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Posted by ブクログ
『「傑作といえば、有栖川有栖の『双頭の悪魔』」
「ああ、いいですね。論理の緻密さでは最高峰じゃないかしら」
「都筑道夫が唱えた“トリックよりもロジック”論を具現したミステリだな」
「なんですか?トリックよりもロジックって」
「本格ミステリ作家の都筑道夫が『黄色い部屋はいかに改装されたか?』という推理小説論の中で表明した考えだ。彼はミステリにトリックなど不要だ、ロジック、つまり、緻密な推理があればいいと極論している」
「それはまた大胆ですね」
「二階堂黎人は“ロジックよりもトリック”って言ってるけど」』
とにかくミステリ好きのためのミステリ。
竹本健治のミステリ史に残る名作『匣の中の失楽』のパロディであり、本格であり、アンチミステリであり、メタミステリ、青春ミステリ、ミステリ講義録、バカミス、ミステリ論とあらゆる要素を網羅した傑作。
こんなに面白い作品とは思ってなかった。
ものすごく感激した。
一通りミステリを読んだら、これを読むべき!
法月綸太郎、有栖川有栖、氷川透、芦辺拓、綾辻行人、二階堂黎人、島田荘司、小森健太朗、笠井潔、森博嗣、麻耶雄嵩、浦賀和宏、貫井徳郎、高田崇史、あたりはマスト。
法月綸太郎をミステリ度と論理度の極致としているところがまた素晴らしい。
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