鯨統一郎のレビュー一覧
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軽やかに事件を解決するマグレ警部だけれど、その推理は“こじつけ”と言っても過言では無いでしょう。そして、マグレ警部が披露する超能力・超常現象に対する数々の薀蓄。まさに鯨ワールド炸裂といった感じです。正統派ミステリがお好きな方にはオススメ出来ない…かも。私は好きですけど。
しかし、主人公の小林くんよ...続きを読むPosted by ブクログ -
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/11/13~11/15
タイムスリップ森鴎外ででてきた麓うららが今度は江戸末期にタイムスリップしてしまい、元の世界に戻ろうと奮闘する話。歴史の支流から本流に戻るため、勝海舟、森の石松、坂本龍馬、桂小五郎、岩倉具視、西郷隆盛らと交わりながら、結果的には明...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史上失われた北京原人の化石のありかを独得な感性で探す歴史ミステリ。「邪馬台国はどこですか?」のテイストを長編に持ってきた感じ。この作者はこの路線が一番面白い。Posted by ブクログ
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現代にタイムスリップしてしまった鴎外の順応の仕方が凄い。読んでいてとても楽しい小説です。以前「9つの殺人メルヘン」も読みましたが、視点が面白い作家さんだと思います。Posted by ブクログ
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これもまた作者を見くびったらどんでん返しくらった一冊。ミステリを甘く見てはいかんね。一休さんは誰もが知ってる頭のいいお坊さん。だったら探偵役にはぴったりだけど、その時代をミステリにするのは難しいと思うわけですよ。史実に忠実じゃなければいけないし、それだけだとつまらないし。いい感じのバランスで面白い。...続きを読むPosted by ブクログ
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二巻を買ってしまった。どうもこの短編集は、その前に長編の物語があったようなのだ。が、おもしろそうだったのでつい読んでしまった。いくつか前編にからんでいそうな記述があったので、やはり一巻から読んだ方がいいけれど、それ込みでも面白かった。◆一休さんといえば「とんち」である。なのでこの物語は、とんちを解き...続きを読むPosted by ブクログ
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北京原人の化石が第二次世界大戦のさなか消失してしまった実話(北京原人の化石に関してこういうことがあったとは知りませんでした)をベースに、荒唐無稽というか突拍子もない仮説で、いかにもありそうなお話として謎解きしてくれる、鯨ミステリー真骨頂ものでした。
2006/3/8Posted by ブクログ -
再読。
90年代の本なので仕方ないんですかね。
登場人物の一人も静香の口撃が酷いなと思いました。
聖徳太子とキリストの話が面白かったです。
代表作の邪馬台国はちょっと眠くなった。Posted by ブクログ -
語り部となる主人公が結構上から目線でものを言っているのが気になった。自分が腰巾着のキャラが好きじゃないだけかもしれないが。
著者の邪馬台国~にも似たような構成だが、あちらはそんな嫌みに聞こえなかったのになんでだろう。
そもそも昔の出来事なんだからタイムマシンでもできない限り、ホントのところは分か...続きを読むPosted by ブクログ -
登録前
子どもの頃に読んだ桜川東子シリーズが面白すぎて期待をしすぎてしまった感が否めない。
面白いことは面白かったけど桜川東子シリーズを読んでしまうと個人的に星5までは付け難い。Posted by ブクログ -
セリフ多めな感じなのでスイスイ読める☆横浜を舞台に、なぜか佐藤さんばかりが殺される連続殺人事件が発生し、脅迫状を受け取った女性が解決を求めてたんぽぽ探偵社、略してタンタンを訪れる…ってお話。
平成時代なのでちょっと古いけど、押しかけ女房ならぬ押しかけ事務員のマリンが可愛い♡所長との漫才トークも良し☆...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史をほとんど知らない自分にとっては難しいところもあったが、宮田と静香の舌戦により気楽に楽しく読めた。毎回宮田に言い負かされる静香というテンプレに乗ってたため、人によっては退屈だったかもしれないですが…
ブッダ、明治維新、キリストの話は面白かったPosted by ブクログ