ミステリアス学園

ミステリアス学園

605円 (税込)

3pt

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。ミステリは松本清張(まつもとせいちょう)の『砂の器』しか読んだことがない、新入部員・湾田乱人(わんだらんど)が巻き込まれる怪事件の数々。なぜか人が死んでいく。「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」……。仲間からのミステリ講義で知識を得て、湾田が辿り着く前代未聞の結末とは!? この一冊で本格ミステリがよくわかる――鯨流超絶ミステリ!

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ミステリアス学園 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年06月11日

    冒頭、主人公が読んだ唯一のミステリが『砂の器』ってところでガッツリ掴まれる(笑)。予備知識なく普通のミステリかと思って読み始めたところ、ミステリ史をおさらいできるし、最後まで凝った構造になっていて、思いがけず嬉しい誤算。

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    Posted by ブクログ 2018年09月01日

    『「傑作といえば、有栖川有栖の『双頭の悪魔』」

    「ああ、いいですね。論理の緻密さでは最高峰じゃないかしら」

    「都筑道夫が唱えた“トリックよりもロジック”論を具現したミステリだな」

    「なんですか?トリックよりもロジックって」

    「本格ミステリ作家の都筑道夫が『黄色い部屋はいかに改装されたか?』と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月13日

    結末に「え?」 こういうオチは初めてだったので、面白いとは思ったけれど、ミステリーとしては有りなのだろうか。

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    Posted by ブクログ 2013年02月02日

    面白かったです、私には。
    と、書くと湾田くんにはツッコまれるかもしれません(亜矢花さんかな?)

    それでも、確かに最後がちょっと拍子抜けやと感じました。内容は面白かったので、書き方が合わないのかなと思いましたが、あれはあれでいいのかもしれません。地文が少なくなって、余白が多くなったからかな?

    でも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月11日

    ミステリアス学園ミステリー研究会のメンバが巻き込まれる殺人事件を綴った短編連作。どんどん先に進むごとに前の話の真実が明らかになっていって…という形式は折原一の天井裏の散歩者を思い出した。あれちっとも面白くなかったけど。そしてこの本もストーリーだけで言ったら全然面白くないけど。
    面白かったのはミステリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月19日

    ミステリーについて深く知りたい人に分かりやすく物語調で教えてくれる一冊です。

    次に何を読もうか迷ったらこの本を読み返そうと思います。

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    Posted by ブクログ 2010年08月24日

    ミステリー初心者から、どっぷり浸かった方まで、楽しく学べるミステリー教本。

    としても楽しめる連作メタミステリー。

    と捉えて良いのか?ミステリアスなカタルシス。


    気になった方は袋とじを破らず、レジに直行だ!(注:本作に袋とじはありません。念のため。。。)

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    Posted by ブクログ 2010年08月17日

    連作短編集。登場人物たちのミステリ講義がためになって面白い。連作短編の方にも、大きな仕掛けがあります。最後にはその仕掛けに笑ってしまいました(笑)

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    Posted by ブクログ 2010年08月06日

    ミステリ、本格ミステリの定義。密室談義、アリバイ談義、ダイイングメッセージ談義。色々楽しめた。

    作中に紹介されていた本はチェックしようかと思う。

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    Posted by ブクログ 2010年06月25日

    推理小説は松本清張の『砂の器』しか読んだことのない新入生・湾田乱人(ワンダランド)。彼が入部したミス研のメンバーは、生粋のミステリマニアばかり。
    「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」…本格ミステリの定番を論議していく中、その見立て通りの殺人事件が発生する。前代未聞の犯人の正体とは?


    ※作中のネタバレ...続きを読む

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