鯨統一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バー・ミステリシリーズも終わりが近いとのこと。
読み残している本書に気付き、本屋に注文。
バーの店主と常連2人のヤクドシトリオのしょうもない会話が中心だし、本書はオペラにこじつけてに5つの未解決事件の解明だから、間違っても本格ミステリーのはずがない。
マスターの出鱈目ぶりはあまり気にならなかった。慣れたのか??
撲殺、毒殺、刺殺、悩殺、絞殺と殺し方(?)が違うんのも、鯨さんの自分シバリかな。
昭和歌謡の話題が多かったけど、もっとオジサンギャグやショウも無さが欲しいかな。
ピンカートンの犯行説は面白かった。説得力あると思う。
オペラなんだからワーグナーモノも欲しかったかな。 -
Posted by ブクログ
文豪たちの怪しい宴
邪馬台国のスリーリバー、歴史はバーでつくられるのミサキが話題にゆかりの酒とツマミを用意して、文学談義をエンジョイするというストーリー。鯨本の突拍子なさが楽しいところだが、そんなに突拍子なくもないのが、ちょっと寂しいところだが、短くてちょっと昼飯時にながら読みするのに良い感じだった。
自分の考えと、同じ路線か違う路線かとかはともかく、一つの文学の楽しみ方だと思う。
時代は変わるよどこまでも〜〜。
川端康成〜雪国にかける橋
田山花袋〜欲望という名の蒲団
梶井基次郎〜時計仕掛けのレモン
三島由紀夫〜金閣寺は燃えているか?
田山花袋の『蒲団』をラノベの先駆としているのが面白かった。さらに各有名文学作品をラノベ風タイトルでクイズにするところとか、そのままゲームに出来そう。あと、
p70
”「上方で使われていた掛け布団が関東に普及したのは江戸も後期になってからだ。『蒲団』で描かれた明治時代の後期にも関東では掻巻が残っていたんだろうね。」”
私の故郷(関西)では掻巻というのはない。実際文献などでは知っていたが、実際使われているものだという認識はなかった。新潟に越してきて、普通に寝具コーナーで今も売られているのを教えてもらい、それは是非とも使わねば!と、嬉々として購入した。以来、愛用している。今では掻巻ファンとなり、色々なマテリアルの掻巻を3種類使い分けている。本書では明治の後期にも関東では残っているなどというセリフが見られるが、令和の現在でも、関東にちゃんと残っているのを声を大にして言いたい。
というわけで、レビュー的には金閣寺に関係ないことばっかり書きました(笑)。