世界に戻ろうと奮闘する話。歴史の支流から本流に戻るため、勝海舟、森の石松、坂本龍馬、桂小五郎、岩倉具視、西郷隆盛らと交わりながら、結果的には明治維新の黒幕的働きをしてしまう。しかし、よくこんなこと考え付くなぁ。

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    2009年11月15日
  • 九つの殺人メルヘン

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    連作短篇集。題にあるように9篇あります。そこそこ面白かったです。でも『邪馬台国〜』とかに比べるとテンポがいまいちであまり堪能できませんでした。解説を読むと九つの短篇にはそれぞれ意味があるらしいんだけど・・・ちょっと僕には難しかったのかな?

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    2009年10月07日
  • 北京原人の日

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    歴史上失われた北京原人の化石のありかを独得な感性で探す歴史ミステリ。「邪馬台国はどこですか?」のテイストを長編に持ってきた感じ。この作者はこの路線が一番面白い。

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    2009年10月04日
  • タイムスリップ森鴎外

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    現代にタイムスリップしてしまった鴎外の順応の仕方が凄い。読んでいてとても楽しい小説です。以前「9つの殺人メルヘン」も読みましたが、視点が面白い作家さんだと思います。

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    2009年10月04日
  • とんち探偵・一休さん 金閣寺に密室

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    これもまた作者を見くびったらどんでん返しくらった一冊。ミステリを甘く見てはいかんね。一休さんは誰もが知ってる頭のいいお坊さん。だったら探偵役にはぴったりだけど、その時代をミステリにするのは難しいと思うわけですよ。史実に忠実じゃなければいけないし、それだけだとつまらないし。いい感じのバランスで面白い。歴史物をあまり読まない僕にとっては、謎が深刻になる中盤までがきつかったけど、あとは一気に読めました。

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    2009年10月04日
  • とんち探偵・一休さん 謎解き道中

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    二巻を買ってしまった。どうもこの短編集は、その前に長編の物語があったようなのだ。が、おもしろそうだったのでつい読んでしまった。いくつか前編にからんでいそうな記述があったので、やはり一巻から読んだ方がいいけれど、それ込みでも面白かった。◆一休さんといえば「とんち」である。なのでこの物語は、とんちを解き、かつ事件も解決するという二段構えのおもしろミステリになっている。そして全編を通した隠された謎も最後に解けるという小気味よい終わり方。痛快な読後感はイコール幸福感である。

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    2009年10月04日